幸福駅とは?
via tabizine.jp
幸福駅は、北海道帯広市にある駅の名前です。
旧国鉄広尾線に幸福駅はありましたが、現在は廃線されています。
廃線に伴い駅も取り壊される予定でしたが、その駅名の縁起の良さから、観光地として保存されており、
今では縁起の良い観光スポットとして人気を集めています。
旧国鉄広尾線に幸福駅はありましたが、現在は廃線されています。
廃線に伴い駅も取り壊される予定でしたが、その駅名の縁起の良さから、観光地として保存されており、
今では縁起の良い観光スポットとして人気を集めています。
1973年3月、NHKの紀行番組「新日本紀行」において『幸福への旅~帯広~』が放送され、「幸福駅」の駅名が全国的に知れ渡ります。
もともと一部の旅行者の間で、旧国鉄・広尾線の沿線上に、縁起の良い駅名が並んでいることは有名でしたが、東京でアイデア雑貨を営む飛田和義行(ひだわ よしゆき)氏は、沿線上の「幸福駅」と「愛国駅」に着目します。この縁起の良い駅名を全国にPRし、赤字続きの広尾線の乗降客数アップの手助はできないものか。そこで仕掛けた雑貨が、「愛国から幸福行き」という駅区間切符の一般発売です。
「幸福駅」には多数の観光客が訪れるようになりましたが、広尾線の赤字経営は解消されませんでした。というのも、広尾線は1日6本程度と利便性が悪く、結局、観光客の主要アクセスは、路線バスや自家用車になってしまったからです。
赤字路線の広尾線は廃線になりましたが、「幸福駅」はこれからも『幸福のスタート地点』としての役割を担っていきます。
住所:
北海道帯広市幸福町東1線 旧幸福駅(幸福鉄道公園) 地図
アクセス:
1) 帯広駅からバスで50分十勝バス「広尾線」:『幸福』下車。
- 幸福から徒歩で5分
2) 帯広JCTから車で40分31.00km幸福IC下車。
3) 帯広駅から車で30分22.00km帯広川西IC~幸福IC利用。
広尾線沿線には、幸福駅のほかに、愛国駅という駅もあり、これもブームに拍車をかけました。
愛国から幸福行きという切符も発売され、訪れる観光客が増えたそうです。
しかし赤字は解消されること無く廃線となってしまったのです。
しかし現在でも縁起にあやかりたいと訪れる人が後を絶ちません。
愛国から幸福行きという切符も発売され、訪れる観光客が増えたそうです。
しかし赤字は解消されること無く廃線となってしまったのです。
しかし現在でも縁起にあやかりたいと訪れる人が後を絶ちません。
駅構内には縁起ものがたくさん
旧国鉄・広尾線の面影をそのまま残す施設のひとつで、幸福駅のシンボルです。昔懐かしい木造の駅舎跡で、鉄道駅時代は、待合室として利用されていました。
幸福を願う観光客が、自分の名刺を駅舎の壁に貼り付けたことがキッカケになり、以降、訪問した観光客が来訪記念として名刺を貼付することが通例となりました。ご来訪の際は、画鋲をご用意されると便利です。
via jitabi.ne.jp
周辺観光スポット
幸福駅に訪れた際は、ぜひ周辺の観光スポットにも足を運んでみてください。
via pucchi.net
列車の部品や切符、パネルなど70数点が展示され、昭和49年から巻き起こったブームの記憶を今に伝えています。近くに売店があり、幸福行きの切符も買えます。2008年4月から、ハート型の可愛い噴水も設置されました。
営業期間 公開:3月上旬~11月下旬 9:00~17:00
公開:12月上旬~2月下旬 9:00~17:00 日曜日のみ開館
休業:月火水木金土 12月上旬~2月下旬 日曜以外休館
所在地 〒089-1181 北海道帯広市愛国町基線39-40 MAP