おにぎりの具の代表的な具といえば梅。梅には、疲労回復や食欲促進を図る働きがあるそうです。そんな梅には、健康効果のみならず縁起物としても人気があります。健康フードとしても縁起物としても魅力いっぱいの梅についてご紹介いたします。
もくじ
梅の花ことば
via girlydrop.com
皆さん、梅の花ことばってご存知ですか。基本的な花ことばは、忠実、高潔・上品、あでやかさ。そして、白梅の上品。
“忠実”は、菅原道真の後を追って空を飛んだといわれる飛梅伝説に由来するといわれています。
“高潔”は、冷たい風の中、芳香を漂わせて花開くイメージから生まれました。
“あでやかさ”は、桃色や紅色に色づいたあでやかな梅の美しさが花ことばに。
“上品”は、白梅の凛とした姿から花ことばになったようです。
“高潔”は、冷たい風の中、芳香を漂わせて花開くイメージから生まれました。
“あでやかさ”は、桃色や紅色に色づいたあでやかな梅の美しさが花ことばに。
“上品”は、白梅の凛とした姿から花ことばになったようです。
このように、梅の花ことばには、縁起の良い素晴らしい意味があります。
縁起物の松竹梅の「梅」の意味は?
・慶事の象徴
お正月に正月花として飾られる松竹梅。それぞれに意味があります。
松は、永遠の命。竹は、誠実さ。梅は、出世や開運の意味を表します。これは中国から来た思想。
そして、「歳寒三友(さいかんのさんゆう)」と呼んで絵の題材とされてきました。
それが、日本に伝わり、慶事の象徴となりました。
・長寿の象徴
“梅は百花にさきがけ咲く”と言われように、夏に芽をつけてから一度長い冬をじっと耐え、春の訪れを知らせてくれます。そのため、喜びの象徴とされています。
また、苔が生えるほどの樹齢になっても、他の花に先駆け高貴で気高い香りを纏い美しい花を咲かせます。
そのため、気高さや長寿の象徴とされています。
このように梅は、慶事や長寿祈願などの縁起物として昔から扱われてきました。
via www.pakutaso.com
申梅は縁起がいい
via www.ashinari.com
平安時代、第62代天皇の村上天皇が病で苦しむ多くの人々を梅によって救います。
それから、申年の梅には、薬効の力があるといわれるようになります。
それから、申年の梅には、薬効の力があるといわれるようになります。
さらに明治時代のコレラによる疫病の際、申年の梅には薬効があるという言い伝えを信じていた紀州藩だけは、梅干しのおかげで死者が少なかったとか。
このような言い伝えから、申梅は縁起物として人気があります。
・健康にもいい梅
梅干しは、“三毒を絶つ”と言われるほど殺菌・抗菌・解毒作用に優れています。
くわえて、梅干しに含まれるクエン酸の働きによって、疲労回復になどにとても役立ちます。
くわえて、梅干しに含まれるクエン酸の働きによって、疲労回復になどにとても役立ちます。
梅には、健康を維持するための優れたパワーが秘められています。
まとめ
梅には、木にも実にも優れたパワーが秘められているようです。
科学技術や医学が進んでいない中で、実感として梅の優秀さを知っていたのでしょう。
だからこそ、縁起物として今でも大切に扱われているのかもしれませんね。
科学技術や医学が進んでいない中で、実感として梅の優秀さを知っていたのでしょう。
だからこそ、縁起物として今でも大切に扱われているのかもしれませんね。