初詣で誰もが引く『おみくじ』ですが、縁起の良い順序を正確に説明できる人は中々いないでしょう。そして、「待ち人って誰の事?」「大凶を引き当てる確率は?」「見た後はどうしたらいいの?」・・・そんな疑問を抱いている人も多いはず。今回は、おみくじにまつわる疑問についてまとめてみました!
もくじ
◆縁起の良い順番は?
特に、順位の低いおみくじを引き当ててしまった場合、気にしすぎて悪い運を引き寄せてしまう、なんて事も!?
むやみに悩む前に、正確な順位を確認しておきましょう。意外と上位の順位かもしれませんよ♡
おみくじの順位に関しては、いくつかパターンがあるようです。●もっとも一般的な7段階みくじと呼ばれるもの
「大吉 → 中吉 → 小吉 → 吉 → 末吉 → 凶 → 大凶」
●さらに細かい12段階みくじ
「大吉 → 中吉 → 小吉 → 吉 → 半吉 → 末吉→ 末小吉 → 凶 → 小凶 → 半凶 → 末凶 → 大凶」
●伊勢神宮などを中心とした日本各地の神社の総括でもある神社本庁
「大吉 → 吉→ 中吉 → 小吉 → 末吉 → 凶」
◆なぜ統一されていないの?
なぜこのように違いが出てくるのかというと、おみくじを考案したと言われる良源という僧が書いた「元三大師御籤帳」によると「吉凶の80%は大吉、吉、凶。あとの20%は各所自由に設定してもよい」と記されている為かと思われます。大吉、吉、凶以外は各寺社ごとに決められたからこのような違いが出てくるのですね。
◆「大凶」が出る確率は?
場所によっては大凶までおみくじがあるところもあります。そのため、大凶を入れているところでテレビ局が確率を調査したところ、大凶が出る確率は、0.013%という数字にになりました。つまり、約1万人に1人に出る確率になっています。むしろ、大凶を引いたら逆に幸運と感じる程の確率になります。一方、大吉の出る確率は多く、22%になっています。つまり、5人に1人の割合で大吉が引けるということになります。しかし、社寺によっては凶の本数を減らしているところもあれば、吉を増やしているところもあります。
これから分かるように、おみくじは場所によって入っている内容や順番が異なります。そのため、確率も場所によって変化します。
◆大凶意外の確立は?
他のおみくじの確率
大吉 = 22.2%
中吉 = 7.2%
小吉 = 12.3%
吉 = 25.2%
末吉 = 14.5%
凶 = 11.5%
◆好きな人とは限らない!?待ち人って誰の事?
『あなたの運命を良い方向に導いてくれる人』
という意味になります。
つまり、運命を好転させてくれる人なので、好きな人は勿論・友人・知人
・転職を勧めてくれたアドバンザーさん
・健康のために運動を勧めてくれたトレーナーさんなども「待ち人」に含まれるというわけなんです!!
◆見た後は結ぶ?持ち帰る?どっち?
ちなみに、悪いおみくじを引き当てた時は、利き手と反対の手で結びましょう。これには、困難を乗り越える事で「難を転じる」=「好転する」という意味があるんです♪もしかすると、大凶が大吉にグレードアップするかもしれませんよ♡
実は「おみくじ」は、いったんは、
持ち帰るのがマナーなんだそうです。「おみくじ」には神様や仏様からの
有難いパワーが秘められているので
出た内容にかかわらず、教訓を戒める気持ちで
持ち歩いて、後でお礼を込めて結びつける
というのがルールなのだそうです。