引っ越しは、人生の中でも大きなイベントの一つですよね。そこで今回は、引越しと関係の深い縁起物についてまとめてみました。一体、どんな縁起物があるのでしょうか?、新生活を良いものにするために、覚えて置いて損はないですよ♪
もくじ
引っ越しと縁起担ぎ
結婚式に仏滅の日を避けるように、引っ越しにも向いている日があることをご存じですか?
やっぱり大安吉日
縁起の良い日の最高峰が「大安吉日」です。
当然引越しにも当てはまります。
しかし結婚式ならともかくそこまでこだわると、なかなか引越しの日程が決められなくなってきますよね。
そこで他の日でも吉となる場合がありますので参考にしてみて下さい。
・先勝:午前中は吉です。午後が凶。
・友引:午前中、夕方から夜は吉です。午後が凶。
・先負:午後が吉です。午前中が凶。
・赤口:基本的には凶日ですが、午前11時頃~午後1時は吉です。
大安でなくても吉となるのですね。
出来れば大安がオススメですが、都合が合わず他の日にしたい、という場合は上記を参考にして日程を組むと良いでしょう。
引っ越しを避けたい月がある?
引越しを避けるべき月は、1月、5月、9月です。
これは昔、親戚や隣近所の手を借りて引越しを行っていた時代、これらの月は正月や田植え稲刈りなどで忙しく、引越しをすると皆に迷惑であるという考えから、控えるべきであるという風習が生まれました。
現在でも、この頃の風習は続いていて、1月、5月、9月は引越しに縁起の悪い月と言われています。
しかし、「仕事や学校の都合で引越しの月が選べない!」なんて方もきっと多いでしょう。
元々昔の風習を元に考えられた縁起事であり、今の時代では完全に守ろうとするのは厳しいかもしれませんね。
無理のない計画を立てましょう♪
吉日以外には引っ越してはいけないの?
仏滅をはじめ、どうしても縁起が良くないとされる日に引っ越しを行わなければならない場合は、一体どうしたらよいのでしょうか。
止むを得ず縁起が悪いとされる日、月になってしまう場合に、ちょっとしたことで回避する方法も有ります。一つは縁起の良い日に一部の荷物を引越し先に搬入する方法です。さらに、「引越した」の証にわざわざ一泊する方法も。
ちなみに、引っ越し業者によっては仏滅に依頼をすると料金が割安になる場合もあるそうです。
節約にもなるので、あえて仏滅を選ぶ人もいるんだとか。
「引越し業者に頼みたいけど金欠だ・・・」という方は、仏滅にお願いするのも良いかもしれません。
引っ越しの縁起物 おもと
「万年青」と書いて「おもと」と読む一年中緑の葉を保っている植物があります。
日当たりの悪いところでも青々と茂るところから健康を願う長寿の贈り物としても喜ばれますが、
引越しの縁起物としても知られています。戦国時代、徳川家康が江戸に入ることになった際、この万年青を先立って持ち込んだそうです。
その結果三〇〇年以上に及ぶ徳川幕府の時代が続いたということで、引越しの際に最初に運びこむと良い縁起物となりました。もし引越しを仏滅に行う場合でも、その前の大安の日にこの万年青だけを新居に運び込んでおくとよいでしょう。
そうすれば引越し日は大安の日ということにすることができます。
徳川家康のエピソードを聞くと、なんだか本当に縁起が良い気がしてしますね!
手入れが難しくなく、青々として見た目も美しいので新居にもピッタリ。
より強いパワーが得られるかもしれませんよ♪
縁起のよい植木は鬼門の方角とされる北東におくのがおすすめです。
鬼門の方角からの悪い気が入ってくるのを防いでくれますよ。
万年青は日陰でも十分に育つことができ、
手入れも非常に簡単なので観葉植物を育てたことがないという人にもおすすめです。
縁起のいい荷物の運びかた
最初に入れた方が良い荷物等があり、例えば食べ物を先に入れる事によって食に困らないというように、醤油や味噌から入れるというような縁起担ぎもあります。
家中にお米をまいたり釜を使って炊いたり、衣類に困らないようにと食べ物の次に衣類を運ぶというような考え方もありますし、縁起物と言われるものは招き猫等以外にも様々なものが存在しています。
お清めとして、四隅に盛塩と米を少しまきました。
引越し前に必ずしなさい!と義両親と実両親から言われました。
ちょっとした儀式で感謝とこれからよろしくお願いしますという意味らしいです。家の中には、食べ物に困らないようにという意味らしいですが、しょうゆと塩、お味噌を先に入れました。
食べ物に困らないようにと、醤油、塩、味噌を一番先に新居に運ぶ人も。
更に、お釜を先にという話もあります。現在なら炊飯器ですね。
簡単なことなので、実践してみてはいかがでしょうか?
盛り塩って?
厄除け・魔除けとしての盛り塩はいろいろなパターンが有ります。
まずは、家や土地の四隅です。
一戸建てでない場合はどちらも難しいですね。
アパートの外に勝手に盛り塩するのも気が引けますよね。
なので、まず自分の直感で嫌な感じがする部屋の四隅に盛り塩をしましょう。
息苦しく感じたり、なんか落ち着かないと言う部屋がそうです。
盛り塩をすることで、部屋の中のパワーを安定させて落ち着かせるのです。
お清めをしてくれると昔から考えられており、引っ越しの際に新居に盛り塩をする人は今も多いです。
盛り塩専用の塩や、お皿なども売っています。
盛り塩の交換は、私は一月に二回のペースで行っています。
1週間に一回でも良いようです。
とはいえ、部屋の空気の状態によって、色が変わったり、固まったりする時があります。
その時は、すぐに新しい盛り塩に交換することが重要です!
盛り塩自体は、綺麗にしておかないと効果が期待できなくなってしまいます。
簡単に盛り塩を作れる三角錐のカップも販売されているので、それを使っても良いかもしれませんね。
まとめ
縁起担ぎは気にし始めると大変ではありますが、大切な新居に幸せを招き入れる為なので、是非試してみたいですね。
さっぱりした気持ちが新生活をスタートさせましょう♪