最終更新日:2026年1月20日
「縁起物(えんぎもの)」は、運やご縁にまつわる“良い兆し”を形にして、日々の暮らしの中で前向きな気持ちを整えるためのものです。
ただし、縁起物は「持てば必ず効果が出る」と断定できるものではありません。大切なのは、目的に合ったものを選び、失礼にならない形で扱い、暮らしを整えるきっかけにすることです。
この記事の要点
- 縁起物は「ご利益を保証する道具」ではなく、暮らしを整える象徴として捉えるとブレない
- 選び方は「目的(家内安全/厄除け/金運/商売繁盛など)」で決めるのが簡単
- 飾る場所は「清浄・安全・毎日目に入る」を優先(落下対策も大切)
- 神社の授与品(御札・お守り等)は、基本的に授与元の案内を優先し、返納も丁寧に
縁起物とは?(縁起物百科としての定義)
縁起物は、古くからの信仰・習俗・年中行事の中で、「福を招く」「厄を避ける」「願いを立てる」といった気持ちを形にしてきたものです。
現代では、次の3タイプに整理すると選びやすくなります。
- 授与品(寺社):御札(お神札)、お守り、御朱印、破魔矢、絵馬など
- 置き物・飾り物:招き猫、だるま、干支飾り、熊手、張子など
- 年中行事・食:節分、正月飾り、鏡餅、恵方巻など(行事そのものが縁起の枠組み)
目的別:縁起物の選び方(ここだけ読めば迷わない)
家内安全・健康を願う
- 御札(お神札)
- 家内安全のお守り
- 家の守りに関する授与品(寺社の案内を優先)
厄除け・災難除けを願う
- 厄除けのお守り
- 破魔矢・破魔弓(授与品)
- 厄払い(祈祷)を受ける(作法は寺社の案内に従う)
金運・商売繁盛を願う
- 招き猫(置き物)
- 熊手(商売繁盛の象徴として知られる)
- 金運のお守り(授与品)
学業・試験・仕事運を願う
- 学業成就のお守り
- 合格祈願(絵馬やお札など、寺社の作法に合わせる)
恋愛・良縁を願う
- 縁結びのお守り
- 絵馬(願意を言葉にすることで気持ちが整いやすい)
※上記は「代表例」です。寺社の授与品は種類が多く、名称や扱いも異なるため、授与元の案内があれば必ず優先してください。
縁起物の飾り方:失礼になりにくい基本
- 清浄で安全な場所(落下しない、火や水回りの近くを避ける)
- 毎日目に入り、手を合わせやすい(置いたまま忘れない)
- 家族の生活導線を邪魔しない(“踏まない・跨がない”場所へ)
縁起物は、完璧な方角よりも「丁寧に扱える形」を優先したほうが、結局長く続きます。
いつまで持つ?交換・処分(返納)の考え方
縁起物の“期限”は種類によって異なります。特に寺社の授与品(御札・お守りなど)は、一般に「一年を目安」とされることが多い一方、授与元の案内が最優先です。
- 授与品(御札・お守り等):授与元(難しければ近くの寺社)へ返納し、お焚き上げ等の案内に従う
- 置き物(招き猫・だるま等):行事や節目で入れ替える人もいれば、長く大切にする人もいる。感謝して手放すなら、寺社の納所や供養の案内がある場合は相談する
よくある質問(FAQ)
Q. 縁起物は複数持ってもいい?
A. 基本的に問題ありません。大事なのは「放置して粗末にしない」ことです。丁寧に扱える数・置き方に整えるのがおすすめです。
Q. いただき物の縁起物でも大丈夫?
A. 多くの場合は問題ありません。気持ちを込めて大切に扱い、授与品の場合は授与元の案内(返納・保管)を優先してください。
Q. 効果が感じられないときは?
A. 縁起物は効果を保証するものではありません。むしろ「暮らしを整える合図」として、掃除・家計・習慣を見直すきっかけにすると、納得感が出やすいです。














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