金運・仕事運アップ!【琥珀】は精神を安定させる宝石♪

 

 

琥珀「英名Amber(アンバー)」には、精神を安定させる効果があり、金運、仕事運、人気運が良くなるといわれています。そんな魅力的な宝石「琥珀」について調べてみました。あなたも琥珀に魅了されてみませんか?

もくじ

「琥珀」って何?

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琥珀(こはく)またはコハク(英: Amber、アンバー)は、天然樹脂の化石であり、宝石である。 半化石の琥珀は、コーパル(英: Copal)という。 鉱物ではないが、硬度は鉱物に匹敵する。色は、黄色を帯びたあめ色のものが多い。

琥珀とは、数千万年~数億年前、地上に繁茂していた樹木の樹脂が土砂などに埋もれ化石化したもので、いわば「樹脂の化石」。

久慈の琥珀は、約8,500万年前のもので、南洋スギ(学名アラウカリア)が起源樹種と考えられており、商業価値として用いられている最も古いものなのです。

宝石といえば、真珠、珊瑚、べっ甲など、一部が動物に属するほかはほとんどが鉱物で、琥珀のように植物に属するものは極めて珍しいもの。そのため、生成の過程で古代の昆虫、葉、花、樹の皮などが自然に入りこんだ石もあり、これは、大変希少性を持ち、学術的にも価値があります。

琥珀は、宮沢賢治に愛された石でもありました。
宮沢賢治は幼少の頃から大変な石好きで、「石っこ賢さん」と家族や知り合いに言われていました。盛岡高等農林学校(現・岩手大学農学部)で鉱物を学び、
宝石や鉱物に詳しかったためか賢治文学には宝石が多く登場します。
その多くの宝石の1つに琥珀がありました。

琥珀は賢治の故郷岩手県の特産品であり、賢治にとっては身近なものでした。
彼の作品には30数ヶ所の〚琥珀〛ということばが登場しています。
宮沢賢治は琥珀をこよなく愛し続けました。

「琥珀」は何からできている?

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琥珀って何からできてるの?

琥珀のもとになった樹木ですが、“樹脂”というと、“松ヤニ”を連想します。 しかし、実際に琥珀のもとになった樹木は広葉樹から針葉樹までさまざまです。

時代によっても、もとになった樹木の種類は異なり、現生の樹種もあれば、絶滅した樹種もあります。また、産地によって琥珀の色には多少の特徴が見られます。

琥珀の間

琥珀の間

2003年に再建された、サンクトペテルブルク・エカテリーナ宮殿の「琥珀の間」
琥珀の産出量は、ポーランド・グダンスク沿岸とカリーニングラード州だけで
世界の産出量の85%を占めています。
また、アジアでは中国のほかに岩手県の久慈の琥珀があります。こちらは宮沢賢治が愛した琥珀で有名です。

「琥珀」の効果は?

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アンバーの効果

アンバーは精神を安定させる効果があると伝えられています。

アンバーは太陽のエネルギーを含み、元気のない時に身につけると生命力が高まり、気力が沸いてくる。

アンバーをこすると静電気を帯びる帯電効果があることから良い気を引き付けるとされ、金運、仕事運、人気運が良くなると言われる。

また、邪気を払う効果もあるとされ、アンバーを子供が持つと悪霊や災、病気から守り、大人が持てば健康と長寿につながるとされている。

琥珀婚

琥珀婚

ヨーロッパでは、アンバーをプレゼントする事は「幸運を贈る」という意味を持ち、積年の愛が花咲くと言われ、英国では結婚10年目にアンバー(こはく)を贈る「琥珀(こはく)婚」という風習がある。

「虫入り琥珀」は特に縁起が良いとされています!

虫入り琥珀

虫入り琥珀

虫入り琥珀は特に縁起が良いとされ、強い運を引き付ける効果がある。
琥珀は、生成の過程で古代の昆虫のほかにも、葉や花、樹の皮などが入りこんだ石があります。
宝石のほとんどが鉱物に属しているのに対し、琥珀が植物に属している点も珍しく希少性のある宝石です。

東洋では古くから「琥珀」は薬として利用されています。

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東洋では古くから薬として使用され、内蔵を整えて高ぶった精神を落ち着かせてくれます。 清の西太后は精神的な鬱状態の時に琥珀を用いた漢方薬を飲んでいたそうです。

「琥珀」は宝飾品として世界中で愛されています。

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琥珀の利用

ネックレス、ペンダント、ネクタイピン、 ボタンやカフリンクス、指輪などの装身具に利用されることが多い。 人類における琥珀の利用は旧石器時代にまでさかのぼり、北海道の「湯の里4遺跡」、「柏台1遺跡」出土の琥珀玉(穴があり、加工されている)はいずれも2万年前の遺物とされ、アジア最古の出土(使用)例となっている(ゆえに「人類が最初に使用した宝石」とも言われる)。

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宮沢賢治が愛したことでも知られる「久慈琥珀」。
久慈琥珀は、日本最大の琥珀の産出地、久慈地方で産出される約8,500万年前の恐竜時代の琥珀です。
歴史の謎を紐解く鍵として重要視されている「虫入り琥珀」も数多く発見されています。
絵写経

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