招き猫とは?右手・左手の意味、置き場所、色の違い、飾り方と処分まで完全ガイド

 

最終更新日:2026年1月20日

招き猫(まねきねこ)は、「福を招く」「商売繁盛」「金運」などと結びつけて親しまれてきた代表的な縁起物です。
ただし、招き猫は「置けば必ず儲かる」といった効果を保証するものではありません。縁起物百科としては、招き猫を気持ちを整え、行動を続けるための“象徴”として扱うのが誠実です。

この記事では、初心者が迷いやすい「右手・左手の意味」「置き場所と向き」「色の意味」「いつまで飾るか」「処分(供養・返納)」を、失礼になりにくい形で整理します。

この記事の要点

  • 招き猫は福を招く縁起物。意味づけには諸説がある(断定より整理が大事)
  • 一般的には「右手=金運」「左手=人(客)・良縁」などと語られるが、地域差もある
  • 置き場所は「清浄・安全・毎日目に入る」を優先(落下対策も重要)
  • 入れ替えや処分は、感謝して丁寧に。供養・返納できるかは受け入れ先に確認

招き猫とは?(縁起物百科的な整理)

招き猫は、猫が手招きする姿をかたどった置き物で、「福を呼び込む」というイメージで広く親しまれています。
縁起物としての価値は、次の2点にあります。

  • 意識のスイッチ:置くことで「大切にしたいこと(商売、家族、習慣)」を思い出せる
  • 行動の後押し:「掃除する」「接客を丁寧にする」など、日々の整えにつながりやすい

右手・左手の意味(結論:一般的な解釈+諸説)

招き猫の“手”の意味は、一般に次のように語られることが多いです。ただし、解釈は一様ではありません。

よくある解釈

  • 右手を挙げた招き猫:金運・財運を招く
  • 左手を挙げた招き猫:人(客)・良縁を招く

両手を挙げた招き猫はどう考える?

両手の招き猫は「金運も人も両方招く」と前向きに捉える人もいれば、「欲張りに見える」と控える人もいます。
縁起物は最終的に「あなた(またはお店)が気持ちよく続けられるか」が重要です。迷うなら、まずは目的を一つに絞って右手/左手のどちらかを選ぶとスッキリします。

手の高さ(挙げ方)に意味はある?

「高く挙げるほど遠くの福を招く」「低めは身近な福を招く」などの言い伝えがありますが、これも諸説です。
現実的には、置く場所・サイズ・安定性(倒れないこと)を優先して選ぶ方が失敗が少ないです。

色の意味(“正解”ではなく、選び方の目安)

招き猫の色にも様々な意味づけがありますが、これも統一ルールがあるわけではありません。
「願いに合う色を選ぶと気持ちが整う」くらいの位置づけが安全です。

  • :開運・福招き(定番として扱われることが多い)
  • :金運・財運(定番の連想)
  • :厄除け・魔除け(防御のイメージで語られることがある)
  • :健康・厄除け(健康祈願の文脈で語られることがある)
  • 桃(ピンク):良縁(恋愛だけでなく人の縁)

※色の意味は商品や地域で異なる場合があります。購入先の説明がある場合はそれを優先してください。

置き場所と向き(店・家それぞれ)

招き猫は「どこに置くか」で、象徴としての効き方(意識づけ)が変わります。まずは次の原則を押さえてください。

置き場所の原則(失礼になりにくい)

  • 清浄:汚れやすい床置きは避け、棚・台の上へ
  • 安全:落下しない(地震対策も含む)
  • 継続:毎日目に入り、整えやすい場所

お店(商売繁盛)でのおすすめ

  • 入口付近:お客様を迎える象徴として分かりやすい
  • レジ周り・カウンター:毎日目に入る(整えやすい)

向きは「入口側(人の流れ)」に意識を向ける置き方が一般的ですが、通行の邪魔にならない・倒れないことを最優先にしてください。

家(開運・家内安全)でのおすすめ

  • 玄関の棚(靴の踏み場は避ける/倒れない場所)
  • リビングの棚(家族の目に入りやすい)
  • デスク周り(目標や習慣のリマインダーに)

いつ買う?いつまで飾る?(入れ替えの考え方)

招き猫は授与品(御札・お守り)と違い、厳密な期限が決まっているわけではありません。迷う場合は、次の運用が分かりやすいです。

  • 節目で迎える:開店・移転・引っ越し・新年など
  • 入れ替えの目安:汚れが目立つ、破損した、目的が変わった等のタイミング
  • 入れ替えるときは、まず感謝して手放す(粗末に扱わない)

処分(供養・返納)はどうする?

招き猫は「授与品」ではないケースも多いため、返納の正解は一つではありません。迷ったら次の順で考えると安心です。

1)購入先に相談できる場合:最優先

寺社の授与品として購入した場合は、その寺社へ相談するのが最も確実です。

2)人形供養・お焚き上げを受け付ける寺社へ相談

地域によっては人形供養・お焚き上げを行う寺社があります。受け入れ対象は場所によって違うため、事前確認が安心です。

3)どうしても難しい場合

自治体の分別ルールに従いつつ、汚れを落として紙に包むなど、丁寧に扱って手放す人もいます。縁起物百科としては、「粗末に扱わない」「感謝して区切る」を優先するのが現実的です。

やってはいけないこと(トラブル予防)

  • 踏む場所・散らかる場所に置いて放置する(象徴として機能しなくなる)
  • 倒れやすい場所に置く(安全面でもNG)
  • 意味を断定して他人に押し付ける(縁起は人により受け取り方が違う)

よくある質問(FAQ)

Q. どれを買えばいい?(迷ったら)

A. 迷うなら、目的を一つに絞って選ぶのが簡単です。金運なら右手、良縁・客招きなら左手、という“よくある解釈”を目安にすると決めやすいです。

Q. プレゼントしてもいい?

A. 縁起物の贈り物として招き猫は定番です。ただし相手の宗教観・職場の規定・置き場所の事情もあるので、「置けるなら飾ってね」くらいの温度感が角が立ちにくいです。

Q. 欠けたり壊れたりしたら不吉?

A. 不吉と断定する必要はありません。まずは安全上の理由で修理・入れ替えを検討し、感謝して区切ると気持ちが整います。

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