樹のパワーはすごいです。見ているだけでも生命力に満ちていて、何だか癒されます。縁起がいいと言われている樹を近くに置くと、さらに運気がアップすること間違いなしです。今回はそんな樹について調べてみました。
もくじ
月桂樹の意味・由来は?
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栄光』『勝利』『栄誉』古代ギリシャでは、太陽神アポロンの木とされ、月桂樹の小枝で作った冠(月桂冠)を勝者や英雄に授け、讃える習慣がありました。このことが花言葉の由来となっています。また、この習慣の名残から、中世以降のイギリスでは、優れた詩人に対して「Poet Laureate(桂冠詩人)」という月桂樹にちなんだ特別な称号が与えられています。
月桂樹は勝利の木なんだそうです。由来は、古代ギリシャでは競技の勝利者に月桂樹の冠が渡されたからなんだとか。
オリンピックでもそうですよね。
昔のオリンピックで月桂樹の葉を編んだ冠を頭にかぶっているのは有名ですよね。
勝利の女神が宿っているような凛とした雰囲気の樹です。
勝利の女神が宿っているような凛とした雰囲気の樹です。
月桂樹の葉の効果は?
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月桂樹の葉は乾燥させると香りが強くなり、香辛料に使われています。風味が強いため、1~2枚を折って煮込み料理に入れると、肉や魚介類の臭み消しになります。これは、葉に含まれるシネオールというニオイ成分による効果です。この他にも、月桂樹の葉にはアルコールの吸収を抑える効果や、神経痛やリュウマチ、冷え性を緩和する効果があるとされ、民間療法としてお茶や入浴剤にも利用されます。また、実は「月桂実」という生薬名で漢方医学に用いられます。胃液の分泌を高める効果があり、食欲の増進や消化を高める効果があるとされています。
月桂樹は縁起がいいことに加え、葉が料理に使えたり、お茶や入浴剤にも利用できるのも人気の秘訣です。
難を転じて福となす「南天」
南天ってどんな植物?
via www.j-green.info
平安時代に中国から渡り、古来より鎮咳の生薬として、 縁起ものの木として日本で親しまれた植物。
それが南天です。
日本ではナンテンが「難転」~難を転じて福となす~に通じることから、縁起木として愛されてきました。
戦国時代には、武士の鎧びつ[鎧を入れておくふた付きの箱]に南天の葉を収め、出陣の折りには枝を床にさし、勝利を祈りました。正月の掛け軸には水仙と南天を描いた天仙図が縁起物として好まれたようです。江戸時代になると、南天はますます縁起木として尊ばれるようになります。江戸の百科事典「和漢三才図会(わかんさんさいずえ)」には、南天を庭に植えれば火災を避けられる。とても効き目がある(現代語訳)という記述があります。江戸時代にはどこの家にも南天が火災よけとして植えられるようになり、さらには悪魔よけとして玄関前にも植えられるようになりました。
南天は欧米でも縁起がいいといわれている。
南天の西欧での花言葉は、『私の愛は増すばかり』。ストレートで素敵な花言葉です。この他にも「機知に富む」「福をなす」「良い家庭」といった花言葉があり、南天は贈答用としても使われています。とくにアメリカでは人気が高く、当初は一般家庭の庭木として植えられました。
現在では東北部の諸州の森林に野生化し、赤い実をたわわに実らせています。
ちなみに、南天の英名は、「sacred bamboo~聖なる竹」、「Heavenly bamboo ~天国の竹」。南天に神秘的なイメージがあるのでしょうか。
長寿・願掛けにいい。
ナンテンは仙人の食べ物といわれ、ますます健康にの意味を込めて植える。
「難を転ずる」ことから、盗難よけ、火災よけ、魔よけ。
実は縁起のいいパキラ
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長寿のお祝いにぴったりな南天は還暦のお祝いにも好まれます。
難を転じるといって江戸時代から縁起のいい樹としてみんなに好かれていたなんて。
歴史が古く、日本らしい雰囲気にぴったりです。
難を転じるといって江戸時代から縁起のいい樹としてみんなに好かれていたなんて。
歴史が古く、日本らしい雰囲気にぴったりです。
パキラといえば、別名「発財樹」とも呼ばれる縁起のよい観葉植物です。ビジネス関係者や友人へのプレゼントとして人気が高く、初心者の方でも育てやすいという特徴があります。
パキラは、細長い葉っぱをもっているため、風水では「強い気を発する」効果の観葉植物になります。そのため、エネルギーの必要な場所に置くのがよいとされています。職場のデスクや勉強机のそばに置けば、仕事運や集中力が高まるかもしれませんよ。
パキラは商売繁盛促してくれる縁起のよい木として有名です。
しかも生命力に満ち溢れていて、とても育てやすいのが好まれる原因です。
引越しや開店のお祝いにパキラを贈るととても喜ばれますよ。
しかも生命力に満ち溢れていて、とても育てやすいのが好まれる原因です。
引越しや開店のお祝いにパキラを贈るととても喜ばれますよ。
そのほかにもお勧めの縁起木。
縁起が良いとされる木は、まだまだたくさんあります。願いを込めて、記念樹やシンボルツリーとして植えてみてはいかがでしょう。
イチイ…その名が「一位」に通じ、縁起が良いとされる木です。
エンジュ…その名が「延寿」に通じることから、寿命をのばす木とされています。
オリーブ…平和の象徴とされる木です。
ゲッケイジュ…勝者の冠に用いられた木です。
ザクロ…子孫繁栄のシンボルとされています。
ナナカマドの美
ナナカマドは火災避けに
ナナカマド…七回カマドにくべても燃えにくい木ということから、火災避けに良いとされる木です。
モモ…魔除け、不老長寿の木とされています。
ユズリハ…新葉が伸びてから古い葉が落ちる特性があり、このことから代を引き継ぐ(譲る)、代々栄える縁起の良い木とされます。
百両・千両・万両…いずれも冬に赤い実をつける常緑樹。実は正月飾りにも用いられ、金運に恵まれる、商売が繁盛するとされています。園芸品種で白実のものもあり、紅白で揃えるとよりおめでたいと人気となっています。
シンボルツリーは家を建てるときに庭に植える樹のことです。
その家の願いと幸せの象徴として記念に植えられて、その家に住む日ととともに成長し、
大切に大切にされているのです。
その家族の思い出の中には、その木がともに存在する。
シンボルツリーは縁起のいいものを選ばなくてはなりません。
オリーブを植える家も多いですが、その際には違う種類のオリーブを2本植え、
実が出来ると幸運だといわれています。
その家の願いと幸せの象徴として記念に植えられて、その家に住む日ととともに成長し、
大切に大切にされているのです。
その家族の思い出の中には、その木がともに存在する。
シンボルツリーは縁起のいいものを選ばなくてはなりません。
オリーブを植える家も多いですが、その際には違う種類のオリーブを2本植え、
実が出来ると幸運だといわれています。