2017年11月29日 更新

作るのは大変だけれども、お正月はやっぱり用意したいおせち料理

お正月には当たり前のように食べていたおせち料理ですが、ライフスタイルの変化や核家族化の影響でおせち料理なしでお正月を迎える人も増えてきています。特に小家族の場合には作るのも大変という事情もありますが、それでも日本人なら食べたいと思うのがおせち料理です。

40 view お気に入り 0

おせち料理の由来とは

12月には忘年会やらクリスマスパーティーなどで食べる機会も多く、年末に反省しながらダイエットしないとと考えているとお正月のおせち料理です。お餅も食べなくてはいけませんし、雑煮も食べなくてはいけませんし、ダイエットを考えると今年はおせち料理は抜きにしようか、健康が一番だから神様も許して下さるだろうと考える人も多いでしょう。しかし、実はおせち料理には大切な意味があり、その由来を知る人はそれほど多くはありません。おせち料理とは、その由来は弥生時代にあるといわれ、当時の人々は自然の恵みや作物の収穫に感謝して「節句」として神様にお供えしていましたが、このお供え物で作った「節句料理」こそがおせち料理の由来といわれています。これが江戸時代になり、1年の節句で一番大切なお正月に神様をお迎えする料理としておせち料理と呼ばれるようになりました。
 (35244)

 (35298)

おせち料理には大切な意味がある

神社でお願いごとをする際には、正装でお供え物をして正式参拝をしますが、このお供え物と同じような役割をしているのが正月のおせち料理ということになるのをご存知でしょうか。つまり、お正月に自宅にお迎えする神様にお供えして、その後に料理としていただくのがおせち料理で、そこには非常に大切な意味も込められているのです。例えば、一般的な三重箱のおせち料理の場合には、一の重、二の重、三の重にそれぞれの意味があり、お屠蘇を祝う祝肴や口取りが詰められた一の重には、子宝や子孫繁栄、農作や無病息災、開運・金運、学業成就など意味があります。酢の物や焼き物が詰められる二の重には、平安・平和、長寿や出世という意味があり、季節の野菜の煮物をたっぷり詰める三の重には、不老長寿や子孫繁栄、健康、良縁などの意味があります。

これほどの意味がありながらおいしいのがおせち料理

おせち料理とは言え、自分の好きな食材だけを食べたいと考えている人も多いでしょうが、実は味を楽しむというよりは一つ一つの食材の意味を知ったうえで食するというのが本来の食べ方です。とはいうものの、1年に1回しか食さないせいか、味も美味しいのがおせち料理で一つ一つの食材の意味などは知らずとも美味しくいただくことは日本人のしきたりらしいところです。神社に正式参拝するわけではありませんので、それほどかしこまる必要もないのですが、おせち料理とはこのようなものだと知ったうえで食べることで、ダイエットのためにおせち料理を抜きにしようというような考えにはならないでしょう。

作るのが大変なおせち料理

 (35299)

このようにおせち料理本来の意味を知ることで、お正月には神様を迎えるためにお供えする料理として、毎年きちんと用意したいと考えるのですが、これほど大切で美味しいおせち料理ですが、作るのが大変という問題もあります。大昔のように、大家族中心の時代にはお正月には皆で餅つきをして、おせち料理をいただくという習慣があり、大人数分をまとめて料理しますので効率よく作ることもできていました。ところが、現代では核家族化や独身者・高齢者の増加のために、小家族が中心の時代となりおせち料理をいちいち家庭ごとに作っていては大変な時代になりました。都心部のように、夫婦共働きが多い家族などの場合にも、大切だとは分かっていてもなかなか手が付けられないという問題もあります。

デリバリーでは注文できないのがおせち料理

今では、美味しいビザやお寿司などが簡単にデリバリーサービスで利用することができます。電話で注文できるどころか、食べたいと思ったらパソコンやスマホからでもオンライン注文することもできる時代となりましたが、残念ながら、1年に1回した食ることのないおせち料理にはデリバリーサービスは利用することができません。これほど便利なハイテク時代になっても、神様にお供えするおせち料理は自分で作るしかないということでしょうか。誰しも神様のお供え物を簡単に済ませようと考える人は少ないでしょうが、この忙しい時代におせち料理のサービスがあると非常に便利です。

料亭の作ったおせち料理が自宅で食べれることに

お正月に神様にお供えする大切なおせち料理を何とか用意したいという多くの人々の願いが通じたのか、 匠本舗 のような、自宅に居ながらにして日本全国の有名料亭のおせち料理が楽しめるサービスが登場しています。 大家族に比べると、小家族の場合には作る労力やコストも大変であるという問題も、有名料亭などが大量のおせち料理を作ることで、大切な意味を持ちながら味も一流のおせち料理が提供されるようになったのです。 デリバリーサービスのように、さすがに、注文してすぐにデリバリーされるというわけにはいきませんが、事前予約することで年末までには自宅に配送されるようになっています。 このサービスは、今の時代ならではのサービスということができるでしょうが、昔ながらの日本の伝統を守りつつ、自分で作るよりは味もよくコストパも高いという優れもののサービスかもしれません。
16 件

関連する記事 こんな記事も人気です♪

お正月の大人気レシピ!金色に輝く「栗100%」栗きんとんで一年の幸せを願う

お正月の大人気レシピ!金色に輝く「栗100%」栗きんとんで一年の幸せを願う

甘くておいしいおせち料理の定番、栗きんとん。実はとても縁起が良い食べ物だったのです!一年の始まりに食べたいその理由を大解説!さらに、一般的に知られている栗きんとん以外の「栗100%」栗きんとんが存在した⁉みんな大好き栗きんとんの秘密を解き明かします!
るるる | 48 view
おせち料理の魅力と、ネット購入するメリット

おせち料理の魅力と、ネット購入するメリット

毎年おせちを作る時期になると、憂鬱になる主婦は多いのではないでしょうか。お正月ぐらいは楽をしたい...それは正直な気持ちだと思いますし大切な方におせちをプレゼントするのもいいでしょう。今回は『おせち料理』にまつわる話と、ネット購入に関してを解説していきたいと思います。
neko | 34 view
最近あまり見なくなった正月の熊手

最近あまり見なくなった正月の熊手

昔から正月の縁起物というと色々ありますがその中でも今と昔でかなり変わった感じる縁起物があります。それは熊手です。若い人の中に熊手自体全く知らないという人もいるかもしれないです。それぐらい最近は熊手自体あまり正月で見かけなくなったという印象を受けます。
ゴマさん | 14 view
正月のイベントでの縁起物はどんなものがあるのだろう

正月のイベントでの縁起物はどんなものがあるのだろう

仕事も人休みしながらゆっくりしたいと思える正月がやってきました。正月というと縁起物もあります。縁起物があるとこの一年はまた無事に過ごせるという思いがあります。一年を平和にしたいという悩みの人達のためにもどんなものが縁起になるのか紹介します。
スナフキン | 14 view
おせち料理に込められた意味合いと食材の分類

おせち料理に込められた意味合いと食材の分類

おせち料理には「祝い肴」「口取り」「焼き物」「酢の物」「煮物」と大きく分けて5つの分類があることをご存知ですか。これにはそれぞれ縁起物としての意味合いやいわれがあり、懐石料理と同じようなコース形式でもあります。ここでは、おせち料理における5つの分類がどんなものなのかを紹介していきます。
ゴマさん | 10 view

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

ゴマさん ゴマさん