幸運を呼びたいと、誰しも考えたことがあると思います。
さまざまな方法がありますが、縁起を担いでくれるアイテムを取り入れる方法もおすすめです。
種類も沢山あるので、購入がしやすいなど、気軽に取り入れられるので是非お試し下さい。
もくじ
招き猫
招き猫
広く世間に親しまれ始めたのは江戸中期といわれ、その由来には様々な説があるようですが、各地に伝わっているのが「猫が顔を洗って、手が耳の上を越せば来客がある」というものです。
英国でも黒い猫は幸運を呼ぶ「ラッキーキャット」といわれています。白い猫は・・・福を招く
黒い猫は・・・病を防ぐ ・ 商売繁盛
金色の猫は・・・金運を招く
上げている手には色々な意味があります。
右手を上げていれば・・・お金を招く
左手を上げていれば・・・人を招く
招き猫に関しては、白色や黒色や金色などがあります。
色によっても意味が違うので、覚えておくとよいでしょう。白い招き猫で福を招いて、幸運を得られた。
黒い招き猫で福を招いて、病を防いだり、商売が繁盛して幸運を得られた。
金色の招き猫で福を招いて、金運を招いて幸運を得られた。
など、さまざまなパターンも考えられるので、
今自分が何を呼び込みたいのか、どういうふうに幸運を得たいのかを考えて、
どの招き猫にするのか考えるのもおすすめです。
凧
実は凧揚げをお正月にあげるようになったのは
江戸時代からとされており、その時代の凧揚げは
年中、子供に限らず大人も色んな場所であげていたみたいで
凧揚げという遊びは江戸中に広がり、とても人気だったみたいです。
幕府の対策説
江戸の庶民の凧が武家屋敷や参勤交代の際の列に入って通行を妨げる事件が多々起こり、凧揚げの禁止令が出て幕府は対策を考え武士が家に居て参勤交代の行列も無い
お正月にならと、凧揚げがお正月にされるようになった由来とされます。
お祝い説
江戸時代に男の子が生まれた家庭ではお祝いに凧揚げをお正月にするという意味があり凧揚げには祈願や厄除けなどの
願いも込められていたとされた由来があります。
陰陽五行説
陰陽道の陰陽五行説が関係している説があり凧揚げをするのは、お正月を気持ちよく迎える為に
陰陽五行説の意味とされる火の力を強めて金の力を弱めるという
お正月のおまじないだったという由来ともされています。
火の難を逃れるとも言われており、安心して生活をするのに欠かせないものだとも感じます。
お正月には凧をあげてとも言いますし、昔から楽しまれてきましたが、
江戸時代からということで、近代に近く身近に感じることも出来ます。
凧あげがされるようになったきっかけも、いくつか説があるようで、
昔のことを想像しながら、凧について考えるのも良いですね。昔ながらの絵柄の凧をあげても良いですし、
自身で絵を書くなどして、オリジナルの凧を制作しても良いでしょう。
大人も楽しめますが、子供にも人気があるものですので、
家族で楽しんで、幸運を呼び寄せるのもおすすめです。
凧あげをして楽しむのも良いですし、置物として飾っておくことも出来ます。
熊手
酉の市の熊手が縁起物なのはなぜ?
開催当初の酉の市は、収穫祭として行われていました。
人の集まるところには、決まって市が立つ時代です。熊手③
酉の市も、例外ではなく
鶏を奉納するために訪れる人達を相手に
農機具や農作物、古着などが、露店で商われていました。その中で売られていたのが、あの「熊手」です。
落ち葉を「かき集める」道具の熊手が
商売人のしゃれとでもいうのでしょうか
「運をかき込む」「金銀をかき集める」道具として
次第に縁起物とみなされるようになりました。
落ち葉をかき集めるだけではなくて、幸運を呼び込んでくるという意味もあるのですね。熊手に華やかに飾りつけがされていて、
自宅などに飾っても目立ちます。
ずっと飾っていると、飾っていることを忘れてしまいそうですが、
華やかで目立つので、目に入りやすく、つい頭を下げてお願いしますとお辞儀をしてしまいそうです。
いつも傍に居てくれているのだな、見守っていてくれるのだなと、
再認識もしやすいので、熊手は取り入れやすい幸運の縁起物ではないでしょうか。
シーサー
シーサーは魔除けや幸運を招く守り神。福を呼ぶえんぎものです。
昔、沖縄のある集落で頻繁に起こっていた火事を鎮めたという説があるため、火の難を防ぐ力もあるといわれているつわもの。漆喰や焼き物、張子など、たくさんの種類があり、素材から出る味わいもさまざまです。
沖縄に住んでいる方は身近なものでしょう。
そして、沖縄以外に住んでいる方でも、
沖縄の特集などでも目にしたこともあるでしょうし、
お土産でもらったことがあるという方もいらっしゃるでしょう。
日本全国でもシーサーは有名です。
シーサーのルーツを知る
発祥は中東辺りのライオンが元になっている縁起物。日本に伝わってくる過程でその文化が姿形を変えてきたとされています。
沖縄経由で伝わってきたものは東南アジアなどを経由してきており、マーライオン等のような物などが有名です。日本ではこちらから伝わってきたものをシーサーと呼びます。
日本本島の神社等で見られる狛犬は大陸を通り朝鮮などを経由して伝わってきたとされています。これを「狛犬」といいます。
邪気を払う力があるということからも、幸運を呼ぶ縁起物と言われています。
迫力がありますので、屋根から目を光らせて、
悪いものが入らないようにと見守ってくれているように感じます。
ただ守ってくれるものというだけではなくて、ルーツを知ることで、
さらに興味を深めることが出来るのではないでしょうか。実際沖縄で飾られているシーサーを見ると、
黒色や灰色など、シンプルな色が目立つように感じます。
しかし、最近は赤や青などのカラフルなシーサーも増えていますし、
可愛らしいデザインのものも出回っていますので、
沖縄土産の際にも人気があります。
最後に
案外身近にあるものも多いですし、昔から愛用されているものも多いです。
気軽に取り入れられるものも多いので、是非活用して欲しいと思います。