長寿の象徴、鶴と亀。古来より日本では縁起のいいものとされています。平成29年4月21日(金)に鶴舞駅80周年を記念して、舞鶴から亀崎、勝川など縁起のいい字を含んだ5つの駅までの片道切符をJR東海が発売。縁起物としてプレゼントなどにいかがでしょうか?
もくじ
JR東海の鶴亀きっぷとはどんなもの?
鶴亀きっぷとは、JR東海が4月21日から発売する中央本線鶴舞駅の開業80周年記念「開運・金運・鶴亀きっぷ」のこと。
鶴舞駅の鶴が縁起のいい文字であることに掛け、同じく縁起のいい文字を含む勝川、金山、亀崎、永和、幸田の5つの駅までの大人用片道乗車券を、セットにして販売するというものです。
それぞれ「勝ち運」「金運」に恵まれ「鶴亀」のように「永遠に」「幸せでありますように」という願いが込められています。
2. 鶴舞駅とはどんな駅?どこにあるの?
鶴舞駅は名古屋市中央区にあり、現在はJR東海中央本線と古屋市営地下鉄鶴舞線が乗り入れています。
歴史は古く、1928年に名古屋博覧会に伴う仮駅としてオープンし、一度廃止されましたが1937年に営業が再開。2017年は、再オープンからちょうど80年になります。
駅名の鶴舞の読み方は「つるまい」ですが、近くにある公園や小学校は「つるま」。
名古屋の人も混乱する地名の一つなのですが、もともとは「つるま」がこのあたりの地名でした。
鶴舞公園ができた明治42年ごろ、「つるま」という地名に、鶴舞の漢字を当てはめるようになったようです。
3. 鶴と亀はなぜ縁起がいいとされるの?
鶴は夫婦仲がよく一生添い遂げることと、天に向かって鳴く声が遠くまで届くことから「天に通ずる鳥」とされ、おめでたいものとして知られてきました。亀は中国では仙人の使いで、知恵と長寿を象徴する動物でした。
また、鶴と亀はどちらとも、動物の中でも長寿の生き物です。
鳥の寿命は3~10年であるのに対し、鶴は30年ほど。
亀も種類によっては200年近く生きるものがいます。
このことから、鶴と亀は長寿を象徴するおめでたい動物とされるようになったのです。
4. 他にもある!縁起のいいきっぷ
■祈願スタンプを押せる「喜入駅」
■受験生、スポーツ選手に人気の「一勝地駅」
■幸せを呼ぶ「真幸駅」
5. まとめ
JR東海の鶴舞きっぷは限定500セットなので、希望の方はお早めにどうぞ。
鶴亀きっぷのほかにも縁起がいいとされるきっぷは全国にたくさんありますので、贈り物としていかがでしょうか?
遠方でも購入可能なきっぷはたくさんありますが、中には期間限定や数量限定で販売されるものもありますので注意しましょう。