古いお守りはどうする?返納(お納め)の基本と、遠方での相談・郵送の考え方

 

最終更新日:2026年1月27日

古いお守りを前にすると、「いつまで持っていてよい?」「どこへ納めればよい?」と迷う方は少なくありません。
結論から言うと、古いお守りは授与を受けた寺社へ返納(お納め)するのが最も自然です。遠方で難しい場合も、相談や郵送などの選択肢があります。


お守りの基本(種類・持ち方・複数持ち)はこちら:お守りとは?種類・選び方・持ち方、複数持ちと返納まで基本を整理
御札(お神札)の交換・返納もあわせて整理:御札の飾り方完全ガイド(神棚あり/なし・順番・交換・返納)

この記事の要点

  • 古いお守りは授与を受けた寺社へ返納(お納め)するのが基本
  • 目安は「1年」や「節目」だが、願いが叶った時のお礼参りで納める考え方もある
  • 遠方で行けない場合は、近隣の神社へ相談または授与元へ郵送の可否を確認する
  • 古札納所(古神札納所/納札所)があっても、受け付けられない品があるため案内を優先する

まず結論:古いお守りは「受けた寺社にお納め」が基本

神社本庁のFAQでも、お神札やお守りは一年ごとに新しく受けることがよいとされ、前の年のお神札やお守りは受けた神社に納めるのがよい、と案内されています。
受けた神社に行けない場合は、近くの神社に相談したり、気持ちを添えて受けた神社へ送る選択肢も示されています。

いつ納める?(タイミングの目安)

「いつまで持つか」は一律ではありません。迷いを減らすための現実的な目安を整理します。

1)一年を目安に区切る

年末年始など節目に新しいお守りを受け、古いものは納める、という運用は一般的です。神社本庁でも「一年ごとに新しく受ける」考え方が示されています。

2)願いが叶った時に、お礼参りで納める

「合格」「心願成就」など、目標が成就した時にお礼参りをして納める、という案内を出している寺院もあります。
例:成田山新勝寺のQ&Aでは、時期を問わず御礼参りをして御札を納めるのがよい、という考え方が示されています。

3)破損・汚れが目立つとき

お守り袋が破れた、汚れが強いなど「丁重に持ち続けるのが難しい状態」なら、返納の区切りとして考えると整理しやすくなります。

どこに納める?(古札納所・納札所の探し方)

多くの寺社には、古いお神札やお守りを納める場所として、古札納所(古神札納所)や納札所が設けられています。
伊勢神宮でも「古札納所にお返しください」と案内されています(預かれる品の範囲に注意が必要です)。

神社での返納(お納め)の流れ

  1. 社務所の受付時間や、古札納所の設置状況を確認する(掲示・公式サイト・電話)
  2. 境内の案内に従い、古札納所へお守りを納める(または社務所で渡す)
  3. 案内があれば、お納めの箱・賽銭箱に気持ちを添える

神社本庁の「お神札のまつり方」でも、古いお神札は受けた神社の古神札納所などへ納めてお焚き上げしていただくこと、遠方の場合は近くの神社へ問い合わせてから納めるのがよいこと、年末年始から小正月にかけて左義長・どんど焼等でお焚き上げが行われることが示されています。

お寺での返納(お納め)の流れ

寺院でも、授与を受けた御守・御札は、境内の納札所へ納める運用が一般的です。寺院ごとに場所や受付方法が異なるため、現地の案内を優先してください。

遠方で行けないとき(相談・郵送という現実的な選択肢)

1)近隣の神社・寺院に相談する

神社本庁のFAQでは、受けた神社へ行けない場合に「お近くの神社に相談」という選択肢が示されています。まずは近くの神社で受け付け可能か、確認すると安心です。

2)授与元へ郵送できるか確認する

郵送対応の可否は寺社ごとに異なります。いきなり送るのではなく、事前に公式サイトや電話で確認した上で送るのが丁寧です。神社本庁FAQでも、気持ちを添えて受けた神社へ送る方法が示されています。

郵送で相談が通った場合の、丁重なまとめ方(目安)

  • お守りは清潔な紙(白い紙など)で包む
  • 簡単な手紙を添える(お礼、返納の旨、氏名)
  • 案内があれば所定の方法でお納め料を添える
  • 送り先・受付方法は必ず授与元の指示に従う

納められない品がある(ここでつまずきやすい)

古札納所があっても、何でも受け付けられるとは限りません。例として、伊勢神宮のFAQでは、お神札・お守り以外のものは預かれない旨が示されています。
また、素材の都合でお断りする可能性がある旨を明記している寺社もあります。

迷ったら、古札納所の掲示や寺社の公式案内を優先し、分からない場合は社務所・寺務所で確認するのが確実です。

よくある質問(FAQ)

Q. 複数のお守りをまとめて納めてもよい?

A. 多くの寺社では古札納所等にまとめて納めることができますが、受け付け対象や分別が求められる場合があります。掲示や案内に従ってください。

Q. 「1年」を過ぎてしまいました。今さら納めても大丈夫?

A. 問題ありません。区切りがついた時点で、感謝の気持ちとともに納めると整います。

Q. 願いが叶ったら、すぐ納めるべき?

A. お礼参りの機会に納める考え方は自然です。寺院によっては「成就時に納める」案内もあります。

Q. 遠方なので郵送したい。失礼になりませんか?

A. 寺社ごとに対応が異なるため、事前確認が前提です。神社本庁のFAQでも「送るのもひとつ」と示されていますので、まず授与元へ相談するのが丁寧です。

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