自然と独自の文化。そんな九州地方の縁起物と場所とは?

 

 

九州と聞くと、温かい事。後は火山だとか台風などなど。簡単に浮かべるだけでも本州とは少々違った要素が出てきますし、それにともない文化も違ったり、縁起物なども少々異色だったり……今回はそんな九州の縁起物をご紹介しますね

もくじ

縁起の良い駅

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まずは金運に関して、福岡県の小倉(こくら)駅から大分・宮崎の大平洋側を経て鹿児島県の鹿児島(かごしま)駅を結ぶJR日豊(にっぽう)本線の財光寺(ざいこうじ)駅(宮崎県)

駅名はその昔、この地にあった寺名より由来し、地名にもなってます。「財産が光り輝く寺」という語呂合わせから縁起がいいです

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こちらは、スポーツ選手や受験生が勝利(1勝)や合格を祈願する縁起のいい駅として、平日のみ「必勝御守り記念入場券」を販売。また、真幸駅までの乗車券は「一生(勝)幸せ」という語呂合わせで親しまれ、JR九州でも「一生幸せきっぷ」を販売しています
他にも真幸(まさき)駅だとか吉松(よしまつ)駅、鶴丸駅などがあるようで
これらは肥薩線で繋がっているそうです。
吉松駅では鶴丸-吉松-真幸と縁起の良い駅が並ぶ記念乗車切符が販売されていたり一勝地駅は大正3年に焼けて再建された後、昭和61年に無人駅となりましたが
縁起の良い名前という事でSL人吉や観光列車が止まるような駅になったり
SL人吉が止まる時のみ駅弁「一勝地弁当勝つ弁」が販売される等、非常に親しまれているようですね。

阿蘇白水龍神權現

阿蘇白水龍神權現 - 名所・名跡 / 南阿蘇村 - ひごなび! (32496)

比較的最近出来た神社なのですが、凄いのが祀られている岩屋から夫婦らしき2匹の白蛇と
もう1匹が御神体という事。つまり生きております。

ここではお財布や宝くじの上に白蛇をのせ、その白蛇の上に手をのせてお祈りします。

頭にものせてくれ、災いがこないようお祓いを受けることができるのです。

ちょっと(かなり)怖いですけど、白蛇に触れることができるなんてものすごいご利益を期待しちゃいますね。

死ぬ間際に白蛇の夢を見たら助かった。
夢に白蛇が出てきたら金運などに恵まれる。
蛇は成長が早いので抜け殻を持っておくと色々と成長し易い、などなど。
蛇、特に白蛇に関しては色々な縁起話がありますよね。蛇が苦手な人には辛いかもしれませんが縁起担ぎとしてはかなり力を感じられそうです!

東霧島神社

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霧島六社権現とは、平安時代の僧である性空上人によって確立された霧島山(山岳信仰)の修行道のこと。今回ご紹介している東霧島神社は、霧島六社権現の中でも一番東に位置していることから、山上の聖地に至る東側の門として君臨しています。

東霧島神社には、数多くの伝説・神話があることで有名。そのスタート地点でもある鳥居の前には、神話にまつわる赤い鬼像が建立されています

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鳥居から神社へ向かう参道の階段ですが、こちらは鬼岩階段と呼ばれ
鬼が一晩で作ったとされています。……この広さ、巨大さを見る限り凄まじいですね
実はここにもいわくがあり、振り向かずに登り切ると願いが叶うという逸話があるそうです
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更にこちらは御祭神であるイザナギノミコトが十握の剣で切ったとされる神石。
一説ではイザナミノミコトを失ったイザナギノミコトが泣き続けて固まった物とされており
二度とこんな事が起きぬよう斬ったとの事。このことから縁結びの効果もあるとされており
斬ったとされる十握の剣も厄除け・魔除けの神となり御社殿に鎮め納めてあるそうです。

釜蓋神社

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鹿児島で最近話題のパワースポットと言えば釜蓋(かまふた)神社。
各種メディアでは釜蓋(かまふた)神社と紹介されていますが、正式名称は、射楯兵主(いたてつわものぬし)神社といいます。
武の神様で厄除け、開運にもご利益があり、芸能人やスポーツ選手も訪れる話題のパワースポットとして注目を集めている場所です。
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この神社の特徴として、画像にある蓋を頭に載せ神社の鳥居から社殿まで落とさず行くのが参拝方法だそうで
失敗すれば最初から。成功すればご利益が得られると言われています。
海が近いこともあり簡単そうに見えて落としやすいみたいですね。
絵写経

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