縁起物の代名詞の一つとしても知られる茶柱。お茶を煎れたときに茶柱が立ってたら何だか嬉しいですよね。
そんな茶柱を立たせることができる縁起茶があるそうです。今回は様々な側面から茶柱の魅力について迫っていきたいと思います。
もくじ
そもそも茶柱は何が縁起がいいの?
via illust-imt.jp
茶柱(ちゃばしら)は、日本茶を淹れた際に混入されたチャノキの茎。番茶などに見られる。日本においては、この茶柱が茶碗の中で縦に浮いた状態になることを「茶柱が立つ」と呼び、吉兆としてもてはやす文化がある。
それでは、なぜ吉兆にいいのかが気になりますよね。
また「柱が立つ」という言葉自体も、柱=家の中心を成すもの=それが立つ=良い事という関連性もあるという事です。
ちなみに「朝の茶柱は縁起が良い」という時間限定ルールを加えた言い伝えもあります。。
さすがゲン担ぎの日本の文化といったところでしょうね。
茶柱とは、お茶に混じった茎のことです。お茶に混じった茶柱が茶碗の中で立つのは、めったに起こらない珍しい出来事であり、そのめったにないことが起こるということは、縁起がいいことだと解釈されてきました。これを人に話さなければ良い事があると言う縁起かつぎ。ほかに「茶柱が立つと子ができる」「茶柱が立つと来客がある」ともいわれます。子ができるのはめでたいこと、後者の場合の来客とは、うれしい客を意味しています。
人とのつながりって大切ですよね。
茶柱が立つ条件ってあるの?
辞書によると「柱」は力“頼りとする人や物事のたとえ”とあり、古語辞典では“拝尊敬の対象である神仏、または高貴な人を数える”とあります。確かにあちこちで家の柱を大事にする風習は昔からみられます。
ところで、茶柱が比較的立ちやすいお茶ってあるんですか?
断言はできませんがあえて言うなら、むかしの煎茶や玉露といった高級茶は手作業でお茶の葉を摘み取っていたので茎が混入するということが無く、目で確かめながら丹念に手で拾って葉と茎を選別していたこともあって茶柱が立つことはまず考えられないほど確率が低いのですが、これに対して一番茶を摘み終わった後の晩茶には、茎や葉の軸がたくさん混ざっているので煎茶などに比べれば確率は高いと言えるでしょうね。
でも、急須や土瓶の注ぎ口の根元にはお茶の葉や茎が出ないように、金網やメッシュが付いているから、茎どころかお茶の粉さえ出ないようになっていますよね。
つまり、偶然だけでなく高級茶というのも一つの条件なのかもしれませんね。
いいお茶はパックなんてありえませんから、茶柱が立つというわけです。
いいお茶はパックなんてありえませんから、茶柱が立つというわけです。
茶柱が立つのって珍しいの?
茶柱が立つにはまず湯飲み茶碗にお茶の茎が入らねば始まりません。 でも,普通は細かいお茶こしを使う場合が多いので湯飲み茶碗に茎が入りません。
急須にしても,研究室の急須の茶こし部分は磁器製で穴が大きく茎が通り抜けますが,最近の急須の茶こしは細かい金網が付いているものが多いようです。
そもそも茎が入るのが難しいんですね。
確かにたくさん茎が入れば飲みにくいですから、こういった技術の向上は仕方がないですね。
確かにたくさん茎が入れば飲みにくいですから、こういった技術の向上は仕方がないですね。
ホームページに茶柱について実験した記事がありました。それによれば、「最近の急須の茶こしは細かい金網が付いているものが多いので湯飲みに茎が入る機会が少ない」そう。確かに最近見ないですね。さらにページをみると、「乾燥したお茶の茎は、顕微鏡で見ると穴がたくさん空いていてここにお湯が浸入していきます。茎はお湯を吸い始めると片方が重くなり斜めになります。さらにお湯を吸うと水面下で立った状態になり、その後立った状態で沈み、やがて茶碗の底に倒れます。ですから、茶柱が立つためには、茎の乾燥度合いや繊維の詰まり具合がいいあんばいで揃わなければいけない」という条件があるようですね。
つまり条件が難しいだけでなく、前述のとおりいいお茶でないといけないのですね。
確実に茶柱が立つ商品があるの?
茶柱は折れやすく茶葉は変質しやすい大変デリケートなものでした。
試行錯誤の末、辿りついたのが、茶柱と粉末緑茶を安全な食品カプセルに詰め、アルミの袋にシールドするという方法でした。カプセルに詰めることにより茶柱の折れと、お茶の品質保証を維持することが可能になりました。
以上が茶柱の大体のメカニズムです。
ですから、茶柱を立てるためにはある程度の努力が必要ということです。
ですから、茶柱を立てるためにはある程度の努力が必要ということです。
前述の商品を買うというのも一つの手段です。
こういった商品は、数多くあってきっと重要な縁起物になると思います。
皆さんも茶柱の魅力を活用してください。
ご利益は色々あって、恋愛成就や商売繁盛、大願祈願など様々ですよ。