「朝蜘蛛は殺すな?」縁起が良い?悪い?蜘蛛(クモ)のお話

 

蜘蛛は比較的身近な生き物ですが、見た目はちょっとグロテスク・・・といって嫌われがちな存在でもあります。そんな蜘蛛にも縁起にまつわる言い伝えがあるのを知っていますか?朝蜘蛛は殺してはいけない、という言葉には陰陽道が関わった説が有力のようです。

蜘蛛は嫌われがちな生き物

世の中でゴキブリはダントツで嫌われていますが、蜘蛛も負けてはいません。
朝露にきらめく蜘蛛の巣はキラキラしてキレイですが、蜘蛛自体はちょっとグロテスクですね。
蜘蛛愛好家や収集家などもいることは確かですが・・・男女ともに苦手な人が多いです。
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まれに、クモが大好きな人がいますが、基本的には、嫌いな人が多い昆虫です。
足が八本もあり、目もたくさんあって、拡大してみると、非常に恐ろしい形態をしています。

蜘蛛恐怖症という病気もある

蜘蛛はその姿、形が苦手な人が多いでしょう。
しかし、苦手という範囲を通り越して恐怖症という精神的な病気もあることをご存知でしょうか?
大きな蜘蛛に対してだけではなく、とても小さな蜘蛛に対しても周囲が驚くほど怖がってしまうんです。
高所恐怖症や集合体恐怖症など、世界にはさまざまな恐怖症に悩まされている人がおり、その中にはクモに異常なまでの拒否反応を示すクモ恐怖症の人がいます。
クモ恐怖症にかかっている人は、小さなクモであろうが、大きなクモであろうが、毒グモであろうがなかろうが、 異常な恐怖を抱き、遭遇すると、飛び上がって、悲鳴をあげながら逃げていきます。
そして、実際にクモを見なくても、クモがいそうな場所や、クモの巣を見ただけで、パニックとなり、心臓が激しく脈打ち、大量の汗が出て、息も苦しくなるのです。

クモが嫌いな人は、結構いますが、あまりにも異常な恐怖を抱いて、日常生活も支障を来たすようであれば、それは行き過ぎであり、クモ恐怖症にかかっていると判断できます。

蜘蛛にまつわる言い伝え・・・「朝蜘蛛は殺すな!」

朝蜘蛛とは朝に見かける蜘蛛のことです。
朝蜘蛛は縁起が良いと言われており、殺してはいけないと言われているようです。
反対に夜に現れる蜘蛛は縁起が悪いとされています。
朝のクモ | Le vrai Japon. フランス発見 | Nippon.fr (1381)

朝に出てくる蜘蛛は縁起が良いから、殺してはいけないと昔から言われています。

『夜の蜘蛛は親の顔でも殺せ、朝の蜘蛛は取って懐に入れろ』という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。

夜の蜘蛛は縁起が悪く、朝の蜘蛛は縁起が良いという意味ですが、どのような理由があるのでしょうか。

「夜のクモは親の顔でも殺せ、朝の蜘蛛は取って懐に入れろ」と云う言葉が在る様に、「朝の蜘蛛は縁起が良く、夜の蜘蛛は縁起が悪い」とされています。
「朝のクモは福が来る。夜のクモは盗人が来る」

朝のクモは、吉兆の印。良いものとされています。

◆ 福が来る
◆ 待ち人が来る
◆ いい一日になる(クモは天気のいい日に網を張るので)
◆ 神のつかい(使者)
など、良いことが起こる知らせとして、喜ばれていました。

逆に、夜のクモは悪い印・・・。

◆ 盗人が来る前触れ
◆ 地獄のつかい(使者)

など、縁起の悪いことが起こる前触れといわれています。
なので、見たら始末して悪いことが起こらないようにしていたようです。

九州では、夜蜘蛛は家の守り神らしい

あまり耳にしたことがないかもしれませんが、蜘蛛は単なる嫌われ物ではないようです。
九州では夜の蜘蛛は縁起が良いとされ、家の守り神とまで言われています。
九州では、夜のクモを殺してはいけないと言われます。家の守り神のように思われています。
クモを殺すと神様のバチが当たるといわれます。
本州では朝のクモを殺してはいけない、夜は殺してよいとか。
朝の蜘蛛は来客や福が来て、夜の蜘蛛は縁起が悪いと思われています。
夜のクモを殺してはいけないというのは、九州だけのようですね。
蜘蛛は害虫を退治してくれます。小さな蜘蛛はハエや蚊を食べます。 大きな蜘蛛は雑菌をばらまくゴキブリを食べます。 ちいさいころ手のひらぐらいの大蜘蛛が、 ゴキブリを追いかけ回して捕まえるのを見たことがあります。 はっきり言ってすごいです。

陰陽道に基づいた言い伝えとされている

朝蜘蛛と夜蜘蛛の縁起にまつわる言い伝えには、陰陽道がかかわっているという説が有力のようです。
安倍晴明で有名な陰陽道ですね。
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朝に出くわす蜘蛛は生かし、夜に出くわす蜘蛛は殺せという言葉があります。これは陰陽道に基づく根拠のある話だそうです
人々が朝蜘蛛に良い印象を抱くには、陰陽論に基づいた理由があるようです。

陰陽論では全てのものが『陰』と『陽』に分けられるとされており、この二つのバランスが取れた状態が最も理想的であると伝えられています。

この陰陽論をベースにすると、朝は『陽』であり、夜は『陰』になります。

そして蜘蛛は『陰』となるため、朝の蜘蛛は陽と陰でバランスの取れた状態であると言えます。

バランスが取れているということは、良い状態であるため縁起が良いとされているのです。

嫌われがちの蜘蛛だって、縁起を担いだ生き物

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朝に現れる蜘蛛は縁起が良い!夜に現れる蜘蛛は縁起が悪い!なんて嫌われがちの蜘蛛にも、
陰陽道にまつわる話があります。
蜘蛛が嫌いな人も多いようですが、蜘蛛だって縁起を担いだ生き物のようです。
だからと言って好きになれない存在でも、縁起を担いでいるんだな・・・と知っておいてあげましょ♪

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