【2017年は酉年】「縁起担ぎ」干支の意味を知っとこ♪

 

今年は申年、2017年は酉年ですね。意外と知られていない「干支」の意味。本当の意味を理解すると何だか気持ちも変わってきますよ。今回、干支について調べましたので、毎年巡ってくる干支の理解を深めましょう!

もくじ

そもそも干支って?

 (13137)

「干支(えと・かんし)」は、年や月、日、方角を表すために、
古くから、中国で使われていたもの。

十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)を合わせた、
60の周期を使って、表すものなんです。

一般的に、私たちが使う「干支」は、
「十二支」のことなんですね。

今年は申年。赤い下書きは買いましたか?^^

今回は「十二支」について詳しく調べてみました。

それぞれの干支の意味

日本に干支が入ってきて、その動物たちに意味や様々な思いを込めるようになりました。
きっと、人の願いなどがこもっているからこその縁起物なのですね。

・子(ねずみ)

 (13139)

『漢書』律暦志によると「子」は「孳」(し:「ふえる」の意味)で、新しい生命が種子の中に萌(きざ)し始める状態を表しているとされる。
つまりは子孫繁栄ですね。ネズミは子だくさんで、成長が早いのが由来です。
縁起担ぎとしては「行動力」「財」になります。

・丑(うし)

 (4377)

肉は大切な食料に、力は労働にと社会に密接に関わる干支です。
人にとって大切な労働力になり、食料にもなる。
無くてはならない存在なのがこの干支ですね。
縁起担ぎとしては「粘り強さ」「誠実」になります。

・寅(とら)

 (13140)

「寅」は「螾」(いん:「動く」の意味)で、春が来て草木が生ずる状態を表しているとされる。
美しい毛並みや、孤高の存在としてトラを結びつけることが多いですね。
寅年の女性は気が強い、と呼ばれるのも、そのせいかもしれませんね。
縁起担ぎとしては「決断力」「才知」になります。

・卯(うさぎ)

 (13141)

家族で行動するウサギは家族愛を象徴する干支(えと)でもあります。これらのことから干支での「卯」の意味は、兎の穏やかな様子から家内安全、跳躍する姿から飛躍、とされています。
ウサギは愛らしい容姿と温厚な性格で家内安全や、人間関係の順調さをイメージされたようです。
跳ねるウサギのイメージは株価や利益が上がる年ともいわれます。
縁起担ぎとしては「温厚」「従順」になります。

・辰(竜)

 (13142)

五行では土性に属し、春から夏への変化を司ります。春に芽吹いた草木が根をしっかりと張り、更に伸びていこうとする姿です。古書に「辰は震なり」とあり奮い立つエネルギーの象徴として吉祥を表す架空の動物の竜にもなぞらえています。
龍は、その威厳のある風貌から権力の権力の象徴としてみられてきました。
龍だけなぜ空想の世界の動物なといわれていますが、
本当のところは「ワニ」や「タツノオトシゴ」だったという説もあります。
縁起担ぎとしては「正義」「信用」になります。

・巳(へび)

 (4385)

。若木が成木となり力強く大空へと伸びていく相をあらわしています。巳年は変化発展の年であり、次の段階へと一歩踏み出す発展の年なのです。
神の使いとされる蛇。脱皮をするので、新しい自分に生まれ変わるという意味もあるそうです。
また、情が深く恩を忘れないという意味もあります。
縁起担ぎとしては「探求心」「情熱」になります。

・午(うま)

 (13143)

人との付き合いが古い動物。人の役に立ち、人間も馬を大事に扱いました。
丙午の女性は恋に盲目と言われていますね。情熱的な女性が多いようです。
縁起担ぎとしては「陽気」「御洒落」「派手」になります。

・未(ひつじ)

 (13144)

羊はめでたい善良な動物であり、同じ行動を取って大勢で暮す事から、群の漢字は羊から作られました。
羊には家族が穏やかで安泰に過ごすという意味もあるそうです。
縁起担ぎとしては「穏やか」「人情」になります。

・申(さる)

 (13145)

申には病や厄が「去る」と云われもあり縁起の良いものとして神社なので祭られるなどしています。
申年には、赤い下着を身に着けると病気にならないそうです。
縁起担ぎとしては「器用」「臨機応変」になります。

・酉(とり)

 (13146)

酉は鳥ですが、もともとは酒つぼを意味し、
収穫した果実から、酒を作るという行為に、
由来したという説があります。

・戌(いぬ)

 (13147)

戌の字は戌と一から成り立ち、戌は茂を意味し、一は陽気を表します。植物が茂る中に陽気を包んでいる形で、枝を断ち育成の意味があります。律儀、温かい、美しい、削るなど戉の意があります。五行は土性で秋を冬に変える変化を司ります。
ヒトとの関わりが古く、人間の助けになっていたので大事にされていました。
縁起担ぎとしては、「勤勉」「努力」になります。

・亥(いのしし)

 (13148)

イノシシの肉が滋養強壮に優れることから無病息災の意味を持つのだそうです
山で捕れるイノシシは栄養満点の御馳走。人にとって特別な物でした。
縁起担ぎとしては、「冒険」「勇気」になります。
絵写経

ピックアップ記事

  1. 夜に窓に張り付いているヤモリの姿に「ギャッ」となった人はいませんか?その姿からちょっと苦手とする人も…
  2. 夜の蜘蛛は縁起が悪いという話を聞いたことがありませんか?そのために夜の蜘蛛を処分してしまう人もいるか…
  3. ツバメの巣
    春先から梅雨頃になると、家の軒先にツバメが巣を作ることがあります。実は、このツバメの巣は幸運の象徴と…
法隆寺
PAGE TOP