意外と知らない身近な縁起物!知られざる”ひょうたん”の魅力に迫る。

 

 

みなさんは、ひょうたんが実っているのを見たことはありますか?
形こそ知っているものの、最近ではめっきりみなくなったひょうたん。
実は、ひょうたんの性質やあの特徴的な形は縁起物としておみやげや贈り物として親しまれているのです。
今回は、意外と知らない身近な縁起物、ひょうたんの魅力についてご紹介します。

縁起物「ひょうたん」の魅力

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ひょうたんは、鈴なりに実ります。
ツルも大きく、種が非常に多い果実です。
このことから、子孫繁栄のご利益があるとされています。

無病息災

ひょうたんが、公式な縁起物として書かれたのは『日本書紀』です。
ひょうたんは、漢字で「瓢箪」と書かれます。
日本書紀では、「瓢(ひさご)」として登場します。
簡単に日本書紀の「瓢」の話を説明しましょう。

仁徳天皇の時代に、大阪で洪水が多発し困っていました。
堤防をつくったけれど、2箇所決壊してしまいます。
そんなときに、仁徳天皇は夢で「2人の人柱をたてよ」とお告げを聞きます。
選ばれたうちの一人が「そのお告げは信じられない。では、瓢を水に沈めるように神に祈ってくれ。沈まなかったらそのお告げはニセモノだ」と言いました。
瓢は、水に浮く性質です。
もちろんひょうたんは、沈むことはありませんでした。
その人は人柱を免れたそうです。
このことから、無病息災のご利益があるとされています。

縁起物「ひょうたん」のイベントがある!?

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「厄晴れひょうたん焼納祭」

「厄晴れひょうたん焼納祭」を知っていますか?
このお祭りは、福岡県にある太宰府天満宮で行われています。
願い事を書いた紙をひょうたんの中に入れ、自宅の神棚にお祀りすると、厄除けのご利益があるとされています。
年が明けたときに、そのひょうたんを「厄晴れひょうたん掛所」に持っていき、厄が晴れたことに感謝し焼納するのです。

縁起物「ひょうたん」のご利益…

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実は…豊臣秀吉の馬印は「千成瓢箪」

ひょうたんのご利益といえば、歴史上でも名高い豊臣秀吉の話も有名です。
秀吉が、一夜にして城を築いた話は有名ですね。
このときの墨俣城(すのまたじょう)には、出世ひょうたんがあります。
また、豊臣秀吉の馬印は千成瓢箪ですね。
これは織田信長が、美濃の斎藤攻めを行った際に、なかなか稲葉山城を落とすことができませんでした。
そこで、豊臣秀吉が実行隊長として、奇襲をかけました。
そのときに味方の信長勢に送った合図が、ひょうたんを使ったものだったのです。
信長は見事に、稲葉山城を落とすことに成功しました。
これが、織田信長に認められ、金の瓢箪を与えられました。
豊臣秀吉は織田信長から、瓢箪を馬印にすることを許されたといわれています。

【豆知識】中国版「ノアの箱舟」はひょうたんでできている!?

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みなさんは「ノアの箱舟」の話はご存知でしょう。
じつは、中国にも似たような物語があります。

ある男が、雷神を捕まえました。
檻にとじこめられた雷神は弱っていきました。
その姿をみた子供たちが、不憫に思い水を与えました。
元気を取り戻した雷神は、檻を破り逃げました。
そのときに、お礼に自分の歯を渡しました。
その歯は、植えるとひょうたんになりました。
その後、大規模な洪水が起こったときに子供たちはそのひょうたんの中に隠れ難をのがれたそうです。

このように、ひょうたんは水害からも身を守るアイテムとして昔からご利益があるとされているようです。

【豆知識】ひょうたんの数で縁起がさらにUP♪

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ひょうたんの数を語呂あわせで、縁起をさらに良いものにできます。
例えば、ひょうたんが3つそろえば「三拍(瓢)子揃って縁起が良い」とされています。
また、ひょうたんを6つ集めると「六瓢(むびょう)」と読み、「無病息災」にご利益があるとされています。

まとめ

今回ご紹介したひょうたんの魅力はいかがでしたか?
ひょうたんは、昔から広く信仰されていたことがわかりますね。
今では、キーホルダーやアートとして持つ人が多いそうです。
縁起物であるひょうたんの魅力を知って、幸運を呼び込みましょう。

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