仏滅よりも縁起が悪い日?【六曜】をわかりやすく説明!

 

カレンダーによく書いてある大安・仏滅などの日にちはご存知かもしれませんが、赤口や先負の意味もご存知ですか?実は、大安よりも仕事に向いている日、仏滅よりも縁起が悪いなんて言う日があるんですよ。ご説明します。

もくじ

六曜ってなに?

六曜とは? 不動産の豆知識 (7518)

六曜とは、六曜星の略で、大安、友引、先勝、先負、仏滅、赤口の6つを指し、それぞれ意味を持っています。

結婚式などで「本日はお日柄も良く」などと使われますが、この「お日柄」とはその日の吉凶のことであり、現代では六曜で判断することが多くなっています。

六曜はもともと中国で生まれたと言われております。定かではありませんが、「三国志」で有名な諸葛孔明が発案し、六曜を用いて作戦を立てたところ、ことごとく勝利をおさめた、という話もあります。

六曜(ろくよう)とは「先勝」、「友引」、「先負」、「仏滅」、「大安」、「赤口」の6種のことです。
(後に個別に解説します)

そもそも六曜は中国で生まれた思想だと言われていますが、正確なことは定かではありません。
日本に伝来したのは鎌倉時代から室町時代にかけてと考えられおり、江戸末期には庶民の暦に記載されはじめました。

明治時代には吉凶付きの暦注は迷信であると禁止されますが、第二次世界大戦以降国民の間に広く普及しました。

各六曜ごとに吉凶、運勢が定められています。賭け事など勝負に関する内容が多くなっています。

先勝「せんしょう」「せんかち」

 (11905)

「午前中は吉、午後二時より六時までは凶」と言われ、午前中に物事を行なうのがよいとされた日。
早くやった方がいいという意味で、「やったもん勝ち」や「先手必勝」といった言葉と同じで、とりあえず行動して気になっていることや仕事などを進めて行くのにいい日だということです。
そして、それを実行するのは午前中がもっともよくて、昼間や夜になると逆によくないから止めておきなさいという意味です。
この仕事は成功させたい!というのものがあれば先勝の日を仕事始めにすると成功すると言われています。

友引

「凶事に友を引く」の意味。
かつては「勝負なき日と知るべし」といわれ、勝負事で何事も引分けになる日、つまり「共引」とされており、現在のような意味はなかった。
葬式・法事を行うと、友が冥土に引き寄せられる(=死ぬ)との迷信があり、友引の日は火葬場を休業とする地域もある
逆に慶事については“幸せのお裾分け”という意味で、結婚披露宴の引出物を発送したりする人もいる。
「物事に勝敗無し」という意味。朝晩は吉、昼は凶と云われています。元は「共引」と書いて何事も勝敗のつかない日とされていましたが、時代の変化と共に「友引」となりました。文字の連想からこの日に「友を引く」という意味で、結婚式には適しています。しかし一方で、葬式や法事を行うと「誰かがあの世へ引かれてしまう」という迷信が生まれた為、火葬場などはお休みです。
結婚式などには問題はありませんが、葬式には友引は避けましょう。

先負「せんまげ」「せんぷ」「さきまけ」

相手よりも先に負けてしまうという意味です。
なので自分からは進んで物事を始めない方がいいですね。
出来ることなら、朝はよくないので午後から仕事の大事な事などをする方がいいです。

仏滅

六曜(六輝)の一つ。

「仏も滅するような最悪の日」の意味で、結婚式や転居、開店など、何事も忌む人されている。

六曜の中で最も凶の日とされており、この日に結婚式を挙げる人は少ないため、仏滅の日は料金を割引く式場もある。

元々は「空亡」「虚亡」と言っていたのが、「全てが虚しい」と解釈して「物滅」と呼ぶようになり、後に「物」が「仏」に書き替えられたものである。

釈迦が入滅した(死んだ)日とされる旧暦2月15日は仏滅であるが、これは偶然である。

大安「たいあん」

六曜とは?カレンダーは?結婚式に良いのは?【六輝】 | 結丸のがんじゅう豆知識 (7520)

「何事も大いに安し」、つまりはすべてにおいて吉という意味。仏滅と反対で、お祝い事をはじめ、旅行や引っ越しなどを行うには終日よい日。

赤口「しゃっこう」「せきぐち」

現在の正午、昔でいう「牛の刻(午前11時頃から午後1時頃)」のみが吉で、他はすべて凶。特に、祝い事は大凶! 赤の色が火や血を連想させるため、そのような仕事を持つ人は気をつける日とも。
結婚式には、仏滅を避けるイメージがありますが6曜に詳しい方によると、実は赤口のほうが縁起が悪いと

いわれているんです。

六曜には順番がある。

六曜カレンダーが配布中止?差別に繋がる? (7517)

実はこの六曜、順番が決まっています。
●【日の順番】
「先勝」⇒「友引」⇒「先負」⇒「仏滅」⇒「大安」⇒「赤口」
この順番で、次はまた「先勝」……とくり返すのが基本です。
現在の1週間は7日ですが、昔は1週間が6日だったと考えるとわかりやすいかもしれません。

では、始まりはいつなのかというと……次の決まりがあります。
●【月の始まり】(旧暦において)
1月と7月の1日⇒先勝
2月と8月の1日⇒友引
3月と9月の1日⇒先負
4月と10月の1日⇒仏滅
5月と11月の1日⇒大安
6月と12月の1日⇒赤口

六曜については信じる人、信じない人といるようです、結婚式や法事、お葬式など自分たちのためだけではなく

周りの人にも参加してもらう行事ごとでは、信じている人のことや体裁を気にする人も多いです。

とくにお葬式は友引だけはだめだと言われています。これは友達もあの世にひきづってしまうということで

避けられています。意味を知るともっともなことです。

結婚式では、仏滅や赤口を避ける方が多いです。実は仏滅よりも赤口のほうが「血」や「ケガ」連想させるので

嫌がられるようです。

とはいっても、私自信結婚式場が大安に比べて安くなるから、なんていう理由で仏滅に式を挙げています。

入籍だけは縁起のいい日にしようと大安にしたんですが、今も十分幸せな結婚生活をおくれているので

招待客に気にする方がいなければ問題ないと思いますよ。

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