最終更新日:2026年1月26日
御朱印は、神社やお寺に参拝した証としていただくものです。近年は人気も高くなりましたが、だからこそ「スタンプラリー化」や、受付でのトラブルが起きやすい分野でもあります。
縁起物百科としては、御朱印の価値を損なわないために、参拝の順序と受付での配慮を押さえることを最優先に整理します。
参拝の基本(鳥居・手水・拝礼)はこちら:神社参拝の作法とは?鳥居・手水・二拝二拍手一拝、迷わない基本を整理
御札(授与品)の扱い:御札の飾り方完全ガイド(神棚あり/なし・順番・交換・返納)
この記事の要点
- 御朱印は「参拝の証」。まず参拝を済ませてから受けるのが基本
- 受付時間・休止日・書き手不在など、寺社ごとに運用が異なる(事前確認が確実)
- 御朱印帳は、書くページを開いて渡し、待つ間は静かに
- 書いている様子の無断撮影・覗き込み・急かしは避ける
- 書き置き(紙)の対応も一般的。無理に直書きを求めない
御朱印とは?(「参拝の証」としての位置づけ)
神社本庁の解説では、御朱印は「神社参拝した証としていただく」ものであり、その起源は写経奉納の際にいただいた「納経受取の書付」ではないか、と紹介されています。
旅と参拝の記憶を留める存在として、御朱印帳は「敬神の思いの結晶」とも表現されています。
外部参照:神社本庁「御朱印について」
基本の順序:参拝 → 御朱印(これで迷いが減る)
御朱印は参拝の証なので、原則は「参拝を済ませてから」です。
宮城県神社庁のマナー解説でも「御朱印の前に参拝を」と明確に示されています。
外部参照:宮城県神社庁「御朱印マナー」
受付での配慮(ここが一番大切)
1)御朱印帳は「開いて」渡す
御朱印帳は、書いてほしいページを開いてから渡すと、受付が円滑になります。上下(向き)も確認し、希望がある場合(見開きを空けたい等)は、渡す前に短く伝えると丁寧です。
2)小銭を用意し、やり取りを簡潔に
初穂料(志)を納める場面では、小銭を用意しておくと受付が滞りません。混雑時は特に、会話を長くしない配慮が重要です。
3)書いている間は静かに待つ(話しかけない)
宮城県神社庁の解説でも、書き手は精神を集中して書くため、書いている間に話しかけないこと、覗き込みや無断撮影を避けることが示されています。
書き置き(紙)と直書き(御朱印帳への記入)
寺社によっては、書き置き(紙での授与)のみ対応、直書きは行わない、期間限定のみ書き置き、など運用が異なります。
書き置きは「格が落ちる」ということではなく、混雑・行事・人員体制などに合わせた運用です。無理に直書きを求めず、案内に従うのが最も丁寧です。
御朱印帳を忘れた場合
紙で授与できる寺社もありますが、準備がない場合もあります。無理にお願いせず、その寺社の運用に従ってください(受付時間外の依頼も避けるのが無難です)。
撮影・SNS投稿の注意点
- 御朱印の記入作業を無断で撮影しない
- 受付周辺で長時間撮らない(列の妨げになりやすい)
- 境内の撮影可否は寺社ごとに異なるため、掲示を確認
断られることがあるケース(想定しておくと慌てない)
- 受付時間外/神職・職員不在
- 祭典・行事・祈祷対応で手が回らない
- 転売・代行・過度な要求などが疑われる場合
御朱印はサービスではなく、信仰・参拝に基づく授与である点を意識しておくと、受け止め方が整います。
保管(御朱印帳を大切に)
- 汚れや湿気を避け、清浄な場所で保管する
- 持ち歩き時は水濡れ対策(袋やカバー)をする
- 寺社に預ける運用がある場合に備え、名前を書いておくのも一案
関連情報(外部参照)
限定御朱印や受付方法は、寺社ごと・時期ごとに変更されることがあります。背景理解や最新の話題を追う際は、外部情報も参照してください。














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