最終更新日:2026年1月26日
節分の全体像はこちら:節分とは?豆まきの意味と作法、恵方巻・柊鰯まで初心者向け完全ガイド
節分の日付が動く理由(立春との関係)はこちら:節分の日付はなぜ変わる?立春との関係と「暦資料」での確認方法
恵方(方角の確認)はこちら:恵方とは?十干による決まり方と確認方法、2026年の方角まで解説
立春(りっしゅん)は、暦の上で「春の始まり」とされる日です。
現実の気温はまだ冬の最中ですが、節分とセットで語られることが多く、季節の区切りとして意識されてきました。
縁起物百科としては、立春を「何かを厳密に守る日」というより、暮らしを整える“節目”として捉えるのが最も無理がないと整理します。
この記事の要点
- 立春は二十四節気のひとつで、暦の上では春の始まり
- 節分は「立春の前日」なので、立春の日付が動けば節分も動く
- 立春は季節の挨拶(寒中見舞い→余寒見舞い)など、暮らしの区切りにもなる
- 「立春大吉」は禅寺(主に曹洞宗)で見られる御札の風習の一つ(有無や作法は寺院ごとに異なる)
立春とは?(意味と位置づけ)
立春は、二十四節気で春の始まりを示す節気です。古い呼び名では「正月節」とも記されます。
なお、立春・立夏・立秋・立冬は、まとめて四立(しりゅう)とも呼ばれます。
ポイントは、立春は「体感気温が春になる日」ではなく、天文学的な基準で定まる暦の節目だということです。
そのため、年によって時刻が前後し、節分(立春の前日)の日付が動く年もあります。
2026年の立春はいつ?(節分との関係)
国立天文台の暦要項では、2026年の立春は次のとおりです。
- 立春:2026年2月4日 5時02分(中央標準時)
- 節分:立春の前日なので、2026年は2月3日
「今年の節分が2/2か2/3か」で迷う年は、立春の時刻が鍵になります。詳しい背景は、こちらで整理しています。
節分の日付はなぜ変わる?立春との関係と「暦資料」での確認方法
立春を迎えると、暮らしの何が切り替わる?(現実に役立つ目印)
1)季節の挨拶:寒中見舞い → 余寒見舞い
立春は「寒中/余寒」の区切りとしても知られています。
寒中見舞いは立春まで、立春を過ぎたら余寒見舞い、という整理が一般的です。
寒中見舞い・余寒見舞いの時期と文面の要点はこちら:寒中見舞いとは?いつからいつまで?余寒見舞いへの切り替えと文面の要点
※挨拶状の時期や表現は、地域や相手方の事情もあるため、最終的には常識の範囲で調整してください。
2)節分の翌日=立春:区切りを“次の一歩”につなげやすい
節分が「祓い(邪気を遠ざける)」の側面を持つなら、立春は「新しい流れを迎える」側面が意識されやすい日です。
大きな行事にしなくても、掃除を一箇所だけ進める、生活リズムを整える、今年の目標を一文だけ書く――その程度で十分、区切りになります。
立春大吉とは?(禅寺で見られる風習のひとつ)
「立春大吉(りっしゅんだいきち)」は、禅寺(主に曹洞宗)で、立春の頃に門柱や玄関付近に貼る紙札として語られることがある風習です。
ただし、頒布の有無、貼る場所、扱い方は寺院ごとに異なります。
- 立春大吉の御札を授与している寺院もある
- 貼る位置・期間・返納先は、授与元の案内を優先する
- 手元に御札がない場合でも、立春の過ごし方として何かが欠けるわけではない
立春大吉札(御札)の意味・掲げる時期と場所、返納まで詳しく:立春大吉とは?御札(立春大吉札)の意味・掲げる時期と場所、扱いの基本
御札の基本的な扱い(神棚の有無、返納の考え方)は、こちらにも整理しています。
御札の飾り方完全ガイド(神棚あり/なし・順番・交換・返納)
立春におすすめの「整え」(無理のない範囲で)
立春に「これをしなければならない」という決まりはありません。続けやすい形に落とすのが最適です。
- 家の入口を整える:玄関の靴を揃える、たたきを拭くなど、5分で終わる範囲でOK
- 節分の片付けを完了させる:豆の回収、柊鰯の扱い、ゴミの整理(安全・衛生優先)
- 参拝で区切りを作る:無理のない距離・混雑を避けて(恵方参りも選択肢)
- 次の行事へつなぐ:ひな祭り(桃の節句)準備の確認など
恵方参りの整理はこちら:恵方参りとは?意味・時期の目安・参拝作法と無理のない段取り
ひな祭りハブはこちら:ひな祭り(桃の節句)とは?雛人形の意味・飾る時期・祝い方・片付けまで完全ガイド
よくある質問(FAQ)
Q. 立春と節分は何が違う?
A. 節分は「立春の前日」、立春は「暦の上で春が始まる節目」です。節分と立春は連続した区切りとして捉えると分かりやすいです。
Q. 立春なのに寒いのはなぜ?
A. 立春は体感気温ではなく、暦の基準(節気)として定まるためです。季節感(気温)の変化とはズレがあることがあります。
Q. 立春大吉の御札は必ず必要?
A. 必須ではありません。授与している寺院があれば案内に従い、そうでなければ「整える」「感謝を伝える」など、できる形で区切りを作れば十分です。
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