古来から魔除けのアイテムとして使われてきた「シルバー」。魔除けや厄除けのアイテムとしてだけでなく、実際に銀製品で身を守っていた時代もあるんです。他にも、さまざまなシルバーの言い伝えをご紹介しようと思います。
もくじ
シルバーの言い伝え
銀のスプーン
銀のスプーンはヨーロッパで、出産祝いによくプレゼントされる縁起物ですが、これは、銀のスプーンを持って生まれてきた子供は幸せになる、という西洋の古い言い伝えからきています。
日本では赤ちゃんに銀のスプーンをプレゼントするという習慣は馴染みが薄いと思いますが、
最近では徐々に浸透しつつあります。出産祝いにいかがでしょうか?
最近では徐々に浸透しつつあります。出産祝いにいかがでしょうか?
新月とシルバー
via izumijuku.co.jp
「新月の時に銀貨をポケットに入れておくと、それが2倍になる幸運に恵まれる」
という素敵ないいつたえ・伝説があります。
新月の日は願いを叶えるという強いパワーがある日だそうです。
新月のパワーとシルバーのパワーで、より一層大きな力がうまれそうです。
新月の日には銀貨のかわりにシルバーアクセサリーなどに願いをこめてみてはいかかでしょう。
新月のパワーとシルバーのパワーで、より一層大きな力がうまれそうです。
新月の日には銀貨のかわりにシルバーアクセサリーなどに願いをこめてみてはいかかでしょう。
神話
ローマ神話の女神ディアーナを始めとする月の女神たち。そして女王たちと結びつく「貞操」「純潔」「知恵」「希望の光」を意味します。「銀は月の女神に守られて魔力を持つ」とされ、銀を持つことで月の女神に守られ愛することに通じるともいわれています。銀には愛されて一層輝きを増す不思議なパワーがあるのです
銀(シルバー)には、古くからの様々な素敵ないいつたえがあります。古代エジプト人たちは、神々の骨は銀で出来ていると考えていました。ギリシャ神話、古代エジプトにも数々の銀(シルバー)の神話があります。各地域で様々な神話、いい伝えがあり、厄除け・魔除けやお守りとして使われていました。
愛されてパワーを持つって素敵ですね。
その昔は、女の人の象徴は金で、男の人が銀だったようです。
しかしある時から女の人が銀⇒月になったようです。
これは銀が付きの女神に通ずる事から、そのようになったのではないでしょうか。
月の宝石言葉として、貞操、知恵、若さがあります。
魔除け
ヨーロッパでは、不思議な力を持つ銀の武器からの防御はできないと思われていた為、銀の武器は、魔女や魔物との戦いに最も効果的と信じられていました。
★銀の武器や弾丸は超自然なパワーで狙った相手を損なわない。★魔女や吸血鬼と戦うには絶大な効果を発揮する武器だった。
★銀のお守りは悪霊や魔術を防ぐ。
銀は、古くから聖なる月の金属とされてきた。
感情面のバランスを整える働きがあり、アクセサリー等で他の石と一緒にすると、その石の長所を引き出す効果がある。
悪霊や悪い気を退け、月のパワーで守ってくれる。
ドラキュラや狼男に銀の弾丸や十字架で対抗する、という話もありますね。
狼男は満月の夜に変身すると言われていますが、月の金属である銀が弱点とはどこか皮肉なものです。
狼男は満月の夜に変身すると言われていますが、月の金属である銀が弱点とはどこか皮肉なものです。
銀の輝きは純粋かつ無垢とされており、
ヨーロッパでは神聖な宗教儀式の用具として、カトリック教会などでも使われていました。
また、中国や東南アジアでも魔除けの道具されていました。
銀の効力
毒物による暗殺が頻繁に行なわれていた中世のヨーロッパでは食事の時、細心の注意が必要でした。
当時、銀は毒に触れると曇るといわれていたため、“クレテンザ”(信用)と呼ばれる銀のナイフで肉を切り、毒が入っていないことを証明して見せたといいます。
当時の毒は『毒砂』と呼ばれていた硫ヒ鉄鉱で、その成分中の硫黄と銀の成分が反応し、黒くなることを利用したのです。同じ意味合いで中国では銀の箸を使っていたという話もあります。
こうなると、魔物や悪魔に対する魔除けではなく、現実的に自分の身を守る手段になりますね。
現代では銀の抗菌グッズなどもありますね。
銀イオンや制汗剤のなどがよく知られていると思います。
日常生活の中にも銀はそのパワーを発揮しています。
現代では銀の抗菌グッズなどもありますね。
銀イオンや制汗剤のなどがよく知られていると思います。
日常生活の中にも銀はそのパワーを発揮しています。
こういった銀のパワーが、古来、魔除けの力を持っていると考えられたのでしょう。