冬至といえば縁起がいい【柚子湯】由来や効果を学ぼう!

 

 

「冬至といえばかぼちゃ」という方もいらっしゃると思います。しかし、「柚子湯」も欠かせません。そもそもどんな由来で生まれた習慣なのか、どんな縁起があるのか、健康にはいいのかなどなど、この際学んでみませんか?

もくじ

そもそも冬至とは……

12月22日は冬至です。
一年の中で最も昼間が短く夜が長くなるとされるこの日は、
季節の区切れを忘れないようにとする意味合いもこめて様々な風習があります。
冬至にかぼちゃと柚子湯はなぜ?改めて聞かれて困らないために! | ももママblog (14144)

冬至は「一陽来復(いちようらいふく)」の日

中国や日本では、冬至は太陽の力が一番弱まった日であり、この日を境に再び力が甦ってくると考えます。そこで、冬至のことを陰が極まり再び陽にかえる日という意の「一陽来復(いちようらいふく)」といい、この日を境に運も上昇するとされています。また、悪いことが続いても、回復してよい方向に向かうという意味もあります。
古代には冬至を1年のはじまりとしていた時代もあり、冬至に未来への希望をつないだのでしょう。

カボチャもいいけれどやっぱり柚子湯!

冬至にはかぼちゃを食べる、というご家庭も多いでしょうが、
滅多にしないという意味では柚子湯のほうがなんとなく特別感がありますよね。
柚子のお風呂に入ると健康的になったような気がします。
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自宅に帰って、嫁さんがカレーを作っていたので、具を聞いたところ、
いまいち美味しさに欠けていたので、具材を買いにスーパーに行きました。
すると、果物コーナーに柚子が置いてあったので、¥1,000分ほど買いました。
15~16個買えたと思います。自宅のお風呂に、15~16個も入れると、中々の迫力です。
イタズラ男も、大満足のようで、『いいにおいするぁ~』なんて、
一人前の様な事を言って、笑ってしまいました。(^^

お風呂に柚子を入れるなんて、独身時代は考えられません。
イタズラ男が居てくれたからこそ、何でもない事が楽しく感じられます。
明日の天皇誕生日は、東映太秦映画村に行ってきます。
もちろん、仮面ライダーゴーストとニンニンジャーが来て、握手してくれるからです。

いつから始まったの?

現代に生きる我々は習慣だからなんとなく、という理由で柚子湯に入りがちですが、
そもそもどのようなきっかけで始まったのでしょうか?
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日本では、江戸時代頃より冬至に柚子を浮かべた湯舟に入浴する習慣がある。「ゆず湯に入れば風邪を引かない」と言われている。冬至の日において、柚子湯を用意する銭湯もある。

どんな縁起があるの?

冬至2016年はいつ?かぼちゃやゆず湯の由来・理由は(なぜ)? | アリスの陽なたぼっこ (14155)

例えば、かぼちゃが縁起がいいとされるのは、
別名「南瓜」のなかに「ん」が二つ付いていて「運」を思わせるから縁起がいい、という話もあります。
ではこの柚子湯の習慣はどんな縁起と結びついているのでしょうか?
冬至はかぼちゃの他に「柚子湯」に入ることで有名です。
柚子っていい香りがしますよね。
昔はその香りの強さから柚子には神力や霊力があると言われてきたんです。そして、昔は今の様に毎日湯船に浸かれたわけではなく、湯船に浸かることも珍しかったので、ゆずを入れたお風呂に入ることは冬至の大事な儀式のようなものだったんですよ。

後付なのか、元来願いが込めらていたのか不明ですが、「柚子湯 ⇒ 融通」とかけて、融通が利きますように、と言う願いもあるそうです。

冬至の季節になるとスーパーでもゆずを見かけますが、いかんせん高いので、箱で買って実家と分けて使ったりするか、柚子湯の入浴剤を使うのがおすすめです!

やはり健康のために考えられたことなんですね。

効能はあるの?

しかし、漠然と健康にいい、とおもっているだけでは実際の健康につながりません。
本当に健康にいいのかどうかを知る必要があります。
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ゆずの果汁や果皮には多くの栄養が含まれています。お肌に良いと言われているビタミンCの含有量は柑橘類の中でもトップクラスです。ゆず100g中に含まれる果汁のビタミンC含有量は40mgですが、果皮には150mgと特に多く含まれています。ビタミンCは肌の保水性を高め、抗酸化作用を有することから、乾燥肌の予防や老化予防が期待でき、肌を守るバリア機能の効果が期待できます。ゆずを果皮ごと食べることはほとんどありませんが、ゆずを浴槽に入れることで、ビタミンCが果汁・果皮両方から湯に溶けだします。ビタミンCが溶け出したゆず湯に入ることでお肌の手入れができてしまうのではないでしょうか。
このように、柚子湯はしっかりと健康に気を使って考えられた習慣であるということがわかりました。
先祖代々の習慣を将来へと受け継ぐためには健康な体でいなくてはなりません。
風習を受け継ぎつつ健康であれる柚子湯はうってつけのものであると言えるでしょう。
絵写経

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