最終更新日:2026年1月20日
厄年の年齢(前厄・本厄・後厄)や、厄祓い(ご祈祷)の受け方は先にこちら:厄年とは?前厄・本厄・後厄の年齢と厄祓いの基本
お守りの基本(複数持ち/いつまで/返納)は:お守りとは?完全ガイド
「厄除けのお守りを持ちたいけれど、種類が多くて何を選べばいいか分からない」――このページは、その迷いを解消するための目的別の選び方ガイドです。
前提として、お守りは「持てば必ず災難が消える」と断定できるものではありません。縁起物百科としては、お守りを生活を整え、注意深く過ごすための“象徴”として捉えるのが現実的です。授与元(神社・お寺)に案内がある場合は、それが最優先です。
この記事の要点
- 「厄除け」と一口に言っても、実際は願意(目的)が複数ある(厄年・災難除け・身代わり・方位除けなど)
- まずは「何が不安か」を言語化して、合う種類を選ぶと失敗しない
- 迷ったら「氏神さま(地元の神社)」や、普段お参りする寺社が安心
- お守りは丁寧に扱える数に整える(複数持ちを過度に恐れない)
- 交換・返納は授与元の案内を優先。迷うなら年1回目安でOK
まず整理:厄除けの「4タイプ」
お守りは寺社によって名称が違いますが、選び方は次の4タイプに分けると分かりやすいです。
- 厄除け守(厄除):厄年や節目の不安を広くカバーする“総合タイプ”
- 災難除け守:トラブル・事故・不運など、広い意味での「災難」を避けたい
- 身代わり守:身に降りかかる災いを“身代わり”として引き受ける発想(名称は寺社で異なる)
- 方位除け(八方除け):引っ越し・転居・旅行・工事など、方位や移動が気になるとき
※この分類は「選びやすくするための整理」です。寺社の授与品名が違っても、目的が合っていれば問題ありません。
目的別:どれを選ぶ?(早見表)
| あなたの状況(目的) | おすすめのタイプ | 選び方のポイント |
|---|---|---|
| 厄年(前厄・本厄・後厄)、大厄が気になる | 厄除け守/災難除け守 | 「厄除」「厄除開運」「除災招福」など名称は様々。迷ったら厄除け守が無難 |
| トラブルが続く、心配事が重なる、変化の年(転職・昇進・家庭の節目) | 災難除け守/厄除け守 | “総合的に整える”目的なら厄除け守。“事故・災難”意識なら災難除け |
| とにかく守りが欲しい(不安が強い) | 身代わり守(+厄除け守) | 「身代わり」の授与品がある寺社なら候補。無理に2つ持たず、丁寧に扱える数に |
| 引っ越し・転居・家の工事、長距離移動が多い | 方位除け(八方除け) | 方位除けは寺社によって特色が出やすい。案内が明確な寺社で受けると安心 |
| 運転や通勤の安全が一番不安 | 交通安全守(+必要なら厄除け守) | “厄除け”より、目的特化(交通安全)を優先するほうが合理的 |
| 健康面の不安が中心 | 健康守/病気平癒守(+必要なら厄除け守) | 厄除けを万能にせず、目的特化が分かりやすい |
選び方の手順(迷わない3ステップ)
Step 1:不安を「一言」で決める
- 厄年の節目が不安 → 「厄除け」
- 事故やトラブルが不安 → 「災難除け」
- 身を守る実感が欲しい → 「身代わり」
- 引っ越し・移動・工事が不安 → 「方位除け(八方除け)」
Step 2:授与元(どこの寺社で受けるか)を決める
迷うなら、次の順が失敗しにくいです。
- 氏神さま(地元の神社)、または普段からお参りする寺社
- 厄除け・方位除け等の案内が明確で、継続してお参りできる寺社
- 人生の節目で「ここでお願いしたい」と思える寺社
Step 3:持ち方(運用)まで決めてから受ける
お守りは「受けた後にどう扱うか」で、丁寧さが決まります。次を先に決めるとブレません。
- どこに入れるか(バッグ内ポケット、財布、定期入れ等)
- いつ交換するか(迷うなら年1回目安)
- 返納先(授与元へ返納が基本)
厄除けのお守りは「複数持ち」してもいい?
複数持ちを不安に感じる人は多いですが、過度に恐れる必要はありません。
ただし、数が増えすぎると「どこにあるか分からない」「汚れる」「放置する」など、丁寧さが落ちやすくなります。丁寧に扱える数に整えるのが最優先です。
複数持ち・期限・返納の基本は、こちらで詳しく解説しています:お守りとは?完全ガイド
厄除け守だけで足りない?ご祈祷(厄祓い)も必要?
お守りは「日々身につける守り」、厄祓い(ご祈祷)は「節目に整える儀式」と整理すると分かりやすいです。
厄年で不安が強い場合は、お守りに加えて厄祓いを受ける人も多いです。必須ではありませんが、区切りとして納得感が出やすい方法です。
厄祓いの流れ・時期の考え方は、こちら:厄年(厄除け)ハブ
よくある質問(FAQ)
Q. 厄年じゃないのに厄除け守を持っていい?
A. 問題ありません。厄年以外でも「除災招福(災いを除き福を招く)」のような願意は広く受けられています。不安が強いときは、生活を整える“きっかけ”として持つのも現実的です。
Q. 「厄除け守」と「災難除け守」はどちらが強い?
A. 強弱で決めるより、目的で決めるのが安全です。厄年の節目なら厄除け、事故・トラブル意識なら災難除け、というように選ぶと納得感が出ます。
Q. 方位除け(八方除け)は誰でも必要?
A. 誰にでも必須ではありません。転居・工事・長距離移動などで気になる人が、納得のために受けるものとして捉えるとブレません。寺社の案内が明確な場所で相談すると安心です。
Q. 初穂料(料金)はいくらくらい?
A. 寺社・授与品によって異なります。掲示がない場合は「いくらですか?」と尋ねて問題ありません。お釣りが少なく済むよう小銭を用意するとスムーズです。
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