お正月になると、縁起物として飾り物をしたり、縁起のいい食べ物を口にしたりと、縁起物に触れる機会が多くなります。お正月にまつわる縁起物と、その意味を紹介します。
もくじ
お正月といえば…「門松」!
門松は神様の安息所と考えられています。歳神が下界(人間界)に降りてくるときの目印としても扱われ、年の初めに神様を家に迎え入れるための飾りとして使われています。
門松はお正月の前から1月の28日まで飾っておく場合が多いです。
門松はお正月の前から1月の28日まで飾っておく場合が多いです。
どの家庭でも飾る「注連縄」
太陽の神である天照大神が岩屋に逃げ込んでしまわないように岩戸を縛ったという話が由来になっています。天照大神が岩屋に隠れてしまうと世界から太陽が隠れて真っ暗になってしまうからという理由です。
注連縄は「神様が宿るとされる場所」に飾るのが一般的です。ですから神社や大きな岩や木など、古くから神様が宿るとされているものの多くに注連縄がされています。
玄関に注連縄を飾ることが多いのは、一度家の中に入った神様が外に出て行かないようにするからだと言われています。
お正月恒例の食べ物「御節料理」
1.黒豆
「まめ」がもともと丈夫、健康をあらわす言葉であり、「まめに働く」という語呂合わせもあって縁起がいいとされることからおせち料理には欠かせない存在です。
2.昆布巻き
昆布は「よろこぶ」と語呂合わせで考えられています。一族の発展を願う縁起物とされています。
3.田作り
畑がよく実るようにと、小魚を肥料として田んぼを作ったことが由来し、現在でも豊かな実りを願っておせち料理に登場しています。
「鏡餅」も恒例!
鏡餅は神様と人間の仲介役とされています。新たな一年の幸せを願う日に神様に捧げられたお餅をみんなで分けて食べることで、神様の祝福を受けようとした文化の名残です。
丸を二つ重ねたような形のお餅が鏡餅と呼ばれる理由は、丸い餅の形が銅鏡に似ていたためといわれています。昔は鏡は神様が宿っているとされていたため、大切に扱われていました。
また、丸い形が家庭円満を彷彿とさせ、丸を二つ重ねた様子が一年の幸せをえでたく重ねるという意味もあります。
まとめ
いかがでしたか?♪
お正月に関する縁起物は知っている人も多いですが、その意味も知っておくことでより知識が深まりますよね。
次に向かえるお正月では、ぜひ縁起物をたくさん取り入れてみて下さいね。
お正月に関する縁起物は知っている人も多いですが、その意味も知っておくことでより知識が深まりますよね。
次に向かえるお正月では、ぜひ縁起物をたくさん取り入れてみて下さいね。