花を見ていると心が癒やされますよね。花を飾ると、その美しい見た目と香りの癒し効果でリラックス出来るといわれています。それぞれの花の持つ花言葉を知って、運気を呼び寄せる空間を作りましょう。これを機に花言葉も覚えたいですね♪
もくじ
花言葉の歴史
まず、花言葉の発祥ですけど、17世紀頃のトルコ(オスマン帝国のイスタンブール)というのが定説のようです。トルコには文字や言葉ではなく、花それぞれに意味を持たせて、それを相手へのメッセージとして贈る、という習慣があったようです。「花に自分の思いを託して贈る」なんて、なかなかロマンチックですね。例えば、「美しい人」という意味の花と、「永遠の愛」という意味の花を相手に贈れば「美しいあなたを永遠に愛します」というメッセージになる訳です。もし、そのお返しに「永遠」という意味の花と、「友人」という意味の花を贈られれば、「ズッとお友達でいましょうね」という返事になるのでしょう。
送り物の定番「胡蝶蘭」
代表的な色は白とピンクですが、イエローのものや、リップと呼ばれる種類もあります。
色によっても花言葉が違うのでご紹介します。
花名の胡蝶は、チョウ(蝶)そのものの意味の他に、蝶をモチーフとした舞のことも指します。花言葉の意味からもウエディングに人気の高い花です。コチョウラン全般の花言葉は、
「幸福が飛んでくる」「純粋な愛」
※西洋での花言葉・英語 Language of flowers
「love(愛情)」「beauty(美)」「luxury(高級、豪華さ)」「refinement(上品、優雅)」
白の胡蝶蘭花言葉は「清純」
清楚で美しい純白の花。白の胡蝶蘭の花言葉は花嫁のイメージにぴったりで、ウェディングドレスやブーケとの相性も抜群です。
ピンクの胡蝶蘭花言葉は「あなたを愛します」
ピンクの胡蝶蘭は情熱的な花言葉をもち、プロポーズのときに男性から女性に贈る花として人気があります。
色によって用途も違ってきますが、特に白はビジネスの定番となっていますね。
健康的な美を感じさせるガーベラ
周りを明るくする力を持った花はアレンジメントにもぴったり。
他の花と組み合わせても素敵です。
ガーベラの花言葉
『希望』『常に前進』● 色別の花言葉
赤色:神秘/燃える神秘の愛
ピンク色:熱愛/崇高美/童心に帰る
オレンジ色:神秘/冒険心/我慢強さ
黄色:究極美/究極愛/親しみやすい
白色:希望/律儀
西洋サクラソウ「プリムラ」
前向きな花言葉がぴったりの可憐な花が人気となっており、寄せ植えを楽しむ愛好家が多い花です。
品種改良等により多くの種類の総称なので、個々の花言葉もあります。
花言葉「運命を開く」は、リング状に集まった花が次々と段をなし、厳しい冬の寒さを乗り越えて咲くことからつけられたのでしょう。
プリムラ(西洋サクラソウ)花言葉は
(オブコニカ)「富貴」
(野生の西洋桜草)「少年時代」「青春」
(ポリアンサ)「可憐」「神秘な心」「うぬぼれ」
(マラコイデス)「素朴」「勝者の寛容」「初恋」
(シネンシス)「永遠の愛」
(ジュリアン)「青春の喜びと悲しみ」
(オーリキュラ)「貪欲」
華やかな気品があるダリア
大型のものは、直径10cm以上にもなり見応えも十分です。
ダリアの良い意味の花言葉は「華麗」と「優雅」です。まさにダリアの花の見栄えをそのまま表現したような花言葉です。良い意味の花言葉なので、華麗な相手に贈りたい花言葉です。
幸せを届けるベゴニア
学校や公園の花壇など、身近なところで目にすることができる花の代表格であるベゴニア。害虫にも強く、育てやすいことから、身近に置くにはピッタリの花だからだと思います。ひとことでベゴニアといっても、種類は様々で、世界にはなんと2000種類ものベゴニアがあるそうなんです。さらに2000種類の原種から作った、15000種類もの交配種があるんですって。