最終更新日:2026年1月21日
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雛人形を「いつ出す?」はこちら:雛人形はいつ出す?いつまで飾る?前日NG(一夜飾り)や片付けのコツまで解説
雛人形(ひな人形)の片付けは、「縁起」よりも湿気対策(カビ予防)が本質です。
「早く片付けないと婚期が…」という言い伝えもありますが、縁起物百科としては、不安を煽る話としてではなく、湿気の多い時期に入る前に丁寧にしまおうという生活の知恵として捉えるのが現実的です。
この記事の要点
- 片付けの最適解は「ひな祭り後、晴れて乾燥した日」
- 雨の日・湿気の強い日は避ける(カビの原因)
- ホコリを落としてから収納。強くこすらず、乾いた柔らかい道具で
- 乾燥剤・防虫剤は入れすぎない/直接触れさせない(製品注意を優先)
- 保管場所は「湿気が少ない・温度変化が少ない」場所が安心
雛人形はいつ片付ける?(結論:3月3日後の“乾いた日”)
一般的には、3月3日(ひな祭り)が終わった後に片付けます。
ただし「翌日までに必ず」ではなく、天気(湿度)を優先するのが安全です。
片付けの目安(迷ったら)
- 3月3日が終わったら、数日〜1週間以内に、晴れて乾いた日に片付ける
- 雨続きなら無理をせず、晴れた日に延期する
- どうしても片付けられない年は、湿気の少ない場所へ移す/ケースに入れるなど、現実的な対策でOK
なぜ雨の日に片付けないほうがいい?(湿気=カビの原因)
雛人形や衣装、台座、屏風、小物類は、素材の組み合わせが複雑で、湿気に弱いものが多いです。
湿った状態で箱にしまうと、内部で湿気がこもりやすく、カビ・におい・劣化の原因になります。
片付けのタイミングで悩んだら、「縁起」よりも湿気(天気)を優先してください。
片付け前の準備(あると安心)
- 柔らかいハケ(筆)または乾いた柔らかい布(ホコリ落とし用)
- 手袋(素手の皮脂を避けたい場合)
- 小物をまとめるトレー
- スマホ(配置写真を撮っておくと来年ラク)
- 乾燥剤(必要に応じて)・防虫剤(必要に応じて)
- 元箱・仕切り(ある場合は最優先で使用)
※高価な雛人形や、古い雛人形は素材が繊細な場合があります。不安がある場合は、購入店(人形店)に相談するのが安心です。
雛人形の片付け手順(迷ったらこの順番)
Step 1:部屋を乾かす(換気)
晴れて乾いた日に、短時間換気して室内の湿気を下げます。暖房で室内が乾燥している場合は、無理に窓を開け続ける必要はありません。
Step 2:配置を写真で残す
段飾りは特に、来年の時短になります。正面から1枚、左右から各1枚撮るだけでも効果があります。
Step 3:小物から片付ける(紛失防止)
- ぼんぼり、三宝、御駕籠など、小さなものから順に
- 同じカテゴリを同じ袋・箱にまとめる
- 元の仕切りがある場合は、必ずそれに戻す
Step 4:人形本体のホコリを落とす(強くこすらない)
衣装や顔は繊細です。基本はハケで軽く払う程度にします。
濡れ布巾で拭く、強くこする、アルコールで拭く等は、素材を傷める可能性があるため避けた方が安全です。
Step 5:人形を収納する(触る位置を決める)
- 顔や髪に触れすぎない(汚れ・劣化予防)
- 持つなら台座や安定している部分を支える
- 箱に入れるときは、無理に押し込まず、向きやスペースを確認
Step 6:乾燥剤・防虫剤を入れる(入れすぎない・直接触れさせない)
乾燥剤や防虫剤は「入れれば安心」ではなく、製品の注意書きを守るのが最重要です。
- 入れすぎると、においが移る・素材に影響することがある
- 人形や衣装に直接触れない位置に置く
- 交換時期があるものは、次のシーズン前に見直す
Step 7:箱の置き場所を決める(床置きしないのが理想)
- 押し入れの下段や床付近は湿気が溜まりやすいので注意
- 可能なら上段・棚の上など、床から離す
- 外気の影響が大きい物置・屋根裏などは温度差が大きい場合がある
ケース飾りの片付け(簡易版)
ケース飾りは、飾る・しまうの負担が少ないのがメリットです。
- ケース表面のホコリを乾いた布で軽く払う
- 直射日光・高温多湿を避けた場所で保管
- 無理に分解せず、購入店・説明書の指示を優先
もしカビ・においが出てしまったら(応急の考え方)
- まずは箱から出して、乾燥した場所で風を通す
- 強くこすらない(色移りや生地傷みの原因)
- 状態が気になる場合は、無理に自己処理せず、購入店(人形店)や専門の相談先へ
※高価な雛人形・古い雛人形ほど、素材が繊細です。「自分で何とかする」より、相談が安全です。
よくある質問(FAQ)
Q. 片付けが遅れると本当に縁起が悪い?
A. 縁起よりも湿気対策が重要です。雨続きで無理にしまうより、晴れた日に丁寧に片付ける方が人形には良いです。
Q. 3月中ずっと飾っていてもいい?
A. 家庭の考え方次第で問題ありません。ただし、湿気が増える季節に向かうので、長く飾る場合ほど「置き場所(直射日光・湿気)」に注意してください。
Q. 防虫剤や乾燥剤は必ず必要?
A. 必須ではありません。保管環境(湿気)と、製品の注意書きに従うのが最優先です。心配なら購入店に確認すると確実です。
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