旅行や出張のお土産、パーティーやお祝いなどでの贈り物に悩んだことはありませんか?そんなときには、誰もが喜んでくれるであろう”縁起物”という選択肢はいかがでしょうか。今回は名古屋の縁起物を中心にご紹介していきます。
もくじ
縁起物
まずはどういった物が縁起物あてはまるのか、またそれらの由来などのおさらいをしていきましょう。
定番といえるものもありますが、何をお祝いするのか・祈るのか、によって選ぶべきものが異なってきます。
縁起物(えんぎもの)とは、よい事があるようにと祝い祈るための品物。
五穀豊穣、大漁追福、商売繁盛、家内安全、無病息災、安寧長寿、夫婦円満、子孫繁栄、祖先崇拝や招福祈願、厄除祈念や「ハレ」に纏わる物など多岐に渡る。また、祭礼や縁日や市などの寺社の参道や境内や門前町・鳥居前町において参詣者に授与・販売する歴史的、文化的背景のあるものを指す。日本古来の物として特殊な例としては祭りなどで選ばれた福男やなまはげなどの演者、力士など神の依り代になった人も縁起物とされる。時節による滋養強壮の目的で長寿や薬事効果を期待して食された物として鰻や初鰹なども縁起物といえる。仏教、密教、ヒンドゥー教などのインド文化を起源とするものや五節句や二十四節気など中華文明の風俗・習慣を起源に持つ物も存在し、それらが日本古来の神道と渾然一体となっているものもある。
大黒様
元々ヒンドゥー教の「大黒」という神様だったのですが、そこに仏教の「大黒天」や神道の「大国主命(おおくにぬしのみこと)」が混ざってしまって、ひとつの「大黒様」とみなされるようになってしまったのだとか。
だるま
現在では何らかの祈願を行って、それが成就したときに目を書き入れる”祈願成就の縁起物”として禅宗のみならず広く一般的に親しまれるものになっていますよね。ちなみに達磨大師の座禅姿を描いたものとされるのが↓こちらです。
名古屋の縁起物
歴史は室町時代にまでさかのぼるといわれる歴史ある逸品です。
名古屋提灯
提灯の歴史は、古く室町時代にさかのぼるといわれ、江戸時代には盆供養に提灯を使う風習が生まれ、盛んに作られるようになりました。小田原提灯、岐阜提灯などが有名ですが、名古屋提灯も歴史の古い業者が多く、又、和紙を通しての柔らかな光が欧米人にも好まれました。明治初期には貴重な輸出品として全国一の生産を誇った時期もありました。現在では、盆提灯・観光土産提灯などが主に生産されています。
なかなか可愛らしいものもあるので、一度ご覧になってみると良いのではないでしょうか。
提灯型テーブルランプ
創業天正十三年(一五八五年)。
安土桃山時代より続く西川庄六商店は、今でいう[セレクトショップ]。
近江から大阪、江戸で日本中の良い物を取り扱いました。
そして、現代。
西川庄六商店は、日本に今も残る[工芸品]や[民芸品]、[日用品]など 日本の暮らしに根差した「良いモノ」を
見つめ直し、現代の暮らし方に合わせてご提案致します。
直接火を点けるわけではなく、電気で明かりを灯すテーブルランプになっているため安全です。
普通の電気スタンドでは物足りない、という方にもなかなか面白いのではないでしょうか?
暖かい明かりが目にも心にも優しい逸品です。
三和神社のうさぎ根付・みくじ
その動物的特徴から「活動的」「飛躍」「向上心」といった仕事面での験担ぎとして用いられています。
その長い耳が流行をとらえるファッショントレンドのお守りとして。
その高い繁殖力から子宝をもたらす子孫繁栄の象徴として。
などなど、いろんないわれがあるのですよ。
スマートかつキュートなデザインが素敵ですね。
女性にも喜ばれそうです。
そしてそしてこちらがうさぎみくじですね。うーん福々しい、これは筆者も欲しくなってきました。
他にも様々な縁起物が用意されています。もし足を運ぶ機会がある方は、ぜひご覧になってみると良いのではないでしょうか?