最終更新日:2026年1月18日
夜に蜘蛛(クモ)を見かけると、「縁起が悪い」「泥棒の前触れ」などの話を思い出す人も多いはずです。
ただし、これは主に言い伝え(俗信)の領域です。現実の暮らしでは、蜘蛛の種類や状況に応じて安全と快適さで判断するのが合理的です。
この記事の要点
- 朝蜘蛛・夜蜘蛛には「朝は吉、夜は凶(盗人の先立ち)」などの俗信がある
- 一方で、蜘蛛は害虫を食べる存在として扱われることもある(例:アシダカグモ)
- 大事なのは「素手で触らない」こと
- セアカゴケグモ等が疑われる場合は自治体へ連絡(触らない)
結論:縁起は“言い伝え”、対処は“安全第一”でOK
夜蜘蛛を不吉とする考え方は古くからありますが、地域によって伝わり方も様々です。縁起は文化として紹介しつつ、生活上の対応は安全第一に寄せるのが、現代の情報として最も信頼されます。
「夜の蜘蛛は縁起が悪い」と言われる理由(俗信として)
民俗の説明として、蜘蛛は地方によって様々な俗信があり、夜の蜘蛛を「盗賊の先だち(前兆)」とする話や、朝と夜で吉凶を分ける考え方が紹介されています。
また、図書館調査(参考文献案内)でも、朝の蜘蛛は来客や福と結びつき、夜の蜘蛛は泥棒の前兆として忌む、という例が豊富にあるとまとめられています。
現実には:家の蜘蛛すべてが「害」ではない
蜘蛛は見た目で嫌われがちですが、種類によっては家の中で害虫を捕食する存在として知られています。たとえばアシダカグモは、人家などにすみ、ゴキブリなどを捕食すると辞典で説明されています。
家で蜘蛛を見かけたときのおすすめ対処
1)まずは「素手で触らない」
自治体の案内でも「クモには直接素手で触らないように」と注意があります。
苦手な人ほど、反射的に触ってしまいがちなので、ここは最優先ルールにしてください。
2)苦手なら、道具で外へ(または掃除で取り除く)
- ホウキや長い箸、紙と容器などで屋外へ逃がす
- 巣や糸が気になる場合は清掃して取り除く
- どうしても難しい場合は掃除機など、触れない方法で対応する
3)頻繁に出るなら「餌になる虫」や侵入口を見直す
蜘蛛がいる=虫がいる可能性もあります。
蜘蛛だけをどうこうするよりも、食品管理・生ごみ管理・換気・隙間対策など、家の環境を整える方が根本対策になりやすいです。
注意:セアカゴケグモ等が疑われる場合は自治体へ(触らない)
環境省の注意喚起資料では、ゴケグモ類(セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモ等)を見つけた場合、自治体に連絡し、素手で触らないように案内されています。
このケースは縁起ではなく、完全に「安全優先」です。
よくある質問(FAQ)
Q. 夜の蜘蛛は本当に縁起が悪い?
A. 「夜蜘蛛は盗賊の先立ち」などの俗信は各地にあります。文化として紹介しつつ、現実の対処は安全基準で判断するのが現代的です。
Q. 蜘蛛は殺したほうがいい?
A. 苦手なら無理に共存する必要はありません。ただし、素手で触らず、道具で屋外へ出す/掃除で取り除くなど安全な方法がおすすめです。
Q. 危険な蜘蛛っぽいけど、どうすれば?
A. セアカゴケグモ等が疑われる場合は、素手で触らず自治体へ連絡してください(環境省の注意喚起に沿った対応)。














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