毎日飲んでも飽きることの少ない緑茶。美容や健康にも良いとその効果が、最近は見直されています。そんな緑茶は、長寿や結婚などを願って、縁起物の品として贈られることが多いです。今回は、そんな緑茶の魅力について注目してみましょう。
もくじ
日本のお茶の歴史のはじまり
お茶は、奈良時代・平安時代に、空海などの僧が中国大陸よりお茶の種子を持ち帰ってきたことが日本のお茶の歴史の始まりだったと言われています。
この頃のお茶は、非常に貴重で、上流階級などの限られた人しか飲むことができませんでした。
江戸時代になり、お茶が一般的な飲み物として庶民に浸透しいきます。
江戸時代になり、お茶が一般的な飲み物として庶民に浸透しいきます。
「芽でたい」と縁起物の緑茶
お茶の木というのは、若木のときに移植すると良質のお茶ができるそう。
また、やせた土地や日当たりの悪い土地でもしっかりと根を張ることができるため、地域によっては、お茶が結納の縁起物の品として扱われています。
また、お茶の木は、芽の発育が早く、摘んでも摘んでも芽が出てくるので“お芽出たい”という意味も持っています。
現在では、婚礼のお祝いとしてだけでなく出産の内祝いにも適した縁起物として緑茶は人気です。
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正月に飲むお茶”大福茶”
京都では、お正月に“大福茶”と呼ばれる特別なお茶が飲まれます。
煎茶・番茶・玄米茶などお茶の種類はさまざまですが、好みのお茶に梅干しや結び昆布などを入れて飲むようです。
平安時代に、京都で疫病が流行したとき、空也上人が疫病を治めるために人々に施したお茶が、大福茶だったといわれています。
元旦の朝に、無病息災を願って今でも大福茶が京都の多くの家庭で飲まれています。
茶柱が立つことは吉事の前触れや幸運が訪れる?
急須の網目を抜けて、茎が湯のみの中でまっすぐと立つ茶柱は、とても珍しいため縁起物として昔から喜ばれています。
なぜなら、一般的な日本茶では、お茶の茎の部分はほとんど使われることがありません。
そんな茎が、お茶の葉の中に紛れ込んでいることでも珍しいのに、まして急須の網目をくぐり抜け、まっすぐ立つなんてことは、奇跡としかいいようがありません。まさに、吉事の前兆。茶柱は縁起物なのです。
まとめ
日本人と密接に繋がっているお茶。だからこそ、幸せを呼ぶ縁起物として親しまれているのかもしれません。
最近では、緑茶を急須から入れる人も少なくなってきているそう。たまには、ゆっくりと茶葉からお茶を入れて飲んでみてはいかかでしょうか。
お茶に隠された神秘の力を得ることができるかもしれません。
via gahag.net