【縁起】今年はうるう年なので【八十八夜は5月1日】です!

 

 

例年なら八十八夜は5月2日ですが、今年はうるう年ですから5月1日です。お間違いのないようご注意ください。八十八夜にはお茶が縁起物であるほか、意外なものとの関連もあったりするんです!これを機に学びましょう!

夏も近づく八十八夜、とは歌いますが……

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八十八夜とは、立春から数えて八十八日目を指します。

2016年は5月1日になり、丁度ゴールデンウィーク真っ只中。

その年の立春の日によって八十八夜も変動するわけですが、大体いつもゴールデンウィーク中にやってきます。

今年も八十八夜が近づいてきました。
そもそも何が八十八なのかといえば、立春から数えて八十八日、という意味でつけられた名称です。
立春は2月4日、それから数えれば…と指折りしていくと5月2日になると勘違いしそうですね。今年はうるう年ですから、一日多く数える必要があって【5月1日】になります!

なぜ八十八夜なんでしょう?

今年は5月2日! 「♪ 夏も近づく八十八夜~」の本当の意味を知っていますか?(tenki.jpサプリ 2015年4月30日) - 日本気象協会 tenki.jp (12214)

では、なぜ立春から数えて八十八日目をこう呼ぶようになったのでしょう。
それは、農業に従事する人びとが多かった昔の日本社会で、ちょうどこの頃が種まきや田植えの準備、茶摘みなど春の農作業を行う時期にあたっていたからです。八十八夜の数日後には二十四節気でいう「立夏」になることもあり、昔の人びとはこの時期を「夏の準備を始める目安」ととらえていました。「末広がり」の姿をしていることから、幸運を呼ぶとされてきた「八」の字。その「八」の字が二つ重なった「八十八夜」は、それだけに縁起のいい日と考えられていました。また、「八」「十」「八」の3つの字を組み合わせると「米」という字になるため、とくに農業に携わる人びとに大切にされてきたのだと言われます。

茶の葉は、一度でも霜に当たると駄目になってしまいます。現代のように品種改良がされていない頃は、春に早期の種まきを行うと遅霜が降りて、それまで育ててきた茶葉が台無しになる恐れがありました。そのため昔は藁〔わら〕をひき、霜を防いだようです。霜に対して更に注意を促すために「八十八夜の別れ霜」というような言葉も生まれました。この言葉が示すように、八十八夜は冷害を回避する目安の日となっていたようです。
また、1656年の伊勢神宮で刊行した伊勢暦にはじめて記され、1686年の暦に正式に採用された日本独特の暦日です。それは農家にとっても幕府にとっても、霜害による不作が最も恐ろしかったため、霜の注意を促すために特別に暦に記載されたそうです。

八十八夜と縁起物の関係は?

そもそもが縁起の良い日なのだから、当然それに関連付けた縁起物も存在します。

新茶

知らないとヤバい!本当に美味いお茶の秘密 | テレビ | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準 (12231)

八十八夜に摘まれた新茶は、昔から栄養価が高いとされ、古くから不老長寿の縁起物として珍重されていました。
※その年の最初に新芽を摘んで作ったお茶を「一番茶」といいます。通常、一番茶のことを「新茶」と呼びます
実のところ、一番茶は、
栄養価も高く、旨み成分も多く含まれています。科学の進んだ現代では、

「風邪やアレルギー、
生活習慣病の予防などに効果のある飲み物」

として、注目されています。

新茶は栄養満点だけでなく、「長寿」の縁起物として愛されているのですね。
日本の代表する文化「お茶」。これからも大切にしていきたいですよね。

お茶だけではない?

とびうお漁開始の時期

とびうお - 旬感グルメ - しゅんかんグルメ - みやざきの食と農を考える県民会議 (12240)

また、瀬戸内では豊漁の続く時期としての「漁の目安」とされたり、沖縄地方の島では「とびうお漁の開始の時期」ともされています。
陸の農業だけではなく、海の漁業でも、大切な節目とされていることが分かります。
天然自然の昔からの暦には、先人達の知恵と祈りが込められているからなのでしょう。
いかがでしたでしょうか?
八十八夜についてご理解いただけましたでしょうか?
私は何だか早く新茶が飲みたくなりました♪最後に、手遊び「茶つみ」の動画を載せます。
八十八夜が出てきますね。皆さんも聞いた事があるのではないでしょうか?^^

茶つみ – YouTube

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