2018年1月6日 更新

昔懐かしい私の親友と今の彼の奥さんのキューピッド話

この話は随分昔の話ですので、今の若い人にはピンとこないところがあるかもしれません。今から約25年前の話です。当時、私は親友よりも一足先に今の家内と結婚していました。私の親友であるPくんはとても心が綺麗で、絶対に嘘をつくことのない本当に信頼できるイイ男でした。

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だけど奥手で彼女がいない

本当に男が心底信頼できるいい奴なんです。なのですが、それがゆえにか今まで一度も女の子と付き合ったことが無いという、当時ではめずらしい純朴な奴でした。今では女の子と一度も付き合ったことがない男の子は珍しくないようですが、当時はナンパ全盛期だったのでこういう男は本当に珍しかったのです。実は私が一足先に家内と結婚できたのは彼のおかげでした。私は高校を卒業して田舎を離れ、約5年間都会で働いたのですが、人間関係に疲れて退職し田舎に帰ってきました。安い給料でアルバイトをこなして何とか食いつないでいたところ、今の家内と運命の出会いがありました。付き合い始めてから1年半くらいが経ち、そろそろ結婚を考えるようになり、今のような不安定な職ではとても結婚を許してもらえないだろうからかたい職業に変わろうと思うと彼に相談しました。彼は真剣に親身になって考えてくれて、今の会社に就職を斡旋してくれたのです。
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どうしたら恩返しができるだろう

おかげさまで私は家内と無事結婚できましたし、今ではその会社の管理職として今でも働いています。当時はゴルフがブームになりたての時代で、彼も私もたまにゴルフへ出かけるようになりました。その時、家内の友達(といってもそれほど仲のよかった友人ではなかったようですが)のT子ちゃんがゴルフを始めたという情報を得て、じゃぁ一緒に練習コースを回ろうかと誘いました。私の家内はゴルフに興味がなかったので、親友の彼と家内の友人と私の3人で回ることにしました。安い練習コースでしたが、ゴルフを始めたばかりの私たちにとっては難関コースでした。T子ちゃんはサバサバ(サッパリ)した性格で、誰とでも気軽に話ができる子だったので、女の子に奥手なPくんともすぐに意気投合し、楽しくコースを回ることができました。それを見て私は、「何とかしてPくんとT子ちゃんをカップルにしなければ!!」と固く決意しました。

さて、どうやって盛り上げる???

このチャンスを逃したらPくんは向こう5年間は女の子と出会う機会が無い(根拠はありませんが・・・)。ここでなんとしても恩返しをせねばと奮い立ちました。固く恩返しを誓った私ですが、さて、どうしたら2人を決定的にカップリングできるんだろう?とアイディアを日々練りました。とりあえず今回のゴルフで近づいた距離が離れないように、定期的に飲み会を開いたりして2人が逢う機会をつくって繋ぎました。そうこうしているうちに、クリスマスが近づいてきました。むむ、ここは何かしらgoodなイベントがあるはず・・・。当時私はある団体の青年婦人部の部長を受けていました。そこで今回のクリスマスイベントで、盛大なディスコパーティを開催することを企画しました。今の人わかりますか?ディスコって・・・。今で言うクラブに近いものだと思ってもらえば良いかな。ここで恩返し作戦の立案です。

ベタな演出だったけど

ディスコパーティで盛り上がっている途中、割り込みイベントで「本日偶然のお誕生日プレゼント」を発表。お誕生日の該当者はT子ちゃんです。もちろん本人にはパーティ開始直前に「パーティを盛り上げるためのサクライベントだから協力して」と頼んでおきます。さて、本番が始まりました。MCが「みなさん、本日偶然にもお誕生日の方がいらっしゃいます。みんなで祝福しましょう!!」と煽り立ててT子ちゃんを会場の中央に呼び入れます。BGMはもちろんスティビー・ワンダーのHAPPYBIRTHDAYです。そこへ花火付きの派手なケーキを持ってT子ちゃんの元に現れたのはPくんです。マイクはMCから私にバトンタッチ。「T子ちゃん、Pくん、おめでとう。これからもズ~っと2人でお幸せに~!!」と叫んで会場全員から割れんばかりの拍手と歓声。言葉ではうまく伝えられませんが、結構盛り上がってイイ感じに仕上げることができました。

その後どうなった?

その後PくんとT子ちゃんはめでたく結婚。
今では家も建てて可愛い娘さんと3人で仲良く暮らしています。
恩返しができてよかったです。
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