御札の飾り方完全ガイド:神棚あり/なし、向き・高さ、複数枚の順番、交換と返納

 

最終更新日:2026年1月18日

御札(お神札)の飾り方は、細かな流儀よりも「丁寧にお祀りして、手を合わせられる形にする」ことが大切です。
ここでは、伊勢神宮・神社本庁の公式情報を軸に、神棚あり/なし両方で迷わないよう整理します。

この記事の要点

  • 置き場所:清浄で明るいところ、目線より上が目安
  • 向き:南か東が一般的(難しければ「毎日お参りできる場所」を優先)
  • 神棚がない場合:書棚の上などでOK(伊勢神宮の案内あり)
  • 複数枚の順番:神宮大麻 → 氏神さま → 崇敬神社(神棚の扉数で納め方が変わる)
  • 交換:年1回が目安。年末に掃除し、古い御札は神社へ返納

神棚がない/壁に貼っていいか迷う方は、まず 御札の正しい貼り方(神棚がない場合の置き方・向き・固定の目安) を先に読むとスムーズです。

御札(お神札)とは?まず押さえる考え方

伊勢神宮の案内では、伊勢神宮のお神札(神宮大麻)と、氏神様・鎮守様のお神札をお祀りすることが示されています。
日々の暮らしの中で感謝を込めて手を合わせる場所として、家庭でお祀りします。

飾る場所の基本:清浄で明るく、目線より高いところ

神社本庁の案内では、お神札をお祀りする場所は家族が集まる清浄なところを選び、一般的には目線より高く、南あるいは東にお神札が面する場所がよいとされています。
ただし、重要なのは神さまに失礼ではなく、心を込めてお祀りすること、とされています。理想が難しい場合は、家族が毎日おまいりできる場所を第一に考えるのもよい、とされています。

神棚がない場合:書棚の上などでOK(公式案内あり)

伊勢神宮の案内では、神棚のない場合は書棚の上など、明るく清らかで、目線より上にお祀りすると示されています。
向きは南か東が一般的ですが、間取りによってはふさわしい場所であれば向きはかまわないとも示されています。

複数枚の「正しい順番」(ここが一番検索されます)

神棚(御扉)が一つの場合:重ねて祀る

伊勢神宮の案内では、御扉が一つの神棚は、
手前:神宮大麻 → その奥:氏神さま → 次:崇敬されている神社の順に重ねる、と示されています。

神棚(御扉)が三つの場合:中央・右・左

伊勢神宮の案内では、御扉が三つの神棚は、
中央:神宮大麻/向かって右:氏神さま/左:その他の崇敬神社と示されています。

神棚がなく、横に並べて祀る場合

伊勢神宮の案内では、横に並べる場合も、中央に神宮大麻、向かって右に氏神さま、左に崇敬神社のお神札をお祀りする形が示されています。

お供え(できる範囲で)

神社本庁の案内では、神棚にお供えする物は米・塩・水を基本として、可能であれば酒などもお供えするとされています。季節の初物や頂いたお菓子などをお供えしても良い、とされています。
伊勢神宮の案内にも、お米・お塩・お水(必要に応じてお酒)をお供えする例が示されています。

拝礼の作法(参考)

伊勢神宮の案内では、作法として二拝二拍手一拝が示されています。
ただ、最初から完璧を目指す必要はありません。まずは感謝を込めて手を合わせることから始める、という考え方が示されています。

交換の目安:年1回(年末の掃除→新年に新しい御札)

神社本庁の案内では、年の暮れに神棚もきれいに掃除し、新しいお神札をおまつりして新年を迎える、とされています。
古いお神札は、感謝を申し上げてから古神札納所等へ納め、お焚き上げをしていただき、新しいお神札をお受けする、とされています。

古い御札はどうする?(返納・お焚き上げ)

遠くの神社で受けたお神札で納めに行くのが困難な場合は、近くの神社などにお焚き上げしていただけるか問い合わせてから納めに行くのがよい、と神社本庁の案内にあります。

よくある質問(FAQ)

Q. 神棚がなくても御札は飾れる?

A. 飾れます。伊勢神宮の案内で、神棚がない場合は書棚の上など、明るく清らかで目線より上にお祀りする方法が示されています。

Q. 向きが南・東にできない場合は?

A. 一般的には南・東が良いとされますが、神社本庁の案内では、理想の条件に捉われすぎてお祀りしないより、家族が毎日おまいりできる場所を第一に考えるのもよい、とされています。伊勢神宮の案内でも、間取りによっては「ふさわしい場所であれば向きはかまわない」と示されています。

Q. 御札が増えたらどうしたらいい?

A. 基本の順番(神宮大麻→氏神→崇敬)を崩さないようにし、納めきれない場合は、無理なく丁寧にお祀りできる形(お神札立て等)も選択肢です。

立春の御札(立春大吉札)

立春の頃に、玄関など家の入口付近へ掲げる紙札として「立春大吉(りっしゅんだいきち)」を見かけることがあります。寺院で授与される場合もあり、掲げる時期・場所・期間、返納先(納札・お焚き上げ等)は授与元の案内が最優先です。

立春大吉札の意味、掲げる時期と場所の目安、賃貸での配慮、手放す際の考え方まで、こちらで整理しました。
立春大吉とは?御札(立春大吉札)の意味・掲げる時期と場所、扱いの基本

 

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