私たちが忘れているような行事も!~日本の月別縁起物~

 

 

日本には独特の行事がありますが、普段私たちが忘れているような行事もあります。今回は主な行事はもちろんですが、あまり思い出せなような行事なども取り上げまとめました。今一度、日本独特の行事と縁起物を振り返りませんか?

神社は日本独特のもの。年間でいろいろな行事が行われています

神社は日本独特なもので、世界に類を見ないものです。
私たち日本人はついつい西洋のものに憧れを抱き、日本独特なものをついつい軽視しがちなところがあります。まだ覚えられている習慣もありますが、中には「こんな行事や縁起物があったっけ?」と驚くような行事まであります。

では、一月から十二月までの行事を見ていきましょう。

一月(睦月・むつき)、鏡開きの御餅

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鏡開きは01月11日ですが、関東と関西によって日にちはマチマチです。
ですので、地方によっては15日または20日に行われることがあるのです。
なぜ関東と関西とで違いが出てるかというと、江戸幕府の三大将軍徳川家光に関係しています。
04月20日に亡くなられているのですが、01月20日は月命日という事で避けられているのです。
食べてこそ「鏡開き」
お供えした餅には神様の霊が宿っているので、刃物を使わず木づちなどで叩いて割って(鏡を開く)、雑煮や汁粉などで食べましょう。
お雑煮もそうですが、御汁粉や善哉も食べられています。「お餅を食べる」のが共通しているのですね。
鏡開きの縁起物としてお雑煮の他にもお汁粉善哉も挙げられていますが、一番の縁起物は御餅なのです。

二月(如月・きさらぎ)、繭玉飾りの団子

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「繭玉飾り」は繭玉団子を柳や水木の枝にさしたもので「餅花」の一種です。「餅花」とは丸めた餅や団子を柳の枝にさして作物の豊かな「稔り」を表現したもので、それを神棚やその近くに飾り作物の豊作を祈念した予祝行事です。
繭玉と言われるだけあって蚕の繭に非常に似ている団子を作るのはもちろんのことですが、
農作物(稲花、野菜、果物等)、農具、小判や巾着、動物、玩具等、豊作だけではなく、
商売繁盛を祈るようなものがモチーフにされることもあるとか。

三月(弥生・やよい)、春分の日のぼた餅

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春分の日に食べる物と言えば「ぼた餅」です。

これについては、ぼた餅と似たような食べ物である「おはぎ」だと勘違いされている方も多いようですが、春分の日に食べるのは「ぼた餅」が正解です。

おはぎと勘違いしている方も多いと言われていますが、
実は「ぼた餅」と「おはぎ」は呼び方が違うだけで同じ食べ物なんだとか。
お彼岸の日という事で、お墓参りの時にぼた餅が添えられるそうです。

四月(卯月・うつき)春祭りの熊手、ざる、俵、宝船、扇

縁起物には、熊手、ざる、俵、宝船、扇などがあるわ!
これらの縁起物には、買う順番と意味がそれぞれあるのよ。
愛媛の椿神社では、熊手、ざる、俵、宝船、扇等複数の縁起物があるのですね。
しかも、買う手順があるというから驚きです。

この祭りでは「縁起開運」「商売繁昌」「大漁満足」を祈る方が多いとか。
もし愛媛の春祭りに行く際には、その買う順番もしっかりと把握しておきたいですね。

五月(皐月・さつき)、こどもの日の鯉のぼり等

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江戸時代以降男子のいる家庭では、鯉のぼりをたて、甲冑、刀、武者人形を飾って、子供の成長を祝う行事となっていきました。
子どもの日の縁起物と言えば、鯉のぼり、甲冑、刀、武者人形ですね。
こちらの風習は長く息づいているのではないでしょうか。

六月(水無月・みなつき)『水無月』

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この水無月については、恐らく京都に住んだことのある人しか知らないかもしれません。何しろ、このお菓子『水無月』を食べることは、確か6月30日の夏越の大祓の一日だけの一種の行事でしたから。
水無月というと六月の別名と思いきや、「水無月」というお菓子があるようです。
京都府民の方であればご存じなのかもしれませんね。

七月(文月・ふみつき) 夏祭りの面

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旧暦6月15日頃を中心に各地で夏祭りが行われます。夏は疫病、害虫、風水害等不安の多い季節で、それは悪霊、疫神のためであると考えられていました。これらの悪霊を鎮め、災害を除去するために夏祭りが執り行われています。
夏祭りの縁起物を検索すると、お面が出てきます。
今やキャラクターもののお面も多く売られていて縁起物とは感じさせないものですが、
本来は夏祭りの縁起物としてお面があったのですね。

八月(葉月・はつき) お盆のほおずき

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ほおずきは代表的な盆花です。

盆花は盆棚にそなえる花のことですが、花は精霊やご先祖様が憑依するとされています。

何とお盆の縁起物はほおずきなのですね。
ほおずきは提灯の代わりとしてお盆の花として有名なのだとか。

九月(長月・ながつき)、観月祭の月見団子

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旧暦8月15日は十五夜、仲秋の名月ともいわれ、各地の神社では月のでるのを待って観月祭が執り行われます。また、各家庭においても、月見団子などのお供え物をしてお祝いすることが一般的に行われています。
十五夜に月見団子は良く知られています。
今でも十五夜に月見団子を食べる方も多いのではないでしょうか。

十月(神無月・かんなつき)秋祭り、神輿

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日本の祭りでよく目にするのは、神輿を担いだ若者の姿ではないでしょうか。
私達にとっては当たり前となっている神輿のある祭りの風景ですが、神輿とはそもそも何なのでしょうか。
神輿は各地域で見られるものですので、なじみ深い方も多いでしょう。
神輿と並んで獅子舞を見られる地域もあるようです。
秋祭りと神輿や獅子舞の事が詳しく書かれていますので、下記サイトを参考にしてみましょう。

秋祭りを行う意味は?神輿や獅子舞は何のためのもの? | 日本文化の良さや魅力を解説!日本ぶんか村

秋祭りを行う意味は?神輿や獅子舞は何のためのもの? | 日本文化の良さや魅力を解説!日本ぶんか村
日本においても祭りという行事は、生活の中に根付く大切な行事の一つです。 その中でも特に、秋に行われる秋祭りは多くの地域で愛されています。 今回は、日本文化としての秋祭りや、よく見られる神輿や獅子舞の意味についてご紹介しま・・・,日本においても祭りという行事は、生活の中に根付く大切な行事の一つです。その中でも特に、秋に行われる秋祭りは多くの地域で愛されています。今回は、日本文化としての秋祭りや、よく見られる神輿や獅子舞の意味についてご紹介します。

十一月(霜月・しもつき)、新嘗祭の宝船

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ここでは東京の明治神宮の縁起物が紹介されていますが、
新嘗祭(にいなめさい)は全国で行われているところもあります。
新嘗祭(にいなめさい)というとあまりなじみがありませんが、
「勤労感謝の日」というとよくご存じの方も多いのではないでしょうか。
明治神宮(東京都渋谷区)
明治神宮の新嘗祭で有名なのは「宝船」です。

全国から納められた農作作物(野菜や果物)で組み立てています。

宝船というと木で作るのかと思いきや、農作物で組み立てられるとは驚きですね。
新嘗祭は各地域で行われる事も違っているようです。

新嘗祭の起源とは?勤労感謝の日や新米を食べる時期に関係? | 子育てパパとママの育児相談ブログ

新嘗祭の起源とは?勤労感謝の日や新米を食べる時期に関係? | 子育てパパとママの育児相談ブログ
皇居や伊勢神宮・明治神宮などで、毎年11月23日には新嘗祭(にいなめさい)が行われますが、その起源や意味などについてご紹介したいと思います。意外かも知れませんが、新嘗祭は勤労感謝の日や新米を食べる時期にも関係があるのです

十二月(師走・しわす)、除夜の鐘

 (28095)

さて、この除夜の鐘は、
日本仏教にて年末年始に行われる年中行事の一つです。

仏教の風習ですから
除夜の鐘を聞くのはもちろんお寺ですね。

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