日本の伝統が美しい!年中行事と月別の縁起物をご紹介♪

 

 

月別の縁起物を年中行事にからめてまとめてみました。日本では1年を通してたくさんの行事がありますが、どれも美しい日本の伝統を感じさせてくれます。縁起物を飾り行事をこなしていくことは、厄を払い幸せを呼び込む上で大切なことですね!

もくじ

1月

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【お正月】は日本の伝統をもっとも身近に感じられる行事ですね。
お正月には、注連縄や門松を美しく飾り新年を祝います。
また、色鮮やかなおせち料理も縁起が良いとされています。
昆布巻き、伊達巻、栗きんとん、黒豆などなど…1品1品にいわれがありますよ!
そして7日には七草がゆ、11日には鏡開きもあります。

2月

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2月といえばやはり【節分】ですよね!
節分には柊鰯を飾り、枡に入れた大豆を撒いて厄除けをします。
鬼のお面をかぶったり、お菓子投げをしたりと、節分は子供たちの大好きな行事となっています。
そして、年の数だけ豆を食べます。

3月

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3月3日の【桃の節句】、ひな祭りは日本の代表的な行事のひとつです。
女の子がいる家庭ではひな人形を飾ります。
縁起物は桃の花!祭壇には菱餅やひなあられをお供えします。
ひな人形のうち、七段飾りは一昔前こそもてはやされましたが、
場所を取ったり飾る手間もかかることから、現在ではコンパクトな親玉飾りが好まれています。
そして、3月20日前後3日間はお彼岸。縁起物とされる「ぼたもち」を食べて厄除けをしましょう。
雛壇飾りのうち7段で構成されているもの。七は縁起のよい数字とされる。江戸時代以降の一般的な段飾りとしては最も壮麗な一揃い。飾られる雛人形の数から「十五人飾り」とも言う。より簡易な構成としては五段飾り、三段飾り、親王飾りなどがある。

4月

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4月は花の季節です。
古くから花と言えば桜を指し、1年のうち3月終わりから4月にかけてのみ咲き誇ります。
桜の名所を歩いたり、仲間たちとお花見を楽しむのもいいですね!

5月

5月5日は【端午の節句】、子供の日ですね!
男の子のいる家庭では鯉のぼりや五月人形を飾ってお祝いします。
五月人形には鎧飾りや兜飾りなどがあります。有名戦国武将の鎧兜が大人気!
人形には柏餅やちまきをお供えします。

6月

6月の別名は【水無月】。
この水無月という名の和菓子は、ういろうの上に小豆が載っているお菓子で、
暑気払い・厄除けの縁起物とされています。
6月30日、京都で執り行われる無病息災の神事「夏越祓」で、水無月が食べられます。

7月

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7月の縁起物は笹と竹。そう、【七夕】ですね!
七夕には色とりどりの短冊に願いごとを書いて笹にくくりつけますよね。ところで七夕と言えば、
1年に1度、7月7日に織姫様と彦星様が天の川を渡って出会うという伝説があります。
そして竹ですが、竹の内部は空洞になっていて、中から美しい少女が現れたというかぐや姫のお話もあります。
このように、七夕は宇宙と関係が深い行事でもあるんですね。

8月

お盆には亡くなった人が帰って来ると言われています。
8/13日には松明を焚いて迎え盆をしましょう。
仏壇の回りは提灯で飾り、真菰で編んだござの上に位牌やリンなどを移します。
那須や胡瓜におがらを刺して、牛馬を作り、仏花にはホオズキを混ぜます。
お霊供膳のほか団子やおはぎをお供えします。
セミの声、風鈴の音に提灯の灯り。日本のお盆は美しく風情がありますね。
胡瓜の馬はご先祖さまの霊が一刻も早くお戻りになるように、茄子の牛はゆっくり帰って戴くための乗り物の意味があります。

9月

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9月の伝統行事で代表的なものは【お月見】ですね。
「十五夜(中秋の名月)」に団子やお餅をお供えし、ススキを飾って秋の収穫を祝います。
秋分の日を挟む前後3日間は秋のお彼岸です。
仏壇にはおはぎや落雁をお供えしてお墓参りに出かけましょう。

10月

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海外からやって来たお祭り【ハロウィン】。日本でもすっかり定着していますね!
ハロウィンの日には、オレンジや黒のマント姿で仮装した子供たちや、
カボチャのお化け、ジャックオーランタンやドクロ、クモの巣の飾りつけが、私たちの目を楽しませてくれます。
このようにハロウィンは、大変賑やかで楽しいイベントですね!
ハロウィンの場合は、死者の魂だけでなく魔物もこの世にやってきます。この時、魔物に魂をとられたくないために、人間が魔物の格好をして防ぐのです。
ハロウィンも日本でいう魔除け、厄除けに近い意味を持つお祭りなんですね。

11月

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11月の代表的行事として【七五三】があります。
七五三とは、子供の無事な成長を願い神社にお参りすることです。
昨今では、着物や袴を着用した姿を写真館で記念撮影する家庭が多いようです。七五三に配られる「千歳飴」。千歳飴は子供が長生きするようにと願いが込められています。
そのため、あのように長い姿をしているのですね。
医療技術も発達していなかったその昔、乳幼児の死亡率が高く、
千歳飴に込められた願いは切実なものだったのでしょう。

12月

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1年の締めくくり、12月には縁起物も盛りだくさん!

12/21ごろは冬至。1年でもっとも日が短い日です。
カボチャを食べたり柚子湯に入って厄払いし運気を呼び込みます。

そして12/24・25日はクリスマス。
クリスマスにはツリーを飾りますが、ツリーには常緑樹が使われます。
一年中、葉を茂らせる常緑樹は強い生命力を象徴しています。

12/31は大晦日。年越し蕎麦には「一年の厄を断ち切る」という意味があるようです。

12月には忘れてはいけない重要な行事があります。それは「煤払い」、すなわち大掃除です。
1年の汚れをすっきり落とし、気持ち良く新年を迎えましょう。

煤払いとは?

年末に天井や壁にたまった煤を取除き大掃除をすること。近年は正月休みに入る 12月 29日とか 30日が多いが,伝統的には 12月 13日に行なった。この日は正月を迎えるための準備を開始する神聖な日であった。
絵写経

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