知ってた?【ひょうたん】って縁起の良い植物なんだって!

 

ひょうたんは実は縁起物の植物なんだそうです!ひょうたんが植物ということにも驚きました。ひょうたんで有名なものは豊臣秀吉の千成瓢箪ですね。では、このひょうたんのどのあたりが縁起物なのかを調べまとめてみました。

縁起物としてのひょうたん

ひょうたんと一口にいっても形はイロイロ

ひょうたんと一口にいっても形はイロイロ

三つで「三拍子」、六つで「無病息災」

日本では、『日本書紀』(720年成立)の中で「瓢(ひさご)」としてはじめて公式文書に登場します。

特に作物の種入れとして用いられてきた歴史は長く、「瓢箪の中に入れた種は必ず芽が出る」ので、幸福や成功のチャンスがめぐってくると言われています。

ほかにも、三つそろえば「三拍(瓢)子」そろって縁起が良い、六つ揃えば「無病(六瓢)息災」のお守りになるとされます。

中国では種が多いことと胴にくびれのある形から女体にたとえられ多産と繁栄のシンボルとなり「家運興隆」「子孫繁栄」「商売繁盛」を意味します。

また「護禄」や「福禄」と 同じ発音のため、古代の人は、幸運を招くお守りとして、玄関に掛けたり、身に携えて、邪霊を払ったりしました。

ひょうたんが公式文書に初めて出てくるのが日本書紀というのは驚きですね。
さらに道具としての使用法から幸運と結びつけるとはすごいですね。
通常、縁起物は今回で言えば中国のような形状やその特徴、
日本のような語呂合わせ的な感じで縁起物としてのご利益が語られるんですが、
誰か種まきの上手い人がいたんでしょうか。

縁起物としてのひょうたんを印象付けた秀吉の千成ひょうたん

JR新大阪駅にある千成ひょうたん

JR新大阪駅にある千成ひょうたん

 主君・織田信長が、稲葉山城(岐阜城)を攻めていた時のこと。少数の部下を連れて裏口から城内に忍び込んだ秀吉は、その作戦の成功を城外の味方に知らせるため、酒器に使っていたヒョウタンを竹の先に結んで、高々と掲げたという。

 戦に勝利した信長は「ヒョウタンの印は面白い趣向だ。馬印に用いよ」と大いに喜んだ。以来、秀吉は戦に勝つごとに小さなヒョウタンを一つずつ増やし、やがてこれが千成瓢箪と呼ばれるようになったそうだ。

 ただ、江戸時代前期の「賤ヶ岳(しずがたけ)合戦図屏風(びょうぶ)」や「大坂夏の陣図屏風」に描かれている豊臣方の馬印を見ると、千成ではなく、ヒョウタンは1個だ。

 大阪城天守閣の北川央(ひろし)・研究主幹(52)は推測する。「千成瓢箪は絵本太閤記以降しか出てこないので、この本で作られたエピソードでしょう。それが広く受け入れられ、定着した」

 古来、ヒョウタンは縁起物や酒などの容器に用いられてきたが、より親しまれるものにしたのが、秀吉だったのだろう。

 奈良県立民俗博物館学芸員の鹿谷勲さん(61)(民俗学)も「秀吉の成功体験にあやかりたいと考えた人たちによってもてはやされ、縁起物としての価値が高まった」と語る。

千成ひょうたんが作り話だった、というのは少し思いがけないことです。
割と派手好きの秀吉ならやりそうな気はするのですが。
そんな秀吉にあやかりたいという気持ちが
縁起物としてのひょうたんの価値をさらに高めたというのは非常に面白い考察ですね。

風水とひょうたん

風水にも関係の深いひょうたん

風水にも関係の深いひょうたん

健康運や金運アップ

特に、健康運に与えるプラスの効果が強力です。
家に一つ置いておけば、その家の中の“気”の巡りを活性化させ、悪い気を吸収して弱めてくれるのだとか。
風水の分類では「金」の気を持つアイテムとされています。
金の気を持つアイテムというのは、「土」の気を吸収して和らげる作用があります。
土の気は、家庭運や結婚運の礎になるものではあるのですが、ネガティブに作用すると病気をもたらすこともあります。
ですから、金の気を持つひょうたんを配置することによって、悪い「土」の気を吸収して健康運を高めることができるというわけ!
風水でも、ひょうたんは「無病」のお守り。
無病息災にご利益のある、大変縁起の良いアイテムとして使われています。
ひょうたんは風水で言うところの「金」の気を帯びたアイテム。
そのものズバリで、金運UPを応援してくれる開運グッズでもあるのです。
風水においてひょうたんは開運グッズとして人気があるようです。
特に健康運と金運に作用するそうですから、
そういったアイテムが欲しい方はひょうたんを試してみてはいかがでしょうか。
西遊記でも金閣銀閣が持っている名前を呼ばんで返事をすると吸い込まれるアイテムもひょうたんでしたね。
あの形状から吸い込むという発想がでてくるのでしょうか。

ひょうたんと縁のある神社~堤根神社~

ひょうたんの伝承がのこる堤根神社

ひょうたんの伝承がのこる堤根神社

命をかけた大事業『茨田堤』の築堤。
人々は力の限りを尽くしたが、どうしても塞ぎきれない所があり、人柱を
立てることになります。ここで指名されたのがこの工事を担う茨田氏の一族である衫子。彼は必死で考えます。そこで思いついたのがひょうたん。
二つのひょうたんを取りだし『ひょうたんが沈めば人柱になる。沈まなければならない』そう宣言して川へ投げ入れます。大嵐になりましたが、ひょうたんは沈まず浮かび上がりました。そして人柱にならずとも、堤ができあがった記されています。このひょうたんの知恵を持って茨田堤できあがり、人々の暮らしが守られ、そして当地発展の契機となったのです。
 (12499)

このお話がひょうたんが日本書紀に初めて登場したお話です。
このお話から運気浮かびあがりのご利益を掲げているようで、
この堤完成をもって大願成就のご利益も掲げられています。
こうした日本書紀のような古い書物に記されたものが現代でも伝えられ、
大事にされているというのはすごいことですね。

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