お茶は縁起の良い贈り物♪お茶を贈りたくなる豆知識

 

 

お茶というと、お葬式などの引き物に使われることから、「おめでたくないもの」と思っている人もいるかと思います。しかしお茶は、古くから縁起物として広く贈り物に使われているものでもあるのです。ここでは、お茶を贈りたくなる縁起のいい豆知識をご紹介しましょう。

もくじ

・お茶はめでたい!

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「めでたいお茶」と聞いて思い浮かべるのはなんでしょうか?多くの人は茶柱や桜茶などを思い浮かべるかと思いますが、お茶は茶柱が立っていなくても、また桜茶でなくてもめでたいものです。というのも、お茶の木は非常に生命力が強く、芽を摘んでも次から次へと芽が出るから。
「芽が出る=出世する、活躍する」縁起物として贈り物などに使われているのです。もちろん、昔から健康にも良いとされていますし、あまりかさばるものではない点も贈り物として喜ばれているポイントです。

・結納にお茶を贈る地域もあります

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また、九州地方などでは結納にお茶を贈る風習があります。
お茶の木は、どんな場所にも根を張ります。それだけでなく、一度植えるとなかなか植え替えが難しい気でもあります。
そのことから、「お嫁に行った家にしっかり根付き、夫婦仲良く一生添い遂げてほしい」という意味でお茶を贈るのです。結納にお茶を贈る風習がある地域では、「結納茶セット」などを販売していたりするお店もあります。また、お茶を「御知家」と書く場合もあります。

・元日の朝には「福茶」を

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一年の始まりの元旦……「一年の計は元旦にあり」とも言いますから、良いスタートを切りたいものですよね。
そんな時は、ぜひ「福茶」をいただきましょう。
元旦の朝いちばん初めに汲んだ水を「若水」と言います。その「若水」を使って淹れたお茶が「福茶」です。「若水」には厄除けや若返りに良いとされる言い伝えがあり、「福茶」を飲むと一年を健康に過ごせると言われています。
関西地方では「福茶」に梅干しや昆布を入れるようです。

・健康長寿のお祝いに

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喜寿や米寿、白寿など長寿をお祝いする節目はいくつもあります。
では、茶寿はいくつのお祝いを言うのでしょうか。答えは108歳。「茶」の漢字を分解すると「十+十+八十+八」となります。答えは108歳。「茶」の漢字を分解すると「十+十+八十+八」となります。茶寿のお祝いに、周りの方へお茶を贈る方も少なくありません。
健康長寿のお祝いに、体に良いお茶を贈られてみてはいかがでしょうか。

・朝のお茶で1日の難逃れ

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皆さんは、朝食の前や後にお茶を飲んでいますか?
古くから朝のお茶は「その日の難逃れ」「福が増す」などと言われており、一日の初めにのむと縁起が良いものとされています。
もちろん、カフェインやカテキン、ビタミンCといった栄養を摂取することで体の調子が整うというのも、朝茶が良いとされている理由です。しかし、一番の理由は心の余裕です。ゆったりと朝にお茶を飲むことで、身なりを整え、心を落ち着かせて、気持ちよく家を出ることができます。
毎朝少しだけ早起きをして、朝茶を飲み、気持ちよく1日をスタートしましょう。
絵写経

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