何より大切な家庭の平和！《家内安全》の縁起物まとめ

なにかと縁起を担ぐ日本人。金運や勝負運にあやかろうと、縁起物アイテムを持ち歩いている人も多いでしょう。ですが、忘れてならないのが家族の安全！家族全員が健康で健やかに暮らせる事こそ、幸せの必須条件なんです♪そんな家内安全の縁起物、あなたはいくつ知っていますか？

◆家内安全！《動物編》

【ウサギ】
十二支にも数えられるウサギは、その躍動感ある習性から飛躍の縁起物として知られています。また、多産である事から安産や子孫繁栄、家族愛のシンボルとしても敬われているんです♪

家族で行動するウサギは家族愛を象徴する干支（えと）でもあります。これらのことから干支での「卯」の意味は、兎の穏やかな様子から家内安全、跳躍する姿から飛躍、とされています。

【羊】
穏やかな気質を持つ羊は、家内安全の代表格と言われています。また、羊の群れをなす習性は、「和」を貴ぶ日本人に馴染み深い存在とされてきました。特に縁起が良いとされる「三羊」は、両親と子羊の家族がモチーフになっています♪

【雀】
古い歴史書にも登場する雀は、和歌や俳句で用いられる事も多く、縁起の良い生き物として不動の人気を誇っています。身近な鳥ではありますが、厄を払って家庭の平穏を保つ、繁栄の象徴として愛されてきました。

厄をついばむとされ、一族繁栄・家内安全の象徴。
「寿徳」「福徳」「財徳」が備わるといわれ縁起のよいものとされています。また丸まるとした愛らしい姿から「豊かさを表す縁起物」として、とくに冬のスズメは「ふくら雀」と呼ばれます。

ふくら雀＝福良（良い福をもたらす）雀・福来（福が来る）雀と漢字が当てられ、富と繁栄の意味が込められることもあります。

【波千鳥】
千鳥とは、水鳥の総称。浴衣や半幅帯の柄として描かれる事も多く、縁起の良い和柄として知られています。
特に「家内安全」のご利益が期待できるのがこの「波千鳥」。
家族で力を合わせて困難に立ち向かう・・・これぞ家内安全の基本です♪

千鳥は鳥の種類ではなく、水辺に集まるチドリ科の鳥の総称です。
くちばしが短く、小さく可愛らしい鳥です。
水辺にいるため、水の文様や水辺の植物の文様と組み合わせて描かれることが多く、
波や水と一緒に描かれた「波千鳥」は、世間の荒波を乗り越えていくという事から『夫婦円満』『家内安全』などの縁起の良い意味があります。

◆家内安全！《神様編》

【はくさんさま】
白山大神さまは「菊理媛大神」、「白山比咩（しらやまひめ）大神」とも呼ばれる女の神様。一般的には、平仮名で「はくさんさま」と表記されます。結び付きをもたらす女神様で、家庭の不和を解決してくれるのが特徴。ちなみに、企業や学校との縁を結ぶとも考えられており、合格祈願を願う人も多いとか。

日本書紀に書かれている神様で、伊邪那岐、伊邪那美の夫婦の神様がけんかをしたときにお二人の間に入って、仲を取り持ったという神様で、ここから縁結びの神様と言われているのです。よく女の神様の神社におまいりすると、神様がやきもちを焼いてそのカップルは別れるなどと言われますが、菊理媛大神（白山大神）はけんかしている二人をより強く結びつけた神様ですので、別れるどころかより強く二人を結びつけて下さることでしょう。
ここから「縁結び」の神様、「夫婦円満」「家内安全」の神様とされております。

【毘沙門天】
言わずと知れた七福神の一人「毘沙門天」。七福神の中で唯一武装している事から、勝負運の神様として有名です。
そして、意外にも家内安全の守り神でもあるんです。
男性（夫）が勇猛だと、家庭も安泰ですね♪

毘沙門天(武道成就・降魔厄除・家内安全・夫婦和合)の神様

毘沙門天は、仏教四天王の一仏で多聞天とも言われ、日本では毘沙門天と呼ばれ、智恵と勇気の守り神。
もとは古代インドの神話の神であり、インドの財宝福徳を司り、ヒマラヤの北方の山中に住んでインドの北を守る善神とされています。

◆家内安全！《植物編》

【柘植（ツゲ）】
その丈夫さや湿気に強い特性から、日本の伝統工芸品の素材としてに使われる事もある柘植。
使い込むほど艶が増すことから、長年連れ添う夫婦を連想させてくれます。

櫛や印鑑など細工物素材として親しまれている。黄色の材は緻密な木肌を持ち、硬くねばり強い。使い込むほどに艶がでてきます。それゆえ夫婦円満、家内安全など縁起の良い木として珍重されてきました。

【オリーブ】
平和の象徴としてあまりに有名な植物。いつの時代も平和の基礎は家庭からなんですね♪

旧約聖書によれば、平和と友愛の象徴とされています。
国連旗にも描かれ、アテネオリンピックでも世界平和のシンボルになっておりました。夫婦円満、家内安全の縁起樹

まとめ