2016年5月17日 更新

冬至に縁起物【冬至粥(南瓜粥・小豆粥)】食べる理由は?

冬至に南瓜を食べたり、ゆず湯に入ったりというのはよく行われていることですよね。では、冬至に冬至粥(南瓜粥・小豆粥)を食べるのはなぜでしょうか。冬至とは何かから一つ一つ紹介していきたいと思います。ぜひ参考にしてみて下さい。

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そもそも冬至とは

そもそも冬至というのはどういう意味があるのか歴史的に見てみましょう。
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二十四節気の一つ「冬至」は毎年12月22日ごろ。陽(昼)が一番短い日で太陽の力が一番弱まった日ということになります。力が一番弱まった日ということは、この日を境に再び力が強まる(甦る)日であるともいえます。 中医学に「陰陽学説」という考えがあります。
冬至は「陰極まれば、陽が再び生じる」という状態。
これを「辛いことがあっても、この後に必ず良いことが巡ってくる。」と考え、「一陽来復の日」として尊ばれています。冬至は “今抱えている様々な問題もしばらくすれば好転する”という暗示かもしれませんね。
この説明によると、あまり良くないような良いようなよくわからない日になりますね。
陽の力が一番弱まるけれども、逆を言えばここから上り坂になる、ということですね。
では、そんな冬至は昔の人にとってどんな日だったのでしょうか。

冬至は不安な夜の一番長い日

冬至は私たちの理解では、夜の一番長い日、という程度ではないでしょうか。
上の説明も陰陽説でわかりにくいですね。
では、昔の人の生活は冬至の日にはどんなものだったのでしょうか。
冬至の日はいつ?柚子湯やカボチャを食べる由来や意味とは | 常の樹 (14218)

冬は植物が枯れ、動物は冬眠してしまうため、食料が手に入りにくくなります。更に日照時間が短いため生命の源である太陽の恵みを享受することが出来にくく、人々は生活の不安を感じていました。特に北半球では、冬至に対する不安は大きかったようです。そこで無病息災を祈るために、野菜の少ない季節に栄養を補給するためのかぼちゃを食べたり、その香りに邪を祓う霊力があると信じられている柚子のお風呂に入るなどして夜を越していたようです。
冬至は「とうじ」と読みますが、これを「湯治〔とうじ〕」とかけて生まれたのが柚子湯(柚子を入れたお風呂)です。柚自体にも意味があり、「融通〔ゆうずう〕が利きますように」という願いが込められているそうです。
とにかく冬は食べ物が少ない、というのが挙げられますね。
そうすると心身ともに弱まってきます。
そんな中で、力をつけようというのが陽の気が一番弱まる冬至なんですね。
ここを乗り切れば何とかなる、そんな気分だったのかもしれません。

冬至にかぼちゃを食べる理由

では、そんな冬至になぜかぼちゃなのでしょうか?
12月22日「冬至」。南瓜(なんきん)食べて運をつけよう!〜美味しい二十四節気〜 | クックパッドニュース (14219)

冬至は、一年でもっとも太陽の力が弱まる日ですが、以後は再び太陽の力が強くなる事から「一陽来復」と言って、この日を境に運が上向くとされていました。

そして、さらに運がよくなるようにと「ん」がつく物を食べていたのです。

これを「運盛り」と言うのですが、特に運盛りに食べられていたものは、れんこん、だいこん、にんじん、ぎんなん、きんかん、かんてん、うんどん(うどん)です。

これらは「ん」が2つ入る物として好んで食べられていたとされています。

では、かぼちゃはどうなのでしょう?

冬至と言えばかぼちゃを食べるというのが当たり前のように刷り込まれていますが、かぼちゃには「ん」が付いていません。

これは、かぼちゃは漢字で書くと「南瓜」となります。

すなわち、なんきん、で「ん」が2つ付いているのです。

さらにかぼちゃは本来は夏野菜です。

貯蔵が効くので冬まで美味しく食べられるのもそうですが、元は南方から渡ってきた野菜である事から、夏や南は陽の気を持つものとして一年でもっとも陰(太陽の力が弱い日)に陽を多く含む物を食べるという意味もあるそうです。
昔の話によくある語呂合わせ、というか言葉遊びが元のようですね。
しかし、かぼちゃが夏野菜であるとか、はたまたその黄色い色が太陽のように見えたなど色々言われます。
ただ、かぼちゃはご存知のように栄養価も豊富で、そのことを昔の人は経験的に知っていたのかもしれません。
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