宮城県では4月になるたびに「小迫(おばさま)の延年(えんねん)」という重要無形文化財にも指定される祭が行われています。どんな由来があるのか、似たような祭りは他にも開かれているのか、詳しく調べてみましょう。
もくじ
野舞台の舞ってご存知ですか?
去る4月3日に宮城県でこんな祭りが催されました。
小迫の越年:野舞台の舞い楽しむ 宮城・栗原 毎日新聞 – YouTube
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栗原市金成地区の白山神社で3日、国の重要無形民俗文化財に指定されている祭り「小迫(おばさま)の延年(えんねん)」があり、住民らが野舞台で次々に繰り広げられる舞いを楽しんだ。
延年は平安から室町時代にかけ寺院で盛んに行われた歌舞の一つとされ、白山神社では春の例祭で披露される。野舞台では、悪魔払いとされる「ちゃれこ舞」に始まり、平安時代初期の征夷(せいい)大将軍、坂上田村麻呂の戦勝祈願に由来すると伝わる「入振(いりふり)舞」などを披露。豊作を願う「田楽舞」が終わり、踊り手の男性がかぶっていた花がさを投げると、「縁起物」として観衆が奪い合っていた。【山田研】
「野舞台」ってそもそも何? 由来は?
そもそも「野舞台」とは動画で見られるように農村などにある原っぱで
人々が歌舞伎や浄瑠璃に興じることを指します。
では、どのようなことが発祥になってこんな祭りが行われるようになったのでしょうか?
人々が歌舞伎や浄瑠璃に興じることを指します。
では、どのようなことが発祥になってこんな祭りが行われるようになったのでしょうか?
4月4日(日曜日)、栗原市金成小迫地区の白山神社境内で「小迫の延年(国指定重要無形民俗文化財)」が開催されます。
白山神社では、源頼朝が奥州平泉征討の折、戦勝祈願がかなったお礼に野祭りが催されたといわれています。小迫の延年は、この出来事と、白山神社別当寺・勝大寺に伝わる「延年の舞」が結び付いて発展した祭りです。
境内では、なぎなたを手に舞う入振舞(いりふりまい)や馬上から扇の的を狙う馬乗渡し(ばじょうわたし)などが披露されます。古式ゆかしい演舞をお楽しみください。
過去にはこのような催しも開かれていたようです。戦勝祈願が由来になったようですね。
野舞台は全国各地で執り行われています
元が農村で行われるものだったのですから、現在も全国各地で似たような祭りは多く催されています。
その中でも有名なのが、徳島で催されている「小野さくら野舞台」でしょう。
その中でも有名なのが、徳島で催されている「小野さくら野舞台」でしょう。
via www.awanavi.jp
昭和26年に現在地に造営された小野さくら野舞台は老朽化が進み永年休眠していましたが、平成13年に復活して以後、毎年地元寄井座の人形浄瑠璃を中心とした公演行事を続けています。
徳島県で国民文化祭が開催されることを契機に、平成19年に舞台一連の増改築事業を行い、装い新たに生まれ変わりました。
平成20年からは毎年4月の第2日曜日を定期公演の日と定めて、寄井座の人形芝居や保存会による襖カラクリを大きな柱として、境内の山桜の美しい時期に、野外の舞台ならではの魅力にあふれた公演を開催しています。
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お昼は,地元女性部の手作りのちらし寿司とそば米汁を買って食べました。
美味しかったですね。
寄井座による人形浄瑠璃が続きます。
途中まで暖かい日和でしたが,快晴なのに谷風が吹いてきて,段々と寒くなってきました。
震えが来そうな感じがしたので,最後までおりたかったのですが,帰ることにしました。
ちらし寿司とそば米汁、美味しそうですね。
4月はまだまだ寒い時期ですから、防寒の備えは必要かもしれません。
4月はまだまだ寒い時期ですから、防寒の備えは必要かもしれません。
探せば他にも野舞台は見つかりますよ!
今回は宮城と徳島で行われている二つの例しか取り上げることができませんでしたか、
同じような農村舞台は至る所で行われています。
興味があったら地元の新聞のニュースや自治体のホームページなどを見てみると
面白いお祭りに出会えるかもしれませんね。
同じような農村舞台は至る所で行われています。
興味があったら地元の新聞のニュースや自治体のホームページなどを見てみると
面白いお祭りに出会えるかもしれませんね。
犬飼(いぬがい)農村舞台は五王神社の境内にある人形浄瑠璃の野外舞台。明治6年の建造で、ストーリーに応じて舞台を変化させる昔のままの襖カラクリの装置が、残されています。重要有形民俗文化財にも指定。毎年文化の日に人形浄瑠璃の上演が開催されます。
たとえば同じ徳島でもこんな祭りがあったりします。