"鯛"が縁起物なのはシャレだけじゃない!
魚の消費量が少なくなっている現代、お祝い事だからといって家庭では出されることは少ないかもしれませんが、優勝したお相撲さんが特大の鯛を片手で持ち上げるシーンは毎場所見かけるものですね。
でも縁起物と言われるのはめで「鯛」という名前だけではないんですよ。
でも縁起物と言われるのはめで「鯛」という名前だけではないんですよ。
1.ご長寿
なんと、タイは体の大きさのわりにご長寿なんです。
平均的な魚の寿命は2-10年がほとんどで、大型のマグロでやっと20年前後。
なのにタイは25年前後、長いものだと40年生きるものもいるんだそうです!
平均的な魚の寿命は2-10年がほとんどで、大型のマグロでやっと20年前後。
なのにタイは25年前後、長いものだと40年生きるものもいるんだそうです!
2.体がおめでたい「赤色」
ご存知の通り紅白は縁起物として使われる色で、この感覚は世界的にも同じようです。
生命力がある色、悪除け、魔除けとしても使われる色ですから食卓にあがるだけで縁起がいいですよね
生命力がある色、悪除け、魔除けとしても使われる色ですから食卓にあがるだけで縁起がいいですよね
福を呼ぶ「フグ(河豚)=フク(福)」
現在では主に山口県下関~九州北部での呼び名となっていますが、平安時代の書物に「布久(ふく)」という記述もあり、昔からふぐのことを「ふく」と呼ぶ文化があったようです。
これも「福」という発音から縁起物の魚として大事にされていますが、それだけではありません。
ご存知の通りフグには毒があることから、関西では当たるかもしれない「テッポウ」や「テツ」とも呼ばれています。
文禄時代は食禁とされていたにもかかわらず、それでも食べたくて密かに食べられていたほど美味しいものなのです。
人間だけは毒に当たらない(ように処理されて食べられる)ラッキー♪な魚なのかもしれません。
これも「福」という発音から縁起物の魚として大事にされていますが、それだけではありません。
ご存知の通りフグには毒があることから、関西では当たるかもしれない「テッポウ」や「テツ」とも呼ばれています。
文禄時代は食禁とされていたにもかかわらず、それでも食べたくて密かに食べられていたほど美味しいものなのです。
人間だけは毒に当たらない(ように処理されて食べられる)ラッキー♪な魚なのかもしれません。
初物がっつり!「初ガツオ」
ただのカツオではありません。「初ガツオ」と呼ばれる季節限定のカツオのことです。
この限定もの、というだけでなんだか有難いですよね。
だいたい3月から4月に九州から四国(特に高知)で水揚げされるカツオが「初ガツオ」と呼ばれて縁起物とされています。
なぜかというと、これが「初物」だからです。
その季節しか食べられないものを他人よりも早めに食べて自慢する=「めでたい」と言われるのは魚だけではありませんが、気持ちはわかりますね。
ただし、お味は秋に獲れる「戻りガツオ」の方が脂がのってよろしいようで…。
この限定もの、というだけでなんだか有難いですよね。
だいたい3月から4月に九州から四国(特に高知)で水揚げされるカツオが「初ガツオ」と呼ばれて縁起物とされています。
なぜかというと、これが「初物」だからです。
その季節しか食べられないものを他人よりも早めに食べて自慢する=「めでたい」と言われるのは魚だけではありませんが、気持ちはわかりますね。
ただし、お味は秋に獲れる「戻りガツオ」の方が脂がのってよろしいようで…。