最終更新日:2026年1月26日
「お賽銭はいくらが正解?」「5円がいい?」「投げ入れていい?」――参拝の場で迷いやすいのが、お賽銭の扱いです。
結論としては、金額に決まりはなく、縁起の語呂にこだわり過ぎる必要もありません。大切なのは、神前に向き合う気持ちと、丁重な所作です。
参拝全体の流れ(鳥居・手水・拝礼)はこちら:神社参拝の作法とは?鳥居・手水・二拝二拍手一拝、迷わない基本を整理
御札(お神札)の扱い:御札の飾り方完全ガイド(神棚あり/なし・順番・交換・返納)
この記事の要点
- お賽銭は、もともと神前への「お供え」が由来とされる(米などから金銭へ)
- お賽銭の額に決まりはない(語呂合わせは“楽しみ方”の範囲で)
- 投げ入れる場合でも、丁重な動作を心掛けるとよい
- 祈願(ご祈祷)の「初穂料/玉串料」と、お賽銭は別もの
お賽銭とは?(意味と由来の整理)
お賽銭は、神社に参拝する際に賽銭箱へ金銭を供える習慣です。
神社本庁の解説では、もともと神前には海や山の幸が供えられ、とくに米は特別なお供えとして「おひねり」に包んで供えられたこと、貨幣の普及により金銭も供えられるようになったことが紹介されています。
外部参照:神社本庁「お賽銭の今と昔」
金額に決まりはある?(結論:ない)
よく「ご縁(5円)」「始終ご縁(45円)」など、語呂に合わせた金額が話題になります。
ただし、神社本庁の解説でも、正式に決められた額はないこと、語呂ではなく「気持ちを込めてお供えすること」が重要だと示されています。
外部参照:神社本庁「お賽銭の今と昔」(お賽銭の額に決まりは無い)
現実的な決め方(迷いを終わらせる整理)
- 無理のない範囲で用意できる金額で十分
- 語呂は「楽しみ方」として留め、縛りにしない
- 混雑時は特に、所作(丁重さ)の方が重要
納める所作(丁重にするだけで整う)
お賽銭は、金額よりも「納め方(所作)」で印象が決まります。迷ったら、次のポイントだけで十分です。
- 賽銭箱の前で姿勢を整える(周囲の流れも確認)
- 硬貨は片手で放らず、できれば静かに納める
- 投げ入れる必要がある距離でも、強く投げない(丁重に)
- 続けて硬貨を何度も投げ入れない(音や飛散の迷惑になりやすい)
神社本庁の解説でも、お賽銭箱に投げ入れる場面は見かけるものの「感謝の気持ちとしてお供えすることなので、丁重な動作を心掛けると良い」と示されています。
外部参照:神社本庁「お賽銭の今と昔」
鈴は鳴らすべき?(設置がある場合のみ、控えめに)
拝殿の前に鈴(本坪鈴)がある神社もあります。神社本庁では、鈴の音は参拝者を敬虔な気持ちにし、祓い清め、神霊の発動を願うものと説明されています。
一方で、鈴が無い神社もありますし、鳴らし方の案内がある場合もあります。
- 鈴がある場合でも、乱暴に鳴らさず、控えめに
- 鳴らす/鳴らさないの迷いより、拝礼を丁寧に
- 案内や注意書きがあれば最優先
外部参照:神社本庁「参拝の際に鳴らす鈴について」
「お賽銭」と「初穂料・玉串料」は別もの
個人の参拝で賽銭箱に納める金銭が「お賽銭」です。
一方、厄除・家内安全・商売繁盛などの祈願(ご祈祷)を受ける場合に納めるのが「初穂料」「玉串料」などです。受付方法や金額の目安は寺社ごとに異なるため、案内に従うのが確実です。
よくある質問(FAQ)
Q. 5円が一番よい?
A. 語呂として親しまれることはありますが、決まりではありません。無理のない範囲で、丁重にお供えすることが大切です。
Q. お札を納めてもよい?
A. 賽銭箱の構造により難しい場合があります。無理をせず、可能な形で納めてください(案内があれば従うのが最優先です)。
Q. 投げ入れてしまった。失礼?
A. 過度に気にしなくて大丈夫です。次回から丁重な動作を意識すれば十分です。
関連情報(外部参照)
お賽銭や参拝の運用は寺社により異なります。背景理解や最新動向の把握には、外部情報も参照すると整理が進みます。














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