2017年2月22日 更新

知っていそうでよくわからない八十八夜、いつでしょうか。

夏も近づく八十八夜・・・トントン、この歌は誰でも知っている文部省唱歌です。私はこれだけです。お茶摘みの歌と思っていました。恥ずかしいです。八十八夜には一体どのような意味があるのでしょうか?とても気になりますので調べてみました。

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そもそも八十八夜とは何でしょうか?

八十八夜は雑節のひとつです。雑節とは二十四節気以外に、季節の変化の目安とする特定の日の総称です。
他にも節分・入梅・半夏生・二百十日・土用・彼岸などがあります。
八十八夜は季節を知らせる雑節のひとつ。立春から数えて88日目の日を指し、毎年5月2日頃がこの日に当たります。
八十八夜のお祭りですとか、祭日であったりとか、全くありませんので、言葉は知っていても、あまりピントきませんね。
八十八夜と言えば、お茶摘みと思ってしまいます。
5月のゴールデンウィーク頃だと、八十八夜のかげは薄くなってしまいますね。

八十八夜の意味はもっと深いものがあります。

新芽が出ました!

新芽が出ました!

5月2日頃(2017年は5月2日)立春から数えて八十八日目。 

春から夏に移る節目の日で、この日から夏の準備を始めます。

「夏も近づく八十八夜~」という歌もあるように、暖かくなってきます。
最近は品種改良などが進み、昔ほど種まきに気を遣うこともなくなったようですが、かつては八十八夜は種まきの大事な目安となっていたようです。

「八十八」という字を組み合わせると「米」という字になることから、農業に従事する人にとっては五穀豊穣を願う特別重要な日とされてきました。今でも、農耕開始の到来を祝って神事が行われるところがあります。
農家の方々にとっては、八十八夜はとても重要な意味を持つのですね。
水口祭などといったお祭りが行われているところもあるようですよ。

八十八夜の別れ霜、八十八夜の忘れ霜ってあるんですよ!

霜です!

霜です!

「八十八夜の別れ霜」「八十八夜の忘れ霜」とは、急に気温が下がって遅霜(晩霜)が降り、農作物に被害を与えることを警戒した言葉です。農作物の多くが新芽を出したりして、育ちはじめるころなので、この時期の遅霜は農作物に大きな被害を与えます。
しかし、八十八夜が過ぎれば、遅霜が降りることは少なくなり気候も安定することから、八十八夜は昔から農作業の目安とされ、農家ではこの頃から本格的に農作業にとりかかりました。
霜が降りるのもこの日が最後ですよという意味のようです。
八十八夜を過ぎるとお天気も良くなり、もう霜の心配もないと思っていると、忘れた頃に霜が降ってしまい、新芽がダメになってしまうよという、八十八夜の泣き霜というのもあります。
農家の方々にとってはとても心配な言葉ですが、別れ霜とか泣き霜とか、音の響きがいいですね!
この言葉を見た時は感動でしたよ!

八十八夜というと、やはりお茶摘みですよね!

綺麗な茶畑です。

綺麗な茶畑です。

お茶栽培では、八十八夜ごろは、冬の間に蓄えられた栄養をたっぷり含んだ新芽を摘む時期に当たります。
そのため、八十八夜に摘んだお茶を飲むと、一年間、病気をせずに健康に過ごせると言い伝えられています。

実際には、産地によって気候が違いますので、新茶を摘む時期もいろいろです。温暖な鹿児島では4月上旬、静岡では4月中旬、京都などでは4月下旬から5月上旬に新茶摘みが始まることが多いようです。
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