縁起物「白蒸し」を食べながら【天神祭】を楽しもう!

 

 

大阪の代表的なお祭りの天神祭の中にも「縁起物」が存在します。それは「白蒸し」というものです。今回は天神祭や白蒸しについて調べてみました。縁起がいい白蒸しの意味を知って食べると、さらに美味しいのではないでしょうか。

もくじ

天神祭とは?

 (13208)

天神祭(てんじんさい・てんじんまつり)は、
祭神である菅原道真の命日にちなんで
全国の天満宮(天神社)で開催されるお祭りです。中でも、大阪天満宮を中心に行われる
「大阪天神祭」が有名で、
日本三大祭のひとつに数えられています。

菅原道真は学問の神様で様々なところで祭られているんですよね。
九州だけで祭られているわけではありません。

誰を祭っているの?

ちなみに天神祭が行われるのは7月25日ですが、

これには理由があるのですが何でだと思われます?

そうです、この日は菅原道真公の命日ということです。

特に菅原道真公は三大悪霊とされ、

当時は最凶の悪霊として猛威を振るい

菅原道真公の命日にお祭ごとを行うことで

菅原道真公の御霊を鎮めることが出来るのではないかと

命日に合わせた日付だそうです!

菅原道真の命日と知っている人はあんまりいないのではないのでしょうか。
そうやって知ると、なんとなく神秘性を感じますよね。

その歴史

大阪天満宮|天神祭 (9469)

天満宮御鎮座の翌々年、天暦5年(951)に社頭の浜から神鉾を流し、流れついた浜に斎場を設け、「みそぎ」を行ないました。その折、神領民や崇敬者が船を仕立てて奉迎したのが天神祭の始まりとされ、一千年の歴史を誇っています。それ以来、船の数も増え、豊臣秀吉が大坂城を築いた頃には船渡御の形が整ってきました。
やはり、秀吉が豪華にしていったわけですね。この前後の大阪はいつもよりも盛り上がりますからね。
堂島川(旧淀川)への土砂流入により
一時中断となったこともありますが
大阪が「天下の台所」と呼ばれた元禄時代(1688~1704年)以降は
天神祭は、浪速の繁栄のシンボルとして隆盛を極めます。天神祭を支える組織「講」が誕生したのは
享保年間(1716~36年)のことです。

お迎え人形が登場したのもこの頃で
天神祭りは、その豪華さで全国に名をとどろかせます。

このように、長い時間を経て祭りの内容の質が大きく上がっていったわけです。

見どころは?

 (13209)

こういった天神祭りですが、見どころは色々ありますので、それらを紹介していきましょう。

「陸渡御(りくとぎょ)」と呼ばれる大阪の町を巡る行列です。

7月25日(金)15:30〜行われています。

陸路で氏地を巡る陸渡御(りくとぎょ)は大阪天満宮の氏子・崇敬者たちで結成された「講」と呼ばれる多くの団体が、渡御の御供を行う行列を仕立てます。

渡御とは神様がお出ましになるという意味でこの講社を中心に総勢3千人余りの団体が、色彩豊かな衣装を身にまとい、神具を携えて渡御の御供をする様は、絢爛優美で時代絵巻さながらの光景です。

「船渡御」は、神を乗せた船である「御鳳輦奉安船」を始め、約100隻の船団が大川を行き交う。船と船がすれ違う度に行われる「大阪締め」も見どころだ。夜には5000発の奉納花火も打ち上がる。
船に乗りながら花火を見る。何て贅沢で魅力的なんでしょう・・・♪
集まる人々

集まる人々

人々は活気に満ち溢れています。
天神祭の見所はなんと言っても、奉納花火です♪^^
大川にて、二日目(25日)の夜7時から9時まで行われます。
打ち上げ場所は、大阪北区の桜之宮公園と川崎公園です。大川にかかり火のついた約100隻の大船が繰り出され、
夜空には5000発もの花火が打ち上げられます。

この花火大会の一発目は、天神様である菅原道真にちなんだ
オリジナル花火「紅梅」です。

天神祭りで、縁起物である「白蒸し」を頂きましょう!

これがおいしいんですよ

これがおいしいんですよ

神様と人をつなぐ。そんな大役を担う「食」が息づき、祭りの裏方たちの胃袋を満たしている。

水都を華やかに染める天神祭のクライマックス、船渡御(ふなとぎょ)。神霊を乗せた御鳳輦(ごほうれん)船や、鉦(かね)や太鼓の音を響かせる講社の船などが大川を行き交う。船上で奉仕者らが食べるのが、もち米をそのまま蒸した「白蒸し」と呼ばれるものだ。

大阪天満宮によれば、その由緒は祭礼や節句などの祝いのときに神前に供えた食物を、儀式が終わってから感謝して食す直会(なおらい)という日本古来の習慣にある。

天神祭では、縁起物として”白蒸し”を食べてきましょう。

餅米を蒸してから真ん中に梅干しをのせて笹で包んでいます。

痛みにくいですしお腹も満たされるおにぎりの原型のような食べ物です。

渡御行列に参加する人たちも食べています。

境内でも販売しているので見つけてください。

いかがでしたでしょうか?特に花火や陸渡御は必見ですね。
楽しくお祭りに参加して、おいしいものを食べれば力も出るはずです!
大阪の方はもちろん、ぜひこの時期に大阪へ遊びに行き、イベントを心から楽しんでほしいと思います。
菅原道真に関する色々なご利益があるかもしれませんよ。
絵写経

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