夜に見る蜘蛛は縁起が悪い?蜘蛛は縁起が良いとされる所も

 

 

夜に見る蜘蛛は縁起が悪いと、昔は大人からよく教わりました。
なんで夜に見る蜘蛛は縁起が悪いといわれるのでしょうか?逆に朝に見る蜘蛛は縁起が良いと言われています。
蜘蛛は縁起が良いとされる国もあります。蜘蛛と縁起について調べてみました。

夜蜘蛛は縁起が悪い

ハロウィンの無料クモ・クモの巣のフリーイラスト画像26点 | TIMESHARE-ちょっと笑えてためにもなる時間をシェア (26842)

夜蜘蛛を忌む俗信であるが、これも朝蜘蛛同様日本各地に流布している。朝蜘蛛を来客の徴とするのに対し、夜蜘蛛は泥棒が入るとする俗信が多い。

・夜、クモが出ると泥棒が入る

(山形、宮城、福島、栃木、群馬、茨城、千葉、山梨、富山、福井、岐阜、愛媛、鹿児島)
・蜘蛛は泥棒の先遣い

(秋田、山形、群馬、新潟、福井、愛知)

などである。この俗信の由来であるが、糸にぶら下がって降りてくる姿から盗人を連想したのであろうか、また、『日本昔話事典』に「夜蜘蛛を凶兆とするのは外観の奇怪さとともに、夜出現する神を畏怖する心が恐怖心に変化したため」とある。

夜に見た蜘蛛は縁起が良くない。昔からの言い伝えですね。
泥棒が入る前兆だといわれる地域が多いようです。
とにかく、昔は夜蜘蛛は良くないと教わった記憶があります。

食わず女房

食わず女房という昔話では頭の後ろに口がある「クモ女房」というやまんばが登場します。

この話の終盤で、この女房が夜に、クモの姿になって、いろりの上の自在かぎをつたい、男を食べにきます。

このように、夜に蜘蛛が男を食べにくるというシーンから、夜の蜘蛛=不吉なイメージがあります。

食わず女房という、日本の昔話があります。
食事をしない女が嫁入りをするのですが、正体は蜘蛛の姿だった。
そんな話しです。
そこから、夜の蜘蛛は縁起が悪いというイメージが定着したともされているようです。

フランスでは夜の蜘蛛は縁起がいい

外国にもクモにまつわる言い伝えがあるようで、フランスのことわざに「朝のクモは悲哀、夜のクモは希望」なんてのがあるんだそうです。こちらはべつに殺したりはしないみたいなんですけどね。
フランスの言い伝えでは、夜の蜘蛛は縁起が良い意味で使われているようです。
国や地域によっても解釈は異なりますね。

朝蜘蛛は縁起が良い

蜘蛛 イラスト - シンプルイラスト素材☆ (26844)

朝蜘蛛が来客の前兆であるとする俗説が広く日本に分布している。

・朝蜘蛛が下がれば客がくる

(岩手、茨城、栃木、千葉、岐阜、神奈川、山梨、愛知、奈良、和歌山、島根、広島、山口、香川、高知、福岡等)
・朝蜘蛛に会うと待ち人がくる

(群馬、富山、愛知、山口)

朝蜘蛛を見ると縁起が良いとされている地域は多いようです。
縁起が悪いと考えるよりも、縁起が良いと思える蜘蛛をみたいですよね。
どちらにしても、殺したりはしたくありませんよね。

蜘蛛は神の使い

沖縄には「蜘蛛は神の使いだから殺していけない」という神話伝説があります。

沖縄での伝説は「蜘蛛の巣の向こう側には黄金の権利を与える神が隠されている。
その神を誰も見た者はいない。悟った者もいない。その神を悟った者は大きな祝福を得る。大金持ちになる。蜘蛛を殺してはいけないのはそういう事なんだよ」と私は幼い頃から聞かされていた。「エーキクーバー」(大金持ちの蜘蛛の意味)

沖縄では蜘蛛は神様の使いであるとされているので、大切に扱う方が良いとされています。
お金持ちになれるようですね。
こういった考えの方が、蜘蛛を見るときにも印象が変わりますね。

大蜘蛛神社

大蜘蛛の塚 宮崎県 (26846)

大蜘蛛様」ですが元々は名前など付けられておらず、大きな蜘蛛・妖怪蜘蛛・山蜘蛛などと好き勝手呼ばれていた様でございますが、神社の名前が「大蜘蛛神社」となってから「大蜘蛛様」という呼ばれ方が使われるようになった様です。「大」という字には単に大きいという意味だけではなく、「偉大」などの「位の高さ」を表す意味もあるわけなのです。さしずめこの神社は「偉大な蜘蛛の神社」というわけでありましょうか。

御利益
「無病息災」「みそしるが美味しくなる」などの御利益があるとされています。
他にも自分を殺した者に病をもたらしたことから、罪人に罰を与える神であるとされたり、糸を紡ぐ蜘蛛の神様であることから、着物などの織物が長持ちすることを祈願されることもありました。

蜘蛛を祀っている神社もあります。
蜘蛛を崇拝するところもあれば嫌うところもあるようです。
どちらにしても、蜘蛛は色々と伝説がある生き物ですね。

夜蜘蛛は縁起が悪いといわれても、むやみに蜘蛛を殺したりなどはしない方が良いとは思いますよ。

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