我が子の端午の節句を祝いたいけれど古風なのはインテリアに合わない、スペースがない等、事情は様々。こんなときどうする?古風でベーシックはもちろん、最近の変わった飾りを調べてみました!お祝いする気持ちが大事なのであなたらしい飾りを選びましょう。
もくじ
端午の節句
現代の端午の節句は親族や友達を呼んで我が子の成長を祝い
出世を願う行事です。
5月人形や兜、こいのぼりを飾り、ちまきや柏餅を食べますよね!
また、この日に菖蒲湯に入る地域もあります。
出世を願う行事です。
5月人形や兜、こいのぼりを飾り、ちまきや柏餅を食べますよね!
また、この日に菖蒲湯に入る地域もあります。
元々は国の安泰祈願
中国の楚の国の側近に屈原(くつげん)という人がいました。
この人は国民からとても慕われていたのですが、陰謀により失脚します。
屈原は国の行く末を案じながら川に身を投げます。
国民はたいそう悲しみ、屈原が魚たちに食べられないよう
船を出し太鼓を鳴らして魚を脅かしたりたりちまきをまいたりします。
これが国の安泰を祈願する風習に変わります。
この人は国民からとても慕われていたのですが、陰謀により失脚します。
屈原は国の行く末を案じながら川に身を投げます。
国民はたいそう悲しみ、屈原が魚たちに食べられないよう
船を出し太鼓を鳴らして魚を脅かしたりたりちまきをまいたりします。
これが国の安泰を祈願する風習に変わります。
その風習は、病気や災厄(さいやく)を除ける大切な宮中行事、
端午の節句となったと言われています。
三国志の時代に端午の節句は、魏(ぎ)の国により旧暦五月五日に定められ、
やがて日本にも伝わって行きました。
男児の行事になったのは徳川家がきっかけ
江戸時代には徳川幕府の重要な式日が5月5日と定められ、
大名や旗本が式服で江戸城に参り、将軍にお祝いを奉じるようになりました。
また、将軍に男の子が生まれると、玄関前に馬印〔うましるし〕や
幟〔のぼり〕を立てて祝いました。
こうして時代と共に男の子の誕生と成長を祝うお祭りへとなっていきました。
菖蒲と尚武が同音であることから5月5日が男の子の節句となり、
立身出世の象徴の鯉のぼりや強さを意味する
武者人形が飾られるようになったそうです。
飾りは誰が用意するもの?
初節句に飾る五月人形は、お嫁さんの実家から贈るのが普通ですが、
現在は、可愛いお孫さんのために両家で折半することもあります。
五月人形は、前述のような意味があるのですから、
おじいさんやおばあさんが心を込めて自ら選びたいものです。
お仲人さんや親戚、友人は、金太郎や桃太郎などの人形や、
鯉のぼりを贈るのが一般的です。
【飾り】ラインナップ
ご家庭によって考え方はそれぞれ、
自分の家に合った飾りを選びましょう!
自分の家に合った飾りを選びましょう!
三段飾り
via www.koboku.info
とっても豪華ですね!
この三段飾りに白馬が飾られることもあります。
白馬については後ほどご説明します。
この三段飾りに白馬が飾られることもあります。
白馬については後ほどご説明します。
五月人形
鎧・兜は元来身体防具として身を守るもので、
五月の男の子のお節句では、災いからお子様の身を守り、
代わりに厄を受け取るいわば、「お守り」の役目として、
美しき日本の風習を製品と共に現代に伝えます。
我が子が将来どのような男性になってほしいか考え、
お好みの武将を選ばれる方が多いです。
収納に場所を取らない兜飾りのみもあり、
兜のみは転勤族や集合住宅にお住いの方に喜ばれます。
お好みの武将を選ばれる方が多いです。
収納に場所を取らない兜飾りのみもあり、
兜のみは転勤族や集合住宅にお住いの方に喜ばれます。
こいのぼり
「鯉の滝登り」という言葉はご存知ですよね。
中国の黄河の中流に激流が連なった難所があり、
そこは「竜門」と呼ばれていました。
下流からいろいろな魚が群れをなしてさかのぼってきますが、
鯉だけが滝を登りきって竜になるという故事です。
このことから、鯉は立身出世のシンボルとされました。
「うちに男児が産まれたよ」と知らせる意味もあったそうです。
金太郎
金太郎は足柄山を通りかかった源頼光にその腕を認められ、
家来に迎えられた後は、源頼光たちと共に、
都に悪さをする大江山の鬼「酒呑童子」を退治する等、活躍を見せました。
五月人形「金太郎」は、男の子の健康と立身出世を祈るにふさわしい、
サクセスストーリーを持った五月人形なのです。
金太郎は実在の人物、坂田金時がモデルです。
白馬
via www.amazon.co.jp
馬は生まれてすぐ自分の足で立って歩くことができることから、
丈夫で健康なことが連想されることはもちろん、
「立ち上がりが早い」=立身出世の象徴と考えられました。
さらに白馬といえば、古くから邪気を祓い、縁起を担ぐ神聖な動物として、
神事などでもよく登場していました。
スペースに限りがあるご家庭でもこれなら飾れます!
こちらもオススメ!
≪虎≫
虎は「日に千里行って千里戻る」と言われ
強くたくましく育つようにと願って。
≪打ち出の小槌とねずみ≫
幸を呼び、金運を授ける。ねずみは
大黒様の使いで開運出世、子孫繁栄の
意味を持ちます。
≪こま≫
男の子の遊び道具。
「息長く廻る(健康長寿)」
「廻りが良い(金運上昇)」とも例えられる。
≪弓矢≫
魔除け、厄除けのお守り「破魔弓」
として男の子の初春を祝うお正月飾り。
≪桃≫
邪気を除ける強い力で悪霊を退治。
延命長寿。
≪七宝まり≫
七宝の形を表す縁起物。まりは幼子の
遊び道具。円満に美しく育てと願いを込めて。
≪菖蒲≫
邪気を祓う魔除けの力、薬草の働きがある。
また、「尚武」「勝負」に通じる縁起物。
これは一例です。
飾り一つ一つに意味があり飾る意義を感じます。
吊るすことができ場所をとりません。
飾り一つ一つに意味があり飾る意義を感じます。
吊るすことができ場所をとりません。
手作りの暖かみを感じます。
これもアリ!
リヤドロ製で、世界3500体限定です。
ガラス製です。
via www.narinari.com
好きなキャラクターでもいいですよね♪
ヨモギなどの薬草を食し厄除けをする端午の行事があります。
これが江戸時代に入り男児の健康を祝う行事に変わります。