「ダーラヘスト」別名「ダーラナホース」は、北欧インテリアや北欧雑貨のマストアイテムです。「幸せを運ぶ馬」として人々に愛されているスウェーデンの伝統工芸品です。そんな縁起物「ダーラヘスト」についてご紹介します。
もくじ
”幸せを運ぶ馬” ダーラヘスト
あなたに幸せを運んでくれるダーラヘスト
幸せを運んでくれる馬 と言われ、世界中の人たちに親しまれています。
大切な人への贈り物として人気があります。出産祝い・内祝い・お誕生祝い、新築祝い・結婚祝い・ご結婚祝い など、贈る方のお気持ちが伝わり、受け取られる方にも喜んでいただけるギフトにも最適です。
幸せを呼ぶ馬「ダーラヘスト」
スウェーデンハウスのルーツであるダーラナ地方。
ここはスウェーデン人の「心のふるさと」とも呼ばれ、森と湖に囲まれた美しい自然が広がる地方です。スウェーデンの伝統や昔ながらの文化が今も息づくダーラナ地方では、ぬくもり溢れる手仕事に触れることができます。 今回ご紹介する木彫りの馬「ダーラヘスト」は、「幸せを呼ぶ馬」と言われ、スウェーデンの家庭でも愛されています。
ひとつひとつが職人さんの手作りによるものなので、彫り方もデザインもふたつとして同じものがありません。 お気に入りの一体を探し出すのもまた楽しいですね。
ダーラヘストの始まりは子どもたちのおもちゃだった。
ダーラヘストの故郷
スウェーデンのストックホルムから車をとばして3時間半。
たくさんの森と湖からなるダーラナ地方は、ダーラヘスト(スウェーデンの木馬・置物)の故郷。 ダーラナ地方に工房があり、今もなお、職人さん達により一つ一つ手作りされています。本国スウェーデンのみならず、世界中の数多くのファンに愛されており、 最も有名な工房はグラナス A オルソン ヘムスロイドや、ニルス オルソン ヘムスロイドなど。現在もシリアン湖周辺にあり伝統を守り続けています。
〚ダーラヘスト〛の始まりは子供達のおもちゃだった?
18世紀の始め頃、木こりの人たちが仕事が終わった後に、遊び半分に作った木彫りの馬(スウェーデンの木馬・置物)が始まりといわれています。
スウェーデンの冬は日照時間が短いので、木こり達は仕事を早く終えストーブの前に座り、雑談をしながら、材木の切れ端で木彫りの馬をよく作りました。
子供のおもちゃ用にいろいろな動物を作りましたが、特に馬が多く彫られました。
馬は冬の間、重い材木を森から運び出す大切な役割をもっており、森や畑でも人々に従順な動物としてとても重宝にされ愛されていたため、彼らにとってかけがえのない存在だったのです。
しかし、当時の貧しい村の人々が馬を持つのは難しいことでした。
そのため、憧れの馬を身近にある木片とナイフを使って自分で作り始めました。
色を塗り美しく仕上げた馬を”ダーラ馬”として全国へ売り歩いたのです。
その後19世紀になって、子供のおもちゃとして定着していったようです。
「ダーラヘスト」の世界デビューはいつ?
玩具から国を代表する工芸品へ
1939年ニューヨークで開催されたワールドフェアーでスウェーデンのシンボルとして大きなダーラヘスト像が登場したのをきっかけに一躍人気者となったとか。熟練工による絵付けも間近で見学することができる。
世界的に知られるスウェーデンの民芸品になったのです。
博覧会の翌年にニューヨークに輸出されたダーラヘストは、その数なんと2万体でした。
ダーラヘストは現在でも一つ一つ手彫りされています。
伝統手工芸の横綱(?!)といえばコレ
スウェーデンならではのお土産品といえばクリスタルガラス、テキスタイルなどさまざまだが、なかでも横綱級の存在感を示しているのが、ダーラナ地方で誕生した木彫りの馬、「ダーラヘスト」だ。
空港はもとより各地のお土産店で見かけないことはないといっても過言でないほどポピュラーな一品として、根強い人気を誇っている。
シンプルで美しい馬の形を原木から削りだすのも、また熟練工の技のみが生み出すことができる彩色も、創業当時から一つひとつ手作業で行ってきたという。
模様は18世紀のクルビッツ塗りが原型となっています。
熟練のペインターさんによって、2色の一筆描きで美しい花柄が描かれたものもあります。
北欧インテリアのマストアイテム「ダーラヘスト」グッズ♪
北欧では「赤い馬」が縁起がいいとされているようですが、
最近ではダーラヘストの赤・黄・青・緑の基本カラーのほかにモダンカラーや無垢(彩色なし)も人気です。
インテリアに合わせやすいためだと思われます。ぜひあなたも、この可愛いダーラヘストを買ってみませんか?♪