エイプリルフールはどうしてウソをついて良いの?起源7説

 

 

エイプリルフールと言えば軽い嘘をついて良い日という認識がありますが、どんな意味があるのか、なぜ4月1日とされているのかなど・・・知らないことばかりですよね。今回は、そんなエイプリルフールについて調べてみました。

エイプリルフールの意味

エイプリルフールは英語に直すと、

April Fools’ Dayとなります。

April Foolは直訳すると、「四月馬鹿」ですね。

エイプリルフールは、直訳すると四月馬鹿。
4月1日そのものを指すのではなく、騙される人のことを意味しているんですね!
なんともユニークな命名ですね。

エイプリルフールの起源

中国では、「万愚節」や「愚人節」と呼びます。
エイプリルフールは世界的な習慣となっているんですね。
愚かという漢字が入っているので、これも四月馬鹿と同じような意味だということが分かります。
エプリルフールの由来・起源は、以下のいくつかの説が混在していて、正確にははっきりしていないそうです。これだけ広まっているのにいつ始まったかが不明確なのは不思議ですね。

起源説1 国王への反発

その昔、ヨーロッパでは3月25日を新年とし、4月1日まで春の祭りを開催していたが1564年にフランスのシャルル9世が1月1日を新年とする暦を採用した。これに反発した人々が、4月1日を「嘘の新年」とし、馬鹿騒ぎをはじめた
この説が一番有力とされています。エイプリルフールは、なんと453年も前からあったと言うことになります。とっても歴史がある風習なんですね。
これに激怒したシャルル9世は、バカ騒ぎをした国民を次々に捕らえ、処刑してしまったのです。処刑された人の中には13歳の少女も含まれており、これを悲しんだフランス国民が、この事件のことを忘れないためと、フランス国王への抗議の意味合いで4月1日を盛大に祝うようになったと言われています。
抗議の意味合いを持つ風習だったのですね。
しかし、なぜウソをつくような風習になったのかが疑問です。

起源説2 修行を終えた僧をからかう行事だった

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昔々、インドの修行僧は毎年3月25日から31日までの一週間、座禅の修行をしていました。
インドの修行僧が1週間の修練を
終えて帰ってくるのが4月1日。

せっかくの修行も現実の世界にかえってくれば
誘惑も多く辛い修行が無駄になることを笑う
「揶揄節」と呼ばれています。

それが無駄なことをさせることをからかう日となり
エイプリルフールにつながったという節があります。

起源説3 バカな魚という意味

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フランスでは、4月1日は『Poisson d’Avril(ポワソン・ダブリル)』と呼ばれています。4月にはものすごく魚が釣れるので「バカな魚」という意味です。
その大漁祝いとして、ウソをつくようになったんだとか。
そのバカな魚というのは、四月にあまりにも大量に釣れる鯖(サバ)のことだそうですよ。でもなぜ大漁祝いがウソとつながるのかが不思議です。フランスの子ども達の間では、エイプリルフールに下記のような遊びをするそうです。
フランスの子供たちは、
気づかれないように魚の形をした紙を、
背中に貼り付ける遊びをするようです。
これは楽しいですね!うそをつくよりも、こちらの方が個人的には好きです。

起源説4 「ノアの方舟」でハトが戻ってきた日

ノアの方舟といえば、
誰もが知っている旧約聖書に書かれている、
大洪水から逃れるために作られた舟ですよね。

この時にノアが陸地を探すため、
ハトを放つのですが、
何も見つけれずにハトが戻ってきます。

その日が4月1日。

そのことから、無駄なこと=嘘ということで、
4月1日には嘘をついてもいいとなったそうです。

無駄なことがうそに繋がるなんて・・人生無駄なことだらけ、寄り道した方が人はステキになれることもあると思いますが。

起源説5 キリストの命日だから

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もう1つ似た説に、この日がキリストの命日であり、キリストがユダのウソで裏切られたのを忘れないために設けられたという説です。
キリストの命日、ウソをつかれたことを忘れないためにウソをつくなんて、少し皮肉な感じもしますね。

起源説6 古代ローマ時代の風習

古代ローマ時代には、「さかさま祭り」という風習があり、道化師が聖職者になって無礼講の大騒ぎが行われたと言われています。この日は、嘘をついてもさかさまと言うことでエイプリルフールの起源と言われています。

起源説7 イギリスのオークアップルデー

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イギリスに「オークアップルデー」という記念日があります。オークアップルデーは1660年の5月29日にチャールズ2世が王政復活したことを祝う日です。

このオークアップルデーは、

オーク(樫)の葉や実、オークアップル(ナラメリンゴフシ)を身につけて国王に忠誠を誓う
オークやオークアップルを身につけていない人は責められる
身につけるのは午前中だけなので午後になると責められない
この風習がエイプリルフールが午前中だけということに繋がったと言われています。

日本ではまだあまり浸透していませんが、この説によりイギリスやイギリス領だったところでは、エイプリルフールにうそをついてもいいのは午前中だけとされているそうです。
その日の午後には必ずネタばらしをするのがルールだとか。騙された人の気持ちを思えばネタばらしは、早いに越したことはありませんよね。

エイプリルフールが日本に伝わったのはいつ?

日本に伝わったのは、江戸時代と言われています。
江戸時代は『不義理の日』と言われていました。
義理を欠いていた事(ウソをついていた事、お金を借りて返していない事)を
手紙で詫びる日だったようです。

江戸時代のウソに対する厳格な価値観が分かります!
今のエイプリルフールが 浸透したのは大正時代で、
ここ100年くらいのことなんです。

ウソをつくエイプリルフールとは、全く反対の内容で伝わってきたんですね。
逆に真実を告白する日だったとは、日本人の真面目な国民性がうかがえます。
先ほど紹介した中にはウソをつくことを詫びるような起源はなかったので、他に何か起源とされるものがあるのかも知れませんね。

エイプリルフールはなぜウソをついてもいいの?

様々な由来を持つエイプリルフールなので、ウソをついてもいい習慣となったことについてもはっきりとは分かっていません。
ただ、先ほどあげた起源から読み取ると一番有力とされているフランスの説では、盛大に祝うようになったとありウソを付くようになったわけではないことから

・無駄なことをさせるのをからかう日だから
・無駄なこと=ウソだから
・ウソをついても「さかさま」だから無礼講

という理由でウソをつく習慣に変わっていったと推測できます。

エイプリルフールのルール

起源で紹介したように、イギリスやイギリス領だった地域ではウソをつくのは正午までで、午後はネタばらしをするのがルールとされています。

フランスでは、気で付かれないように背中に魚の形をした紙を貼る遊びをします。

ルールは国や地域でも違いがあり、絶対にこれが正しいという規則はないんです。
そもそも起源や発祥地もあやふやなイベント、ルールはあってないようなものなんですね。
しかし、ウソをつくわけですから下記のように注意を促しているサイトもあります。
エイプリルフールは嘘が許される日です。しかし、嘘はついても他の人に「害」を与えてはいけない。
これがエイプリルフールで絶対に守らなければいけないルールになります。

他人に「害」を与えるものとしては、誰かが失望してしまうような嘘、誰かが不幸になるような嘘、誰かに損害を与えるような嘘。

こうした嘘は例を挙げればきりがありませんが、一方、ちょっと考えればこうした嘘がいけないことは常識でもわかるはず。

常識の範囲を超えないちょっとしたジョークを楽しむ日ととらえ、気楽に楽しめると良いですね。

エイプリルフールは笑えるウソを

この記事では、エイプリルフールの意味や起源、日本への伝承やルールなどを紹介しました。
余談ですが、「エイプリルフールでついたウソはその年には実現しない」という噂もあります。
もしウソをつくなら、ネタばらしで笑顔になれるウソにして、せっかくのエイプリルフールを思い切り楽しんじゃいましょう。

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