絵馬とは?書き方・奉納の場所・マナー・いつまで残るかまで初心者向け完全ガイド

 

最終更新日:2026年1月20日

絵馬(えま)は、神社やお寺で授与される木の札などに願い事を書き、奉納(ほうのう)するものです。
「願いを形にして言葉にする」ことで気持ちが整い、日々の行動の軸ができる──それが絵馬の良さです。

一方で、絵馬はスタンプラリーのように“集めること”が目的ではありません。寺社ごとに奉納方法や撮影可否などのルールも異なります。この記事では、初心者が迷いやすい「書き方」「奉納場所」「マナー」「個人情報の注意」「いつまで残るか」を、失礼になりにくい形で整理します。

この記事の要点

  • 基本は参拝 → 絵馬を受ける → 書く → 奉納(寺社の案内が最優先)
  • 願い事は「具体化」すると絵馬の価値が上がる(期限・状態・行動)
  • 住所・電話番号などの個人情報は書かないのが安全
  • 奉納場所・撮影可否は寺社ごとに違うため、掲示や案内に従う
  • 奉納した絵馬は基本的に寺社で管理され、後日お焚き上げ等になる(返してもらう前提にしない)

絵馬とは?(縁起物百科的な整理)

絵馬は、願い事や感謝を寺社に届けるための奉納物(ほうのうぶつ)として親しまれています。
縁起物百科としては、絵馬を「願いが自動的に叶う道具」と断定するのではなく、次のように位置づけるのが誠実です。

  • 願いを言語化する(頭の中の曖昧さが減る)
  • 区切りを作る(祈願のスタート地点になる)
  • 行動につなげる(叶えるための習慣を作りやすい)

絵馬を奉納する基本の流れ(迷わない5ステップ)

  1. 参拝(神社は拝殿へ/お寺は本堂へ)
  2. 授与所(神社)/寺務所等(お寺)で絵馬を受ける
  3. 絵馬を書く場所があればそこで書く(なければ邪魔にならない場所で静かに)
  4. 奉納場所(絵馬掛所など)へ納める
  5. 最後に軽く会釈し、静かに退出

※寺社によっては「先に絵馬を受けてから参拝」「祈願受付とセット」など運用が異なる場合があります。現地の案内が最優先です。

絵馬の書き方(コツ:具体化すると“効く”)

絵馬を書くときは、願い事を「具体的な言葉」に落とし込むほど、後で見返したときに行動につながります。

1)願いを「期限・状態・行動」で書く

  • 期限:いつまでに
  • 状態:どうなったら達成か
  • 行動:自分は何をするか(決意)

例(合格祈願)

  • ×「合格できますように」
  • ○「2026年○月の○○試験に合格します。毎日○時間勉強します。」

例(商売繁盛・仕事運)

  • ×「商売繁盛」
  • ○「今期売上を○%伸ばします。接客と品質を改善します。」

例(健康・厄除け)

  • ○「健康に過ごせますように。生活習慣を整え、○時に就寝します。」

2)名前は「書いても書かなくてもよい」

氏名を書く人もいれば、イニシャルやニックネームにする人もいます。寺社の案内があればそれに従い、案内がなければ「あなたが安心できる形」で構いません。

3)住所・電話番号などの個人情報は書かない(重要)

絵馬は他の参拝者の目に触れることがあります。安全のため、住所・電話番号・メール・学校名の詳細など、個人が特定されやすい情報は避けるのがおすすめです。
必要なら「地域まで」「所属をぼかす」「イニシャル」などで十分です。

奉納(かける)場所とマナー

絵馬は、絵馬掛所(えまかけしょ)などの専用スペースに奉納します。場所が分からない場合は、掲示を見るか、授与所で静かに確認するのが確実です。

  • 混雑しているときは、列や動線を塞がない
  • 人の絵馬をのぞき込まない(プライバシー配慮)
  • 無理に目立つ位置へ押し込まない(安全第一)
  • 寺社の備品・柵・木に勝手に結びつけない(指定場所へ)

写真撮影・SNS投稿はしていい?

撮影可否は寺社の方針によります。基本は掲示や案内を確認してください。
特に、他人の願い事が写り込む撮影や投稿はトラブルの元になりやすいので避けるのが安全です。

絵馬は「持ち帰る」もの?「奉納する」もの?

基本は奉納するものです。奉納した絵馬は寺社で管理され、一定期間掲示された後、お焚き上げ等になることが多いです。
「記念に取っておきたい」場合は、奉納せずに手元に置く人もいますが、寺社の案内や考え方もあるため、迷う場合は奉納を選ぶのが無難です。

よくある質問(FAQ)

Q. 絵馬はいつ書くのがいい?

A. 参拝の前後どちらでもよいとされることがありますが、初心者は「参拝後」にすると迷いにくいです。現地の案内があればそれが最優先です。

Q. 2つ以上の願いを書いてもいい?

A. 可能ですが、絵馬の強みは「願いの集中」です。迷うなら、まず1つに絞ると気持ちが整いやすいです。複数ある場合は、絵馬を分ける方法もあります(授与元の案内に従ってください)。

Q. 願いが変わった/叶わなかった場合は?

A. 自分を責める必要はありません。絵馬は行動の区切りです。今の状況に合わせて願いを更新し、次の目標を立てるほうが建設的です。

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