占いとかでよくいう【ラッキーカラー】って正直何なの?

 

縁起のいい色を身につけていると、その色の持つ効果によってパワーが湧いてくると言われます。それがラッキーカラーです。占いとかでもよく星座ごとのラッキーカラーが発表されていますよね。幸運を引き寄せるカラーとはどんな色なのでしょうか?

もくじ

 (3990)

情熱や生命をイメージさせる赤は、多くの縁起物に使われています。
赤を身につけることで、健康や開運を呼び込もうとする風習は、世界中で古くから行われています。
世界的に縁起が良い色として知られているのは赤です。赤と
いうとおめでたい色として使われることが多いです。

しかも生命力がある色とも言われているので、よくご年配の
人向けの下着とかでも赤の下着を売っているお店もあります
よね。

世界的に赤は縁起が良い色として知られています。日本でも
紅白というおめでたい存在があります。よくおせちでも紅白
かまぼこを入れたりしますよね。おめでたいことがあった時
に赤飯を炊くのも当てはまります。

 (3989)

聡明で静かなイメージを連想する青。
幸せを運ぶ「青い鳥」など、縁起のよいものに使われることも多い色です。
◆ー青ー◆

◆中国や台湾・・・喪の色

◆英国・・・王室のシンボル・カラー
(高貴さを連想させる)

◆中東・・・青い色が魔力をもっていて身を守ってくれると言われている。

◆トルコ・・・青いガラス玉に目玉を描いた魔よけがいたるところで見られる。

中国など、青を縁起の良い色としない地域もあります。日本でも、葬儀に青と白の幕を使うことがあります。
しかし、日本では古くから藍色を縁起のよい色としてきたので、青色に対する抵抗感は少ないようです。現在もサッカーのユニフォームなどに取り入れられ愛されている色です。

 (3986)

生命の息吹を感じさせる緑は、様々な地域で縁起のいい色とされています。
古代エジプトでは緑を高貴な色ととらえていたようで、多くの文化遺産にその様子をみることができます。
ツタンカーメン王の墓の玄室の壁画としても描かれている
オシリス神の肌は緑色ですが、

これは「再生」の色であり、

「植物的生命、健康、若さ」をも表しています。

「エジプトはナイルの賜物」
といわれるように

毎年ナイル川の洪水により、低地のすべては洪水に飲み込まれ
泥の下に沈みます。

その死の世界から、最初に噴出す生命が草なのです。

真っ黒な死の世界は、一面の緑に取って代わられます。

縁起の良い色として、緑色は、御守りや中王国時代の女性服の色
として、最も多く使われたのですね。

ピンク

 (3987)

柔らかなイメージのピンクは、恋愛の象徴の色とされています。
服やインテリアに取り入れる人も多く、身近に置くことで精神的に安定することで幸運を招く効果もありそうです。
パステル調のものから、ビビッドなものまで幅広い色合いがあるので、誰にでも取り入れ易いカラーであることも人気の要因です。
桃色の心理効果

幸せな気持ち、優しい気持ちになる。
心も体も若くなる。
愛らしく見える。
安らぎに満ち足りた気分になる。
愛情を求めるようになる。
緊張をやわらげる。
ピンクは美しくなるためには必要な色です。幸せな気分を作り女性ホルモンの分泌を助けます。血行をよくし肌の潤いを保つピンクは積極的に取り入れたい色です。

 (3988)

高貴な色とされる紫には、癒しのイメージがあります。日本ではお守りなどにも使われるポピュラーな色ですね。
染料が高価であることから古来から珍重されてきた紫ですが、キリスト教では受難の色とされ縁起の悪い色とされています。日本でもお見舞いに紫の花を持っていくことは良くないこととされていますから、取り入れ方には注意したい色です。
紫は特に日本では意味合いの強い色として昔から使用されてきました。
例えば、聖徳太子が制定した冠位十二階(身分制度)では最高位の色を紫と定めています。
紫式部が生きた平安の世では貴族階級に紫色が珍重されました。
その為この色は、高貴、気高いと言うイメージを持っています。
また、赤でも青でもない中庸な色が民族性にあっているとも言われています。
それと同時に、紫の光の波長が細胞内の光修復酵素を刺激し、DNAなどの損傷を修復する働きがある事が医学的に実証されています。
交感神経の赤・副交感神経の青を混色すると紫色になります。このバランスが崩れている人=体調の悪い人・ストレスがたまっている人がより紫色を好む傾向があります。
これは、先出の波長の効果と共にニュートラルな状態に戻ろうとする自然治癒力が働いて無意識にこの色を選択すると言えます。つまり、癒しの色でもあるのです。
江戸時代、体調を悪くした殿様が「紫紺」と言う薬効成分のある植物で染めた紫色の鉢巻をしていました。また、古代ローマ時代では紫貝の汁が消毒液として用いられていました。
これらは薬効成分と共に癒しの色の効果があるとも考えられます。

西洋文化では聖職者の色として、白は縁起のいい色とされています。
純潔の象徴として、ウェディングドレスなどにも使われていますね。
しかし、中国をはじめ東アジア圏には白を不吉の色とする地域もあるようです。
何色にも染まる白の特性が真逆のイメージを作ったのかもしれませんね。
北極老人と私と白ふくろう|グレイトティーチャー株式会社 代表取締役社長のブログ (3991)

詳細は?ですが、陰陽五行説に由来する色彩関係に基づいているそうです。五行説では具象のひとつとして五つの色あげられており、青(東)、赤(南)、黄(中)、白(西)、黒(北)がそれです。また、それぞれを心象の五情に当てはめると青=怒、赤=喜、黄=思憂、白=悲、黒=恐ということになるそうです。中国でも白と黒は縁起が悪いとされています(中国の喪服は白です。中国人から見ると日本の花嫁が白い衣装なのは?だそうです。恐らく、中国では人が亡くなった悲しみを表すということで白なんでしょう。)日本の場合、鎖国を解いて開国してから懸命に西洋化することに励んできたので、陰陽五行説というのはくずれているかもしれません。おそらく西洋的な解釈と言うのもあるかもしれません。ちなみに神道では人が亡くなった場合、青と白の幕で式をあげます。また、お焼香ではなく、榊を捧げます。
絵写経

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