どうして昆布は縁起物なの?実は戦国武将の必勝アイテムだった!

 

 

縁起物として知られている日本の伝統的な食材はたくさんありますよね。その中でも昆布は特別な縁起物の食材。戦国時代では勝負の運をかけた食材としてありがたがれました。

戦国時代には必勝祈願のための縁起物だった?

写真素材 足成:こんぶ (32796)

戦国時代に戦国武将たちが喜んで食べていたものが3つあります。

それは打鮑 (うちあわび)、搗栗 (かちぐり)、そして昆布 (こんぶ)です。

これらは不老長寿の健康食材、献納物として朝廷に献上されていました。
平安時代では税金としても徴税されていたほど高級食材でした。
一方戦国時代の武士たちの間では「打って、勝って、喜んこんぶ」という
ゴロの良さから戦の前の縁起物として食べられていました。

昆布の語源は「ヒロメ(広め)」の意味だった。

昆布の語源はアイヌ語のヒロメです。
恵比寿様にかけて「夷目(エビスメ)」とも呼ばれていました。
北海道でとれる幅広の昆布は「広い布」と呼ばれ、中国では「海帯」と書きました。

こうしたイメージから縁起や福を広めるという意味合いを持っています。
結婚式のお披露目という言葉はこの語源からくるとされています。

中国でも昆布が縁起物として有名

中国でも昆布は漢方に使われるほど有名な縁起物です。
昆布に含まれる、ヨウ素やカリウムが痰をなくす作用や血圧を下げる役割をすると言われています。
また昆布は甲状腺ホルモンの元となるものであり、甲状腺の異常を発見したら、昆布の過剰摂取をが疑わたりします。

中国ではヨード欠乏症の恐れから漢方として広く使われてきました。
薬で有名な日本の富山県ではなんと昆布は日本一の消費量を誇っています。
富山県で昆布は取れませんが、昔から薬膳利用のために北海道や中国から輸入していたとされています。

縁起のいい語呂合わせだけでない、昆布の効能

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昆布は非常に栄養価の高い食材です。現代で最も注目されるのは美容目的ではないでしょうか。体の酸化を防ぎ、弱アルカリ性に保つため理想的な美容食として利用されています。ダイエットにも効果があり、昆布のネバネバに含まれるアルギン酸やフコイダンは脂肪や糖の吸収を抑えてくれます。

また甲状腺ホルモンの原料ヨウ素(ヨード)が含まれていますので、肌がツヤツヤになります。しかし取りすぎると甲状腺異常を引き起こす恐れがあるので、過度な摂取は注意が必要です。

縁起物としても栄養としてもおせち料理で活躍。

寿の文字とおせち料理|フリー写真素材・無料ダウンロード-ぱくたそ (32810)

お正月のおせち料理では昆布は欠かせません。昆布巻きや煮しめの結び昆布、お雑煮のダシにも昆布は使われます。養老昆布(よろこんぶ)として今年も病気をせず元気に過ごしていこうという思いが込められる縁起物食材としておせち料理の大事なおかずです。

中でも昆布巻きは参の重(さんのじゅう)、つまり三段目に入れる料理として全国的なルールがあります。昆布巻きには早く煮えて、煮くずれも少ない日高昆布を使うのがオススメとされています。

まとめ

かつては戦国武将に愛された食材であり、現在でも正月のおせち料理でおなじみの昆布。縁起物だけでなく、実は美容や健康にもいいとっても優れものでした。

摂りすぎには注意ですが、朝忙しいときにもちょっと味噌汁に入れるだけで食べられるお手軽食材なので、ぜひこれからも健康食材として利用していきたいですね。

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